2019.04.29SEO記事一覧

MEO対策とは?Googleマップの上位表示で集客を増加させるポイント

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スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で現地情報をリアルタイムで把握できる現代社会では、Googleマップなどの地図サービスの存在が欠かせません。ある特定の場所へ訪問する際、「どの道を通過すれば、最短で行けるのだろう?」「東京都で有名なホームセンターは、どこにあるのだろう…」と、疑問に思った経験があると思います。

その際、インターネットでキーワード検索すると、検索対象となる実店舗の情報が検索結果に表示されます。これは、Googleマップに対して、企業情報を事前に登録することで実現できます。

そこで、今回はGoogleマップを利用して検索結果で上位表示するにはどうすれば良いのか、対策のメリットや手順についてご紹介したいと思います。

MEO(Map Engine Optimization)対策とは?

MEO対策とは、Map Engine Optimizationの略称でマップエンジン最適化を意味する言葉です。GoogleマップにおけるGoogleマイビジネスのローカル検索順位を高め、CV率の高いユーザーを集客するための対策として知られています。

なお、MEO対策を実施すれば、検索結果上で下記のような表示が期待できます。

「東京 図書館」と検索したユーザーに対して、対象エリアの施設情報が検索結果のトップに一覧で表示されます。

「東京 図書館」と検索した検索結果

表示項目は、下記の通りです。

  • 地図紹介
  • 施設名
  • 住所
  • 営業時間
  • 公式ウェブサイト
  • ルート情報

目的の情報が見つからなかった場合は、A~C候補の下部にある“さらに表示”をクリックしましょう。3つの候補エリア以外の場所を一覧で表示できます。

Googleマイビジネスとは?

MEO対策は、Googleマイビジネスを最適化するために実施します。Googleマイビジネスとは、Google+とGoogleプレイスの統合によって完成したサービスのことです。Googleマイビジネスに対して、自社の店舗情報を入力すると、Googleの検索結果上にお店の名前や住所、地図情報を表示できます。

そのため、MEO対策に取り組みたい方は、Googleマイビジネスへの登録が必須となります。店舗情報を正確に表示するためにも、誤字に気をつけながら登録手続きを進めてください。

ローカル検索結果とは?

MEO対策では、ローカル検索結果を改善し、検索ユーザーの集客を目指します。ローカル検索とは、地域性のある検索キーワードに関連する対象店舗が検索結果上に表示される仕組みのことです。この仕組みによって表示されたものを「ローカル検索結果」といいます。ローカル検索結果は、下記の要素によって表示内容が決定します。

  • 検索キーワードと実店舗の関係性
  • 検索ユーザーと対象地までの距離
  • 知名度

そのため、遠方にある施設でも、検索ユーザーと関連性が高いと判断された場合は、対象店舗が検索上位に掲載される可能性があります。ローカル検索による仕組みを理解すれば、小規模店舗でも十分に見込み客を集客できます。

なお、Google マイビジネスの管理画面から、ローカル検索結果としての表示頻度を最大化するためのヒントについては、下記の公式サイトを参照してください。

参考サイト : Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する

MEO(Map Engine Optimization)対策によるメリット

MEO対策は、地域型ビジネスを展開する上で、必須のものといわれています。なぜなら、導入方法が簡単でだれでも無料で利用できるからです。そして、無料の施策でありながら、集客効果が抜群という特徴があるからです。ここでは、MEO対策をすれば、どのようなメリットがあるのかについてご説明します。

Google マイビジネスへのアクセスアップ

MEO対策によって、検索結果上に店舗情報が表示されれば、Google マイビジネスへのアクセスが増加するため、高い集客効果が期待できます。Google マイビジネスに登録された情報は、非常に信頼性が高く、実店舗への来店や商品やサービスの予約につながりやすいです。

店舗の住所や営業時間、電話番号、定休日、建物の外観などの基本的な情報を入力することで、本格的なホームページやコンテンツ型のウェブサイトを開設しなくても、十分な集客効果を発揮するようになるでしょう。

MAP情報に対するクリック率のアップ

MAP情報は、一定の条件でリスティング広告と自然検索の間に表示されるため、クリック率向上が期待できます。MEOによる表示エリアは、非常に視認性が高く目立ちます。なお、Googleへのログインなしの状態であれば、MEOエリアがリスティング広告よりも上部に表示されます。一方で、Googleへのログインがある場合は、リスティング広告の下部にMEOエリアが表示されます。

Googleへのログインなし
  1. MEO
  2. リスティング広告
  3. 自然検索
Googleへのログインあり
  1. リスティング広告
  2. MEO
  3. 自然検索

ただし、必ずこの表示になると決まっているわけではありません。検索キーワードによって変動するため、アルゴリズムの仕組みのひとつとして覚えておきましょう。

口コミによってユーザーの声を反映できる

MEO対策によって、検索ユーザーに口コミを記載してもらうことで、サービス利用者の声を反映できます。顧客に対して優れたサービスを提供し、下記のような口コミを獲得できれば、着実に集客やお問い合わせにつながっていくでしょう。

  • お客への提案力や製品のレベルの高さに感動しました。
  • 次も絶対に利用したいと思いました。ありがとうございました。
  • 初めての利用でしたが、スタッフの対応が100点満点でした。
  • このお店でプレゼントを購入しました。友達にとっても喜んでもらえました。

楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングを利用する際、多くの方が購入者の口コミを確認します。良い口コミがあれば、検索ユーザーに対して信頼感や安心感を与えられるため、企業として最善の努力をしていくことが大切です。なお、1度投稿された口コミは、原則的に削除不可となっているため、日頃の顧客対応には注意してください。

なぜ、MEO対策を行う必要があるのか?

Googleマイビジネスに登録すれば、店舗集客が完結するわけではありません。MEO対策によって、検索ユーザーのために情報を最適化していく必要があります。MEOエリアを見ればわかるように、1位~3位までしか通常は表示されません。

もちろん、詳細を表示するボタンをクリックすれば、その他の店舗情報も表示されますが、ほとんどの人は1位~3位までしか閲覧しないでしょう。このように閲覧率を上げる以外にもMEO対策をするべき理由がありますのでご説明します。

スマートフォンの利用者数が上昇しているため

近年、格安Simなどの登場により、従来よりも安く簡単にスマートフォンを所有できるようになりました。その結果、スマートフォンの利用者数は年々上昇しており、増加の一途をたどっています。

スマートフォンの利用者数が上昇すれば、必然的にローカル検索の重要性も上がります。検索ユーザーは、1台のモバイル端末を利用して、図書館やホームセンター、花屋、IT企業、駅、バスに関する情報を、いつでもどこでも調べます。

わざわざ自宅に帰ってデスクトップのパソコンを開いて調べることはほとんどありません。このような流れがある以上、MEO対策によって検索ユーザーに店舗の存在を見つけてもらう工夫が必要になります。

リスティング広告の掲載費用が高騰化している

昔、リスティング広告を施策として導入すれば十分な成果を期待できた時代がありました。しかし、リスティング広告運用の代行業者などが増加し、施策として導入することが容易になった現代では、簡単に効果を出すことが難しくなっています。

また、リスティング広告は、企業の資本力が検索結果の上位表示に大きく関係しており、その掲載費用が各業界で高騰化しつつあります。もちろん、ランディングページのクオリティや検索キーワードによる要素もありますが、広告掲載費用が重要な意味合いをもっていることは確かです。

小規模企業は、十分な広告掲載費用を捻出することが困難です。大企業と同じように立ち回ることができません。このような状況だからこそ、MEO対策によって、店舗集客のやり方について見直していく必要があるということです。

SEOで上位表示する難易度が上がっている

近年、Googleのアップデートにより、SEO対策による上位表示が困難なものとなっています。コンテンツに信用性がなく広告ばかり貼り付けられているアフィリエイトサイトが次々と圏外へ飛ばされています。

しかし、一方で地元住民から信用されている施設や企業に関する情報サイトは、上位表示する傾向にあります。そのため、莫大な費用をかけてホームページを作成し、SEO施策に講じるよりも、MEO対策を実行に移した方が圧倒的に効率的です。

MEO対策をするには、実店舗を運営していることが条件となるため、その強みを有効に利用して商圏を拡大していきましょう。

ポータルサイトの増加による掲載料の増加

近年、売り上げアップや検索順位の上昇をアピールするポータルサイトが増加傾向にあります。しかし、ポータルサイトが悪いというわけではありません。状況によっては、有効な手段になりえるでしょう。

一方で、数多くのポータルサイトを利用すれば、必然的に掲載料が増加します。今ひとつ売り上げが伸びない時期に多くの予算を投下するのは、あまりにも難しいでしょう。MEO対策なら、無料で十分な集客効果を期待することができます。

MEO対策を行うべきサイトとは?

現在、企業サイトへとネット集客したい方は、今すぐMEO対策に取り組んだ方が良いでしょう。特に、ローカル検索が重要となる店舗や施設に関するサイトは、必須の施策といえます。例えば、下記のような場合は、MEO対策が有効です。

  • 都道府県や地域名と一緒に業種名が検索される
  • 地元に密着しており、商圏の幅が非常に狭い
  • 実店舗の場所がわかりづらく、よく質問される
  • SEO対策がうまくいっていない
  • リスティング広告に関する費用を捻出できない

上記のような方がMEO対策に着手すれば、SEO対策によって上位表示できていなくても、自社のサイトへ次々と集客できるようになるかもしれません。

MEO対策の手順

MEO対策をするには、Googleマイビジネスへ登録する必要があります。主に、やるべきことは下記の通りです。

  1. Googleマイビジネスへ企業情報を登録する
  2. Googleマイビジネスの口コミ数を増加させる
  3. SNSや他のメディアからアクセスを集める

どの手順も時間をかければ、無料でできるものばかりです。それでは、MEO対策の手順について確認していきましょう。

Googleマイビジネスへ企業情報を登録する

まずは、実店舗の名称や住所、電話番号、営業時間、公式ウェブサイトのURLなど、提供可能な情報は、すべてGoogleマイビジネスへ登録していきましょう。サービスの情報量は、表示順位に大きな影響を与えます。

また、実店舗内がどのような状態となっているのか、写真を登録することもできるため、スマートフォンで撮影し、Googleマイビジネスへ登録しましょう。

Googleマイビジネスの口コミ数を増加させる

口コミの数が多ければ、信用性が高く商品やサービス選びの際、非常に参考になります。では、どうすれば口コミを集めることができるのでしょうか。とっても簡単な方法があります。

直接、お客さまにお声掛けして口コミを投稿してもらいましょう。その際、商品券と交換に口コミの投稿を強要することは禁止されているため、地道に取り組んでいくことが大切です。

SNSや他のメディアからアクセスを集める

Googleマイビジネスに対して基本情報の登録が完了したら、TwitterやFacebookなどのSNSを利用して情報発信を始めましょう。すると、お客さまとのコミュニケーションがインターネット上に残るため、通常よりも上位表示しやすくなります。

Googleは、ウェブ情報を収集する過程で、企業努力やお客さまとの付き合い方、認知度などを計測しているため、他のメディアに紹介される機会があれば、積極的に受けましょう。

おわりに

MEO対策をすれば、ローカル検索時に実店舗の情報が上位表示しやすくなります。Googleマイビジネスをいかに充実させるかが店舗集客の大きなカギを握ります。MEO対策をしていくということは、お客さまとの付き合い方についても同時に見直していくことになります。

1人のスタッフの顧客対応が悪ければ、「あの店舗で働くスタッフの態度が悪かった。2度と利用したくない。」と口コミとして投稿される可能性があるからです。まだまだ、MEO対策に本格的に取り組んでいる企業は少ないため、早めに対策を進めていきましょう!

 

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