2019.06.14コンテンツマーケティング記事一覧

記事コンテンツのSEOを意識したリライトで順位を上げる方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コンテンツマーケティングを行う上で、新しいコンテンツを作ることばかりに力が入っていませんか?もちろん、質の高いコンテンツを増やすことはコンテンツマーケティングの重要課題です。しかし、既存のコンテンツを「リライト」することで、効率的に成果を出すことができます。

これまで地道にアップし続けてきたコンテンツという「宝の山」を上手に活用して、SEO効果や離脱率改善を狙いましょう。

今回は、リライト前の記事にありがちな問題点や、リライト時に取り入れたいSEOのポイントについて解説します。

リライト前の記事によくある問題点

まずは、リライト前の記事にありがちな問題点を整理します。その当時は最善を尽くして仕上げた記事であっても、トレンドの変化によって「古い」内容になっている場合もあります。また、最新のSEO対策を盛り込めていなければ、検索順位もなかなか上がりません。

Webサイトの中に、以下の特徴に当てはまる記事がある場合は、積極的にリライトを行うことをオススメします。

そもそも内部施策ができていない

サイト運営初期に執筆した記事などは、そもそも内部施策ができていないケースが多いです。テキストの内容に手を加えずにすぐできることとしては下記になりますので、きちんとできているか確認してみましょう。

  • ディスクプリクションの設定
  • hタグで見出しを構造化
  • ページの軽量化(画像ファイルの見直し等)
  • altタグの最適化

タイトルと記事の内容が合っていない

ユーザーは、タイトルを見てその記事を読むかどうかを決めます。タイトルと記事内容にギャップがあれば、読み進む中で興味を失い、途中で離脱されてしまう可能性が高いです。

例えば、「おすすめのワイン10選」というタイトルの記事なのに、内容の大半が「ワインの歴史」についてであれば、ユーザーは途中で読むのをやめてしまうでしょう。

また、検索エンジンの精度が上がっているので、タイトルと記事の内容がずれていると、検索順位も上がりにくくなっています。

わざと刺激的なタイトルを付けてアクセスを稼ぐ「釣り」記事とまではいかずとも、内容に即したタイトルになっているかは最低限満たしておくべきポイントです。

検索ニーズを意識したタイトルになっていない

いくら本文にマッチしたタイトルを付けていても、検索ニーズが意識されていなければ順位アップは見込めません。ユーザーがどのような言葉で検索するかを分析し、そのキーワードを適切に盛り込むと検索流入アップが期待できます。

最新情報の掲載がない(掲載情報が古い)

記載されている内容が古いと、それだけ信頼性も下がってしまいます。また、検索エンジンは新しいコンテンツを上位に表示する傾向があるので、定期的に情報をアップデートすることが1つの記事を長く上位表示させることにも繋がります。

改善のポイント

ここからは、具体的なリライトのポイントについてご紹介します。具体的な改善の方向性として抑えておきたいのは、以下の2点です。

  • 読まれる記事に改善をする方法
  • SEOを行い検索結果で上位表示し流入を増加させる方法

この2つの観点から、具体的な改善策をまとめていきます。

読まれる記事に改善をする方法

まずは、記事の内容をより良くするためのリライトのポイントをご紹介します。

今は簡単にたくさんの情報を得ることができるため、同じ内容でも「ユーザーにとって読みやすく、わかりやすい文章」にする必要があります。そうでなければ、すぐに離脱されてしまうからです。

エッセイストのようにうまい文章と、わかりやすい文章は違います。文章があまり得意ではない人でも、以下のコツを取り入れることで「ユーザーに最後まで読まれる」記事に近づけることができます。

結論を冒頭に書く

「記事の冒頭で結論から言う」ことを徹底しましょう。

日本語の文章を書く際は、どうしても最後に結論を持ってきてしまいます。しかし、最初に結論が欠かれていることで、ユーザーはある程度記事の内容を理解した上で読み進めてくれます。より記事を理解してもらえますし、読むことへのモチベーションも高く保つことができます。

結論を先に描くというのは、英語の文章や、論文を描くときの構成でもあります。最初に結論から述べるのは、日本人の苦手な部分でもあるので、意識して構成に取り入れるようにしてください。

冒頭でユーザーの心を掴む

記事の多くは、リード文(見出し前の「導入」部分)が設定されています。この部分に結論を書くのはもちろん、ユーザーの心を掴む要素を取り入れることで、離脱率を下げることができます。

例えば、下記を意識して、続きが気になる内容を心がけましょう。

  • 否定形から入る
  • 具体的なエピソードを入れる
  • データ(数値)を引用する
  • 問いかける
  • 疑問形を入れる

また、「〇〇なあなたへ」等、ターゲットを絞る記述も有効です。ユーザーが「コレは自分のための記事だ」と思ってくれれば、最後まで目を通してもらいやすくなるからです。

タイトルと記事内容の整合性を高める

「リライト前の記事の問題点」の項目でも取り上げましたが、タイトルと記事内容の関連性を高めるのは非常に大切です。タイトルにないことが記事に書かれていないか、記事の内容をうまく要約したタイトルになっているかを確認しましょう。

また、検索からの流入を高めるためには、より検索されやすいキーワードを使うことが大切です。SEO観点からのタイトル調整については、「SEOを行い検索結果で上位表示し流入を増加させる方法」の項目で詳しく解説します。

ターゲット(ペルソナ)が求めている情報を網羅する

ユーザーに興味を持って記事を読了してもらうために必要なのが、「ターゲットの設定」です。今はさまざまな情報が簡単に得られるので、ユーザーは「自分のための情報」を求めています。「みんなのためになる情報」の方が汎用性があって良いコンテンツだと思われるかもしれませんが、それでは結局誰にも読まれないというのが事実です。

記事をリライトする前に、「この記事のターゲットは誰か」というのをあらかじめ設定して、その人に向けた記事を書くようにしましょう。これを「ペルソナの設定」とも言い、顧客心理に沿うためのマーケティング手法でもあります。

実際にペルソナを作る際には、架空の人物を設定して、下記のことを細かく考えていきます。

  • 年齢・性別・居住地などの基本情報
  • 職業社収入
  • 生活パターン
  • 人間関係(家族の有無)
  • 趣味(インドア派、アウトドア派)

ただ、リライトのために細かく作り込むのは大変なので、「共働きのワーキングマザーに向けて」とか「就職から5年前後の20代後半男性」とか、ある程度の絞り込みだけでも非常に有意義になります。

例えば、「おすすめのレストランを紹介する記事」であっても、「ワーキングマザーでも土日にママ会をしやすい、子連れ歓迎の店」とするか「仕事の疲れを癒やす、ガッツリお肉&ビールが美味しいお店」とするかで得られる印象は大きく変わるはずです。

ターゲットを絞り込むと読者数が減るのではと思われるかもしれませんが、実際は逆です。ターゲットを絞ることで、確実にその人と太刀に届けることができるのです。

一般的な情報だけでなく、最新情報やオリジナル情報を記載する

コンテンツの中には、必ず「オリジナルの観点」を追加するようにしましょう。もしくは、最新の情報でも構いません。記事を量産しようと思うと、どうしても簡単に書ける内容(一般的な内容)が中心となってしまいますが、リライトの際にオリジナルの観点(自分の考え)や最新情報を加えましょう。

検索エンジンは、他のサイトにはないオリジナルの情報や、新しい情報を好む傾向があります。この観点を踏まえて内容を調整することは、検索順位アップにも繋がるのです。

SEOを行い検索結果で上位表示し流入を増加させる内部施策

テキストの内容を一新できたら、次はコンテンツをSEOに最大限活かすための内部施策を行いましょう。ページタイトルや見出しタグなどの基本的な内容ですが、一つ一つをしっかり最適させることで、リライトの効果をより高めることができます。

流入キーワードを意識したtitleに変更する

タイトルの長さは30字前後が適切なので、この範囲でSEOを意識したタイトルを付けましょう(あまりに長いタイトルにしても、結局検索結果にはすべて表示されません)。

「SEO」のようなビッグワードでは上位表示は難しいので、2つ~3つのメインキーワードを設定し、タイトルに盛り込むようにします。その際、ユーザーが検索するキーワードを予想して取り入れます。自分が検索したワードがタイトルに含まれていると、それだけで「この記事を探していた」という印象を与えることができます。魅力的なタイトルは、検索エンジンに的確に記事の内容を伝えられるだけではなく、ユーザーのクリックしたい気持ちも引き起こします。

例えば、この記事のタイトルが「リライトの方法」では、上位表示も難しいですし、クリックしたい気持ちにはならないと思います。

  • 30字前後
  • 2~3つのキーワードが盛り込まれている
  • クリックしたくなる
  • 本文の内容とあっている

上記を満たすタイトルを考えてください。

ディスクプリクションの最適化

ディスクプリクションとは、検索結果でページタイトルの次に表示されるページの要約です。SNSで言及される際にも引用されます。ここに記載されている内容が検索順位に影響を与えるわけではありませんが、ユーザーがその記事を読むかどうかの判断基準となるところです。クリック率に大きく影響するので、記事の内容をまとめて簡潔に示しましょう。

また、検索キーワードがディスクプリクションに含まれていた場合、Googleの検索結果ではその部分が太字で表記され、ユーザーの目を引きます。キーワードの盛り込み過ぎは逆効果ですが、有力なキーワードを取り入れることでアピールに繋がります。

見出しタグの最適化

h1~h6までの見出しタグを、重要なものから順に使用します。hタグを使って文章を構造化するということで、クローラーに文章の情報を正しく伝えることができます。また、ダラダラと長い文章よりも、適切に区切られた文章のほうが読みやすく、読者にとっても親切です。さらに、文章構造を理解して記事を書いていく作業は、記事の内容の整理にも繋がり、質の高いコンテンツを作ることにも役立ちます。

表示速度の改善

ページを開くスピードが遅いと、ユーザーは読まずに離脱してしまう可能性が高いです。読み込み速度を確認して、問題があるようなら改善しましょう。画像を多く取り入れているのであれば、画像サイズを圧縮するだけでも読み込み速度が改善するかもしれません。

altの最適化

画像を使っている際は、altタグを適切に設定しましょう。以前はキーワードを盛り込むことが有効とされていましたが、現在は効果がありません。画像の内容を正しくクローラーに伝えるために、簡潔に説明してください。

リライト後は再INDEXを!

リライトが完了したら、それで終わり…ではなく、もう一つ作業を行いましょう。それが「再INDEX」です。

いくら適切にリライトをしても、そのままでは検索エンジンにコンテンツが新しくなったことを伝えられないからです。放置していてもそのうちクローラーが巡回して反映されますが、数日でもタイムラグが有るのはもったいないです。

Google Search Consoleに自分のWebサイトを登録し、URL検索からリライトしたページのURLを入力します。

すると、以下のようにそのページの詳細ページが表示されるので、「インデックス登録をリクエスト」をクリックしてください。

これでGoogleに再INDEXが促され、リライト内容の変更が反映されるまでの時間を短縮できます。せっかくリライトするのであれば、少しでも早く反映された方が効果が出るまでも早くなります。忘れずに行うようにしましょう。

おわりに

新しいコンテンツを作るのも大切ですが、これまでに積み上げてきたコンテンツ資産に手を加え、より良いものにする視点も重要です。適切にリライトを行えば、新規コンテンツを作るよりも効率的に成果に繋げられるかもしれません。

特に、Webサイト初期に作成したコンテンツは一度見直しておきたいところです。初めの方に作成したということは、それだけサイトにとって重要が高いコンテンツですが、時間の経過とともに内容が古くなったり、強豪の登場により内容が薄くなっている可能性があるからです。

まずは既存のコンテンツを見直し、改善すべき場所がないか確認してみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
digital-marketing

digital-marketing

デジタルマーケティング研究所では、デジタルマーケティングの施策・広告・技術を、分析・実装・検証して、WEB担当者・マーケティング担当者の方の役立つ情報を発信していきます。