2019.08.05SEO記事一覧

検索順位で1位まで上げるためのSEO対策の方法とは?

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Webサイトの運営を担当している人にとって、「検索順位を上げること」は重要な役割の1つです。いくら魅力的なコンテンツを作っても、商品を宣伝したくても、検索順位が上がらなければユーザーに見つけてもらえないからです。

検索順位を上げるための対策を「SEO対策」と言い、さまざまな手法が存在します。しかし、検索の仕組みも日々変動しているため、少し前までは有効だった施策も、今は効果が薄い…というケースが少なくありません。

今回は、現在の検索エンジンの仕組みに従って、検索順位向上を狙うためのSEO対策の方法について分かりやすくご紹介します。

検索順位とは?

SEO対策について説明する前に、そもそもの前提知識として「検索順位とはなにか」について触れておきましょう。

「検索順位」と呼ばれるものは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードを検索した際に、検索結果に表示されるサイトの表示順のことを指します。上位10位内を”上位表示サイト”と定義するSEO業者もいますが、1位に表示されるサイトと、5位に表示されるサイトではクリック率に大きな違いがあります。

2017年にアメリカのInternet Marketing Ninjas社が調査したテータによると、検索結果1位表示されたサイトのクリック率は21.2%ですが、2位になるとクリック率は10.65%と半減します。5位になると、検索率は3.42%しかありません。

2017年にアメリカのInternet Marketing Ninjas社が調査したテータ

引用元:Internet Marketing Ninjas

もちろん、検索順位が高い = 売上につながるという訳ではありませんが、検索結果に表示されてもクリックされないのであればそれは機会損失です。少しでも多くのユーザーに訪問してもらうために、SEO対策を通じて少しでも検索順位を上げる必要があります。

検索順位ってどう決められているの?

では、検索順位はどう決められているのでしょうか。

検索順位は、Gooleなどの検索エンジンのアルゴリズムによって自動的に決まります。まずは、Googleのクローラーと呼ばれるロボットが、世界中のサイトの情報を収集します。クローラーにより検索エンジンに登録されることを「インデックス」と呼び、インデックスされたサイトについてさまざまな要素を踏まえてランキングされています。新しく作ったサイトがすぐに検索結果に反映されないのは、この「インデックス」をされていないからです。

検索順位を決めるアルゴリズムについては公表されていませんが、タイトルタグ、ページのボリューム、コンテンツの内容、被リンクの数、アンカーテキスト、表示速度、モバイル対応などさまざまな要素が加味されていると言われています。

以前はページ内のキーワードの数やリンクの数などが検索順位に影響を与えていましたが、小手先の対策で上位表示を狙う低品質なWebサイトが増えたことなどを背景に、Googleがアルゴリズムを一新。上記のように、現在はコンテンツ重視のアルゴリズムとなっています。

SEO対策を行う際は、最新のアルゴリズム傾向を把握し、それを踏まえた上で施策を展開していかなくてはなりません。そして、アルゴリズムは常に変動をし続けているため、一度SEO対策を終えて満足するのではなく、定期的な状況把握と、SEO対策のブラッシュアップを続けていく必要があります。

行うべき対策

現在の検索アルゴリズムを前提にして、SEO対策としてまずやるべきことを5つご紹介します。それぞれの項目に沿って、Webサイトの内容を最適化していきましょう。

ターゲットキーワードの選定

まずやるべきなのが、「ターゲットキーワードの選定」です。どのキーワードで上位表示するのかを決めていないというのは、ゴールの見当たらないままマラソンを走っているようなものです。

キーワード選びも「何を選んでもいい」という訳ではなく、ビジネスに合った的確なキーワードを選ぶ必要があります。そうすることで、よりコンバージョンにつながりやすいキーワードで上位表示を狙え、競合よりも優位にマーケティングを進めることも可能です。キーワードプランナー等のツールを使ったり、実際の検索結果を比較したりして、あらかじめどのキーワードでSEO対策を行うのか計画していきます。

3つのキーワードから考える

キーワードは、検索数やコンバージョン率から大きく3つのカテゴリに分けることができます。

ビッグキーワード

検索数が多く、競合も多い単語1つのキーワードです。「クレジットカード」「脱毛サロン」などが例としてあげられます。さまざまな目的で検索しているユーザーが多いので、このキーワードからのコンバージョン率は比較的低めです。

ミドルキーワード

2~3語のフレーズで検索される、検索ボリュームが絞られたキーワードです。「クレジットカード 比較」「脱毛サロン おすすめ」などです。ある程度検索意図が具体的になるのでコンバージョンも期待できますが、それでも競合が多いのが特徴です。

スモールキーワード(ロングテールキーワード)

ミドルキーワードよりも具体的な検索ワードです。「クレジットカード 限度額 比較」「脱毛サロン 新宿 おすすめ」などです。検索ボリュームが一気に少なくなりますが、コンバージョンに近いユーザーが検索するワードなので、より高いコンバージョンが見込めます。

各キーワードを例を交えると下記のようになります。

カテゴリー
キーワード
検索ボリューム
ビッグキーワード クレジットカード 246,000
脱毛サロン 18,100
ミドルキーワード クレジットカード 比較 14,800
脱毛サロン おすすめ 3,600
スモールキーワード クレジットカード 限度額 比較 20
脱毛サロン 新宿 おすすめ 10

ビッグキーワードで上位表示を狙うのは難しいので、ミドルキーワードとスモールキーワードを上手に組み合わせるのが有効な考え方です。

ユーザーが求めているものを考える

ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードという観点でも洗い出しましょう。Search Consoleヘルプでは以下の例示が示されています。

そのトピックについてよく知っているユーザーは、よく知らないユーザーとは異なるキーワードを検索クエリで使用するかもしれません。たとえば、長年のサッカーファンは「国際サッカー連盟」の略語である「fifa」というキーワードで検索し、新しいファンは「サッカー プレーオフ」のようなより一般的なクエリを使用するかもしれません。

引用元:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

こういった検索行動の違いを意識してキーワードを決めると、より多くの流入が期待できるでしょう。

ターゲットキーワードに見合った質の高いコンテンツの作成

ターゲットキーワードを設定できたら、そのキーワードを盛り込んだ質の高いコンテンツを作成します。現在のSEO対策では、この「質の高いコンテンツ」というのが非常に重要です。先述したSearch Consoleヘルプでも、『人を引きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。』と述べられているほどです。

ただ、質が高い = 網羅性が高く、ボリュームの大きいコンテンツというだけではありません。「ユーザーにとって役に立つ情報が掲載されているか」という点が求められます。役に立つ情報は、多くのユーザーに閲覧されて被リンクが集まり、Googleの評価も高めるという仕組みです。

コンテンツの質を高めるために、以下のポイントを意識して内容を構成してみましょう。

わかりやすく、明快なテキストにする

コンテンツの内容を構造化し、見出しや箇条書きを使ってわかりやすく整理します。文法の間違いのない、読みやすいテキストを心がけます。また、コンテンツの量も、テーマの内容を説明するのに過不足のない適切さを目指しましょう。長すぎてもコンテンツのテーマがぶれて分かりにくくなりますし、コンテンツ量が少なすぎればページの目的を達成できません。

新しい独自コンテンツを作成する

既存コンテンツのコピーではない、自サイト独自のコンテンツを制作します。

専門性と権威性を明確にする

できれば、そのコンテンツの執筆者情報を明確にし、記事の専門性と権威性を表しましょう。ユーザーの信頼度を高めることができます。

内部施策の実装

コンテンツの内容を作成したら、htmlを検索エンジンに向けて最適化する内部施策を行います。具体的には、以下の対応を行いましょう。

サイト全体に関する内部施策

サイト全体に共通する項目として、以下のうち対応できていないものがあれば設定を見直しましょう。いずれもユーザービリティ向上にも繋がる施策ばかりです。

URLの正規化

統一するURL表記を決め、301リダイレクトを設定する

エラーページの見直し

広告を表示しない、検索ボックスを入れるなどユーザービリティを意識する

sitemap.xmlとrobots.txtを設定する

クローラーの巡回を促すために必要

パンくずリストの設置

アンカーテキストリンクで設置、構造化マークを行う

サイト内リンクの整備

サイドメニュー・フッター部分に関連ページへのリンクを設置する

表示速度の改善

googleのツールに従い最適化

モバイル対応

スマホページの作成

各コンテンツごとの内部施策

タイトルタグ

キーワードを盛り込み、クリック率を意識する

hタグ

キーワードを適切に盛り込み、コンテンツを階層化する

ディスクプリクションタグ

コンテンツの内容を要約し、キーワードを適切に盛り込む

altタグ

画像の内容を適切に置き換える単語を設定する(キーワードの盛り込みはNG)

 
それぞれの項目について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。

被リンクの獲得

以前のSEOでは、外部からの被リンクの多さがサイト順位に大きな影響を与えていました。しかし、現在では購入した被リンクはスパム認定され、サイト順位下落の要因となります。しかし、自然に発生した被リンクはナチュラルリンクと呼ばれ、それが多いほど質の良いコンテンツとみなされます。いわゆる「口コミ」のような役割を果たすのです。

被リンクを獲得するためには、他の人に共有したくなるほどの良いコンテンツを作る必要があります。卵が先か鶏が先かという話になりますが、良いコンテンツを作れば自ずと被リンクが獲得できるとも言えます。

SNSでの拡散

被リンクを獲得するために重要な意味を持つのが、SNSです。多くの人に「拡散」できるのは、SNSの強みです。各コンテンツにSNSへのシェアボタンを埋め込むなど、良いと思ったコンテンツを気軽に拡散してもらえる体制を準備しておきましょう。

絶対にやってはいけないこと

検索順位アップを目指す上で、絶対にやってはならないことがあります。それは、「外部リンクの購入」と「低品質コンテンツの量産」です。いずれもGoogleのペナルティ対象とされ、発覚すると検索順位を大幅に下げられたり、検索結果に表示されなくなるリスクがあります。

また、たとえ検索順位が上がったとしても、この2点に該当するコンテンツはユーザービリティが著しく低いため、コンバージョンにつながらない可能性が高いです。

外部リンクをSEO業者から買う

先述の通り、以前は外部リンクの多さが検索順位に影響を与えていたため、サテライトサイトを量産して相互リンクを貼って上位表示を目指す施策や、外部リンクを手供する業者からの「リンク購入」を行ってSEO対策を行うのが実態でした。

しかし、Googleはこれらの不自然な外部リンクについて強硬な姿勢を取るようになり、警告やペナルティを課すようになっています。リンク購入をした結果、大幅な順位下落などのべナルティに合う事例が報告されているのです。外部リンクは決して業者から買わないこと。SEO施策の基本として頭に入れておきましょう。

サイトの評価を上げるために低品質なコンテンツを大量に投下する

コンテンツ量が検索順位に良い影響を与えると勘違いしている場合に多いのが、「低品質なコンテンツでも、大量にアップすればサイト全体の評価が上がり、ターゲットキーワードの上位表示が可能になる」という考え方です。しかし、これも近年のアルゴリズム変動により、ユーザーに有益でないコンテンツは検索順位が下がることが分かっています。

キーワードを無理やり羅列したような意味のないコンテンツはもちろん、自動生成されたコンテンツ、他のソースを複製したコンテンツなどはすべてNGです。ペナルティを受ける可能性もあります。現在のSEOで重視されるのは「コンテンツの質」ということを念頭におきましょう。

おわりに

検索アルゴリズムは日々変動・複雑化しており、「こうすれば必ず検索順位が上がる」という法則がないのが実際のところです。その中でも、現在のアルゴリズムが重視するポイントを抑え、ユーザーの求めるコンテンツを丁寧に提供することで、検索順位アップは十分に見込めます。あくまでも「ユーザーファースト」であることを忘れずに、多くの人の役に立つコンテンツ設計を通して高い検索順位を目指しましょう。

 

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