2018.10.29SEO記事一覧

ディスクリプション(description)とは?SEOを意識した文字数と記述方法

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検索順位結果に影響を与えなくなったために、以前ほど重視されなくなりつつあるディスクリプション(description)ですが、現在でもユーザーのクリック率に大きな影響を与える要素です。

そこで、今回はクリック率をあげるための効果的な設定方法をご紹介します。この記事で学んでサイトへのアクセスを伸ばしましょう。

ディスクリプションとは

ディスクリプション(description)とは、ページコンテンツを100文字程度の文章で表した「概要」や「要約」のようなもので、HTMLの内に記述します。

Googleのような検索エンジンの検索結果一覧ページで活用されています。例えば、「Instagram広告」と検索した際には、下記のように表示されます。

検索結果で表示されるディスクリプション例

必ず設定しなければいけないのか?

ディスクリプションは必ず設定しなければいけないものではありません。

例えば、ページタイトル(<title>タグ)は、ほぼ必須のタグです。設定しないと確実に検索順位に悪影響が出るでしょう。

一方でディスクリプションを設定しなくてもタイトルタグほど順位に大きな影響はありません。現在、Googleもディスクリプションの有無が検索順位に影響を与えることは無いと明言しています。

それではディスクリプションは全く必要無いものなのでしょうか?答えは「ノー」です。適切なディスクリプションを設定すれば、確実にメリットが得られます。

ディスクリプションを適切に設定するメリットとは?

ユーザーのクリック率が上がりアクセスが増える

ディスクリプションを設定することで得られる最大のメリットは「クリック率の向上」です。

検索エンジンのページ一覧結果画面には、自サイトだけでなく競合サイトもひしめいています。適切なディスクリプションを設定して「あなたの求めている情報はここにありますよ!」とユーザーにアピールすることができれば、競合サイトよりもクリックしてもらえる可能性があります。

また適切なディスクリプションを設定すればユーザーの検索ワードが太字でハイライトされます。これによりクリック率を上げる効果を期待することができます。

自然検索でハイライトされる検索ワードの例

ディスクリプションを設定しないとどうなる?

ディスクリプションを設定していない場合は、検索エンジンが自動で生成した文章を表示します。サイト内のテキストコンテンツから「つぎはぎ」された文章となるため、ユーザーからは不自然に映りクリック率に悪影響を与える恐れがあります。そのため、できる限りディスクリプションを設定しましょう。

大規模なサイトでは全ページに設定できない可能性がありますが、サイト内の重要なページやランディングページについてはできる限り設定するようにしましょう。

ディスクリプションの記述方法

ディスクリプションの実際の記述方法を確認しておきましょう。

htmlでの記述方法

meta要素の一種としてディスクリプションを設定するために、html上では以下のように記述します。

html5の場合は下記のように記述します。

<meta name=”description” content=”ここにディスクリプションのテキストを記述”>

一方で、xhtmlの場合は下記のように記述します。

<meta name=”description” content=”ここにディスクリプションのテキストを記述”/>

xhtmlでは最後にスラッシュ(/)でタグを閉じます。

記述する場所

ディスクリプションは必ずHTMLのhead内に記述してください。

<html>
<head>
<meta name=”description” content=”ここにディスクリプションのテキストを記述”>
</head>

<body>
コンテンツ部分
</body>
</html>

ディスクリプションの文字数は何文字が適切?

PCとスマホでは検索結果ページで使われるディスクリプションの文字数が異なります。Googleでは現在以下の文字数を採用しています。

スマホ 50文字程度
PC 120文字程度

この文字数はあくまで目安であって、ディスクリプションの文字数は頻繁に増減していますが、上記文字数で表示されているケースが多いです。(2017年後半から2018年前半にはPCで300文字程度でしたが、現在は120文字程度に減っています。)そのため、まずは上記文字数を意識して設定しましょう。

スマホは表示される文字数が少ない

PCに比べて画面サイズが小さいスマホはディスクリプションの文字数が少なくなっています。現在はスマホユーザーの方が多いため、基本的にスマホのディスクリプションを意識して設定するようにしましょう。

もしPCに合わせて120文字程度のディスクリプションを設定している場合、スマホでは検索エンジンが短く表示されます。

そのため、PCとスマホのどちらに対してもディスクリプションをうまく表示させるには、前半部に重要な要約文を50文字程度で入れてスマホ向けに表示させ、後半部に補足事項を70文字程度で追加しPCでもうまく表示させるといいでしょう。

前半の50文字 スマホで表示されるようにディスクリプションの中でもっとも重要な文章を入れる。
後半の70文字 前半部よりも重要ではないが、補足したい文章を入れる。

ディスクリプションとSEOの関係性とは?

検索順位へ直接的には影響しない

現在はディスクリプションの有無によって検索順位が上下することはほとんど無くなっています。

昔の検索エンジンは、HTMLを解析してページコンテンツを判断する能力に乏しかったため、ディスクリプションを重視する傾向にありました。

しかし、検索エンジンは性能が高まるにつれて、以前よりもディスクリプションをページコンテンツの判断材料としては使わなくなっています。ディスクリプションではなく直接HTMLのbody部分を解釈して、そのページにどんなコンテンツがあるかを正確に判断できるようになったからです。

クリック率には関係があり、それが順位に関わる可能性はある

ただしすでに述べたように適切なディスクリプションは、ユーザーのクリック率を上げる効果を持っています。クリック率が高まり多くのユーザーがページにアクセスすると、検索エンジンの評価が高まる可能性は0ではありません。
例えば以下のようなことも考えられます。

  1. クリック率が高まる
  2. 多くのユーザーがアクセス
  3. サイト滞在時間が長くなる
  4. Googleが検索結果ランキングのシグナルとして使用

現在はGoogleもクリック率やサイト滞在時間を直接的にランキングシグナルとしては使用していないと明言していますが、将来的にはどうなるかわかりません。まずはクリック率に大きな影響があることは覚えておきましょう。

重要なのは「対Google」ではなく「対ユーザー」

ディスクリプションを設定する上で重要な考え方は、「検索エンジンのために」設定するのではなく、「ユーザーのために」設定するということです。

ユーザーの利便性を上げるためにディスクリプションを設定すれば、それが間接的にGoogleのような検索エンジンから評価され、検索結果の上昇にもつながるかもしれないという考え方を持ちましょう。

検索エンジンの方ばかり意識してしまうと、2000年代に流行ったような「キーワードを大量にディスクリプションに詰め込む」といった時代錯誤のSEO対策に行き着いてしまうかもしれません。現在ではそのようなSEO施策は効果があるどころか、ユーザーを欺くとして逆効果をもたらします。

検索エンジンからサイトを評価されたいのであれば、まずは「ユーザーのための」ニーズを満たしましょう。例えば、あるキーワードで検索した時に、多くの検索結果の中からどれをクリックしたいいのかユーザーは迷ってしまいがちです。そんな場合に、自分が探しているコンテンツがページにあると明言されたディスクリプションがあれば、ユーザーは迷わずに済むでしょう。他の多くのサイトにアクセスして時間を無駄にすることなく、すぐに目的を果たせるのです。

ディスクリプションはユーザーのために設定するべきです。検索結果の上昇だけを狙って設定するべきではありません。

効果的な設定をするための4つのポイント

各ページごとにオリジナルの内容にする

ディスクリプションで最も注意したいことは、ページの内容とは無関係な内容を設定することです。サイトの全てのページで同じディスクリプションを設定するのは典型的な失敗例です。

またディスクリプションはページごとに個別に設定しましょう。それぞれのページで述べたいことは異なると思いますので、ページ内容に適したディスクリプションを設定しましょう。

もしも設定している内容が重複しているかわからない場合は、Googleがサイト管理者向けに提供している「Search Console」で重複しているディスクリプションがないかどうかをチェックできますので活用してください。

ユーザーがクリックしたくなるような内容にする

先ほども説明しましたが、ユーザーが検索結果一覧を見た時に、競合サイトよりもあなたのサイトをクリックしたくなるような内容にしましょう。無理にキーワードをたくさん詰め込んで無機質な文章になるよりも、ユーザーがより興味をひくような内容を意識しましょう。

対策キーワードを盛り込みすぎない

例えば「東京 脱毛」というキーワードで検索結果の向上を狙いたいからといって、以下のようなディスクリプションを設定しないようにしてください。

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「東京 脱毛」というキーワードを詰め込みすぎて、ユーザーが全く魅力を感じないディスクリプションになってしまっています。

これではクリック率にも悪影響を及ぼす可能性が高いです。キーワードを詰め込んだからといって検索順位は上がりませんし、逆に「あやしいサイト」とユーザーに見なされてクリック率は下がるかもしれません。

スマホ向けに前半部分に重要文章を入れる

ユーザー数が多いスマホのディスクリプションは50文字程度で、PCの120文字程度よりも少なめです。必ずディスクリプションの前半部分に重要な文章を入れるようにしましょう。

おわりに

この記事ではディスクリプションについて解説してきました。

検索エンジンの性能向上に伴い、以前と比べるとディスクリプションの重要性は薄れつつあるように感じる人もいるかもしれません。しかしあくまで検索順位決定アルゴリズムとしては使われなくなったというだけであり、まだまだ「ユーザーの利便性」ということを考えると重要な存在です

適切なディスクリプションを設置することでクリック率が高まり、サイトへのアクセスを増やせる効果は今後も持続するでしょう。

  • ディスクリプションを全く設定していない
  • サイト内の全ページで同じディスクリプションを設定している
  • 検索エンジン対策でキーワードを詰め込みすぎている

この3つのいずれかに当てはまる人は、ぜひ「検索ユーザーの目線」になってページごとにオリジナルのディスクリプションを再設置してみてください。きっとクリック率の上昇に伴いアクセス数も上がるでしょう。

 

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