2018.06.04SEO記事一覧

アンカーテキストとは?SEOの観点から有効な使い方について

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アンカーテキストを利用したリンク設置はSEOの中で避けては通れない道です。ただし、外部施策といったリンクを使用した施策に対する規制が厳しくなっている現在において、正しい使用方法を理解していないという方も多いのではないでしょうか。

アンカーテキストを正しく設置することはユーザビリティを高めることだけではなく、検索エンジンからの評価を高めることにも繋がります。

そこで今回はアンカーテキストの概要とその正しい使用方法について紹介します。

アンカーテキストとは

アンカーテキストとは、HTMLファイルに記述するアンカータグ(<a>~</a>)で囲まれたテキストのことです。アンカータグで囲まれたテキストにはリンクが貼られ、href属性で指定したリンク先にジャンプすることができます。

<a href=” https://digital-marketing.jp/seo/”>SEO対策とは</a>

この手法を利用することで、文章中における一部の単語をリンクとして設定することができます。

最新のSEO対策とは 、どのような施策なのでしょうか。

では、このようにアンカーテキストを設置することはユーザーと検索エンジンに対してどのようにメリットがあるのでしょうか。

ユーザに対するメリット

まずユーザーに対するメリットについて紹介します。

リンク先の内容がわかるため、他ページに遷移しやすくなる

アンカーテキストによるユーザーのメリット

ユーザーが自分の求めるコンテンツをサイト内で探す際にリンク自体が見つけづらいと離脱してしまうケースがあります。そういった機会損失を無くすためにアンカーテキストを利用し、サイトへの動線改善を行う必要があります。

例えば、このサイトでも以下のように、一つのコンテンツ内でも他に関連性の高いページが存在している場合は、アンカーテキストで内部リンクを設置しています。

アンカーテキストで内部リンクを設置する例

このように関連性の高いページへのリンクを正しく設置することで、ユーザーの直帰率を下げ、サイト内の回遊率を高めることにも繋がります。

また、上記で紹介したのは1ページ内でリンクを設置する手法でするが、その他にグローバルナビゲーション内でメインページへのテキストを設定することも重要です。

サイトのメインページは多くのユーザーが探しているページの可能性が高いため、なるべく設置するのがいいでしょう。

なお、このサイトでも以下のように、ナビゲーションでは各カテゴリをテキストでリンク設置しています。

 
グローバルナビゲーション例

 
こうすることで、ユーザーが各カテゴリも見つけやすくなりますし、何よりサイトがどれだけコンテンツを網羅しているかを伝えることができます。

デジタルマーケティング研究所であれば、SEOやコンテンツマーケティングだけでなく、アドテクノロジーやWEB制作に関しても情報を網羅していることが伝わるかと思います。

このようにアンカーテキストを利用することで、ユーザーの回遊率を高めることに繋がります。

検索エンジンに対するメリット

続いては検索エンジンに対するメリット、SEOにおける役割について紹介します。

リンク先のページがどのようなページなのかを伝わる

これは先のユーザーに対するメリットと同様に検索エンジンもリンク先のページがどのような内容なのか、特に関連性の高い内容のページなのかを重要視します。

検索エンジンの場合は、クローラーと呼ばれるロボットがアンカータグ(<a>~</a>)で設定されたリンクを介して、Webサイトを巡回しています。

その際、クローラーは設定されたアンカーテキストを参考に、リンク先がどのような内容なのかを認識しています。そして、リンク先ページの内容をデータベースに登録(インデックス)し、様々な要素を総合的に分析して、サイトやページを評価します。

結果的にアンカーテキストを設定することは、検索順位にも大きく影響すると言えます。

サイトの回遊率が高まり、ページが正しくインデックスされる

こちらもユーザーに対するメリットと同様にサイトの回遊率が高まることは検索エンジンに対しても有効です。

先に紹介したように、リンク先のページの内容がわかりやすく設定されていれば、検索エンジンが正しくインデックスする手助けになります。リンクを正しく設定することでクローラーもサイト全体を回遊できるようになり、ページをインデックスしてくれることに繋がります。

正しいアンカーテキストでリンクを設定するポイント

正しいアンカーテキストでリンクを設定するポイント

これまで紹介したように、アンカーテキストを使用することはユーザーに対しても、検索エンジンに対しても様々なメリットがあります。

では、アンカーテキストはどのように設定するのが正しいのか紹介します。

リンク先の内容がわかるようなテキストにする

アンカーテキストは、リンク先の内容がユーザー、検索エンジンに対してわかりやすいように設定することが重要となります。

「詳細はこちら」「もっと詳しく」「リンク先はこちら」など、ページの内容が抽象的なものではなく「最新のSEO対策とは 、どのような施策なのでしょうか。」など、リンク先のコンテンツがイメージしやすいようなテキストで設定しましょう。

SEOで対策したいキーワードを含める

アンカーテキストを設定する際には、検索結果で上位表示したいキーワードを含めると有効的です。先に例として紹介したようにリンク先のページがSEO対策についてまとめったコンテンツであれば、「SEO対策とは」といったテキストで「SEO」「SEO対策」などのキーワードを含めるようにしましょう。

長文になりすぎず、簡潔な内容にする

先に紹介したように対策したいキーワードを含めることが重要ですが、あまりテキストが長くなるとユーザーも検索エンジンも理解することに時間がかかる、混乱してしまう可能性があるため、なるべく簡略化して設定しましょう。

悪い例

<a href=” https://digital-marketing.jp/seo/〇〇”>アンカーテキストを正しく設置することは様々なメリットに繋がるため、アンカーテキストの正しい使用方法について紹介しているページはこちら</a>

良い例

<a href=” https://digital-marketing.jp/seo/〇〇”>アンカーテキストのメリットと正しい使用方法はこちら</a>

上記のように簡潔にまとめることで、ユーザーも検索エンジンも理解しやすく回遊率も高まりやすくなります。

画像の場合はaltタグで正しく設定する

特にユーザビリティを高めるために、テキストではなくバナーなどの画像でリンクを設定するケースがあります。この場合は、altタグで正しくリンク先のページの内容を記載し、検索エンジンに対してもわかりやすく設定しましょう。

以下のように自社サービスの紹介ページへのリンクの場合は「alt=”ディーエムソリューションズのサービスのご紹介”」のように、設定しましょう。

altの設置例

アンカーテキストでリンクを設定する際の注意点

では、一方でアンカーテキストを設定する際の注意点について紹介します。

リンク先ページの状態、内容は必ずチェックする

自身のサイト内だけでなく、外部のサイトに対してリンクを設定する場合でも以下項目は必ずチェックしておきましょう。

リンク先のページが非公開になっていないか

リンク先のページが非公開になっているなど、閲覧できない状態だとユーザーもすぐに離脱してしまいます。また、あんまりにもリンク切れが多いサイトになると検索エンジンの評価を下げてしまう可能性があります。そのため、必ず公開されていることを確認しリンクを設定しましょう。

リンク先のコンテンツが関連性の高い内容であるか

リンク先の内容が全く異なる場合、ユーザーも検索エンジンも混乱してしまう可能性があります。特に検索エンジンは関連性の低いページへのリンクなどを嫌うため、関連性の高いページをリンク先として設定しましょう。

リンク先のサイトはスパムサイトでないか

特に外部のサイトへリンクを設置する場合に限り注意が必要なのですが、スパムと呼ばれるようなサイトへのリンクは評価を下げる要因に繋がります。

スパムサイトの特徴としては以下になります。

  • ウイルスに感染する可能性のあるサイト
  • SEO外部施策用にコンテンツの質が低く、他サイトへのリンクだけをまとめたサイト

ユーザーに対しても、検索エンジンに対してもデメリットが発生してしまうためこういったスパムサイトへのリンクは控えましょう。

隠しリンク・隠しテキストでは設定しない

隠しテキスト・隠しリンクとは、スタイルシートなど使ってHTMLソース上のテキストをブラウザで非表示にする方法です。特に検索エンジンは隠しテキストやリンクをペナルティの対象とすることを公表しています。
Googleでは以下のようなパターンが隠しテキスト、リンクに該当すると指摘しています。

  • 白の背景で白のテキストを使用する
  • テキストを画像の背後に置く
  • CSS を使用してテキストを画面の外に配置する
  • フォント サイズを 0 に設定する
  • 小さな 1 文字(段落中のハイフンなど)のみをリンクにしてリンクを隠す

引用元:キーワードの乱用 – Search Console ヘルプ

このように、ペナルティのリスクを避けるため隠しテキスト、リンクの使用は控えましょう。

SEOで対策したいキーワードの詰め込みすぎない

先に、アンカーテキスト内ではSEOで対策したいキーワードを含めることを紹介しましたが、逆に詰め込みすぎることはペナルティの対象となるため注意しましょう。基本的には、ユーザー目線で考えたときに不自然でないレベルが理想的です。ページ内で、同一ページに対し何十、何百とリンクが貼られている場合は明らかに不自然であるとユーザーも検索エンジンも判断する可能性があります。

なるべく同一のキーワードで設定をしない

サイト内で特定のキーワードで上位表示したページに対し、他ページからキーワードを含めたアンカーテキストでリンクを設置することはSEOの観点からとても有効な施策です。

ただし、この場合、同一のキーワードで設定されていると意図的にSEOを狙っているものと見なされ評価を下げてしまう可能性があるため、なるべく多用なテキストでリンクを設定しましょう。

anchor-text-variety

 

悪い例

リンク先のページで対策したいキーワード

不動産

アンカーテキストの設置例

リンク元ページ1のアンカーテキスト:「不動産」
リンク元ページ2のアンカーテキスト:「不動産」
リンク元ページ3のアンカーテキスト:「不動産」

良い例

リンク先のページで対策したいキーワード

不動産

アンカーテキストの設置例

リンク元ページ1のアンカーテキスト:「不動産情報のポータルサイト▲▲はこちら」
リンク元ページ2のアンカーテキスト:「不動産なら〇〇株式会社に相談」
リンク元ページ3のアンカーテキスト:「▲▲では賃貸物件・不動産の情報が満載」

 
このように特定のページに対してリンクを設定する際には、リンク元のページのコンテンツ内容に沿って様々なテキストで設置しましょう。

アンカーテキストの被リンクにも注意

これまでは、自社のサイト内における内部リンクや自身のサイトからの発リンクを中心にまとめてきましたが、外部サイトからの被リンクにおいても注意が必要です。

外部サイトからのリンクの中で、アンカーテキストで設定されたリンクは特に注意深く確認する必要があります。Googleはこれまで低品質なコンテンツをもつサイト、およびそういったサイトから被リンクを多く受けるサイトを規制するアルゴリズムへと進化してきました。

これまで紹介してきたような下記については検索エンジンからペナルティを受けるリスクが高まってしまうため、自身のサイトへの被リンクは常に確認していきましょう。

  • コンテンツの関連性が低いサイトからのテキスト被リンク
  • 対策キーワードで過剰に被リンク

おわりに

アンカーテキストは使用方法を正しく理解していないと、ユーザーの直帰に繋がったり、検索エンジンからペナルティを受けてしまう可能性があります。

一方で正しく設定できればサイト内の回遊率も高まり、SEOにも大きく寄与するため、使用方法と注意点をしっかり理解し、サイト全体の評価を高めていきましょう。

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