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SNSシェア・Q&Aサイトからの被リンクのSEO効果について

2021.12.15 2011.05.23 SEO相談室記事一覧
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アクセスアップの方法として、多くの企業がSNSを使った情報発信をしているのではないでしょうか?上手に活用できると、情報がシェアされ、ターゲット層に広くアプローチしてくれます。時には「バズる」ことで予想以上のアクセスを得られることもあります。

SNSやQ&Aサイトを経由してアクセスを集める施策は、一時的なアクセス増だけでなく、サイトのSEO対策としても有効です。いわゆる、「外部対策」の一部として取り組みたい方法です。

SNS・QAサイトからのリンクは、全てがSEO効果のないリンクとは限らず、有効なナチュラルリンクの場合もあります。

外部リンク(被リンク)は全て危険?危険なリンクとナチュラルリンクの見分け方

そこで、今回はSNS・QAサイトの活用と、SEO対策の関係性について紹介します。SEO対策の一環としてSNSの活用を考えている方は、参考にしてください。

誰でも簡単にSEO対策ができるIntimateSEO

SNSからのリンクはSEO効果があるのか?

SNSを通じてコンテンツがシェアされることにより、どのようなSEO効果があるのでしょうか。

実は、SNSで得られるのは直接的なSEO効果(検索順位を上げる効果)ではありません。SNSでの投稿からも被リンクが得られ、大量のアクセスが増えることから、SEO効果が高そうに思えるので、意外にこのように感じる方もいるかも知れません。

では、なぜこのような効果がないのでしょうか?それは、以下が関係しています。

SNSの被リンクはnofollow

SEO対策を考える上で、被リンクの獲得は重要な要素の一つです。大きなサイトや、公的で信頼性のあるサイトからリンクされているコンテンツは、検索エンジンから有用なコンテンツと認識されて評価が高くなるので、検索順位が上がる傾向があります。

しかし、SNSでのリンクのほとんどはrel=”nofollow”が設定されています(※1)。SNSからの被リンクは、SEOにプラスの効果をもたらしてくれないのです。実際、Googleのジョン・ミューラー氏も、オンラインフォーラムにて「ソーシャルシグナル(※2)によるSEO対策は効果がない」ことを明言しています。

ただ、Googleのマット・カッツ氏は「TwitterやFacebookなどのSNSについても特別扱いしない」旨の発言をしています。「特別扱いしない」ということは、普通のサイトからのリンクと同じ扱いをしているという意味にも取れます。

SNSの普及により、情報の拡散やシェアの速度・範囲が大きくなっているのは事実ですから、直接的なSEO効果はなくとも、今後の評価指標になる可能性はあります。

※1 rel=”nofollow”とは?
リンク時に、検索エンジンがリンク先を巡回しないように指定するタグ。普通は、リンク先にリンク元のページ評価も引き継がれますが、このタグを設定しているとその引き継ぎも行われません。

noindexとnofollowの違いと活用の仕方

※2 ソーシャルシグナルとは?
検索エンジンが、そのコンテンツがどのようにユーザーに共有され、関心を集めているかを判断する指標です。外部リンクの「質」を評価するための指標と考えてください。TwitterやFacebookなどのSNSや、ソーシャルブックマーク、書籍・雑誌のPDF情報といった、インターネット上で認知度の高い媒体で紹介されると評価が高まると考えられます。

直接的なSEO効果はないが間接的な効果はある

先述の通り、SNSでの投稿とSEO効果には、直接的な関係はありません。だからといって、SNSを使う必要がないという話ではなく、SNSには間接的なSEO効果があります。

SNSでシェアされれば、その分コンテンツを知るユーザーが増え、自然検索以外からのアクセス数が増えます。アクセスが多いということは、それだけ有用なコンテンツと認識されるので、検索エンジンからの評価が高まります。

また、SNSを通じて拡散された記事は、NAVERまとめなどのまとめサイト、はてなブックマーク、個人ブログ等に取り上げられる可能性も増えます。このようなサイトには、nofollowが設定されていないため、ナチュラルリンクが増え、サイト評価を高められる可能性があります。

さらに、最近のインターネットの特徴として、「拡散が拡散を呼ぶ」というループがあります。Twitterで話題となったものが、まとめサイトなどで取り上げられたことで、それがまたSNSでシェアされる…という流れです。ここまで来ると、テレビや大手のニュースサイトでもピックアップされる可能性が高くなり、さらに質の良い被リンクを得ることができます。

このように、SNSには間接的に大きな働きももたらしてくれるため、上手に取り組みたい施策となります。

SNSで拡散されるコンテンツは、検索エンジンにも強い

実際のところ、TwitterのリツイートやFacebookのいいねなど、SNSで大きくシェアされているサイトは検索エンジンでも上位表示されることが多々あります。そのため、SNS投稿を起爆剤として、多くの人の目に触れ、拡散されていくことで、長い目で見るとサイト全体の検索順位も上がることが期待できます。

CVR(コンバージョン率)アップも見込める

SEO効果というわけではありませんが、SNSは自社への関心が高いユーザーとつながりを持つことで、効果的にターゲット層に情報を伝えることができるという強みがあります。アクセスの増加だけでなく、CVR(コンバージョン率)を効果的に高めることもできるため、この観点からも集客ツールとして活用したいと言えます。

効率的にSNSシェアを獲得するためには

SNSでの投稿自体が拡散されることも大切ですが、「コンテンツを読んだユーザーが、自分のアカウントで記事を紹介する」というのも重要です。自身が知らない人がオススメしているリンクより、日頃からフォローして自身が知っている人がオススメしているリンクの方がより身近に感じますよね。

そこで、読んだ人がシェアしたくなるコンテンツを作ると同時に、コンテンツをシェアしたいと思った時に、すぐシェアできるような導線を設計しておきましょう。具体的には、記事内に「SNSボタン」を設置するのが手軽でおすすめしたい方法です。SNSボタンについては、記事の最後で解説します。

Q&AサイトはSEO効果があるのか?

SNSからのリンクによるSEO効果を見ていきましたが、Q&Aサイトのリンクについてはどうなのか見ていきましょう。

Q&Aサイトとは、ユーザー同士が質問・回答・コメントしあうコンテンツのことです。たとえ匿名の個人の見解であろうと、「知りたい情報」についてダイレクトに応えてくれるサイトなので、関心を持つ人も多いサイトとなっています。実際の検索結果においても、Q&Aサイトは上位表示されやすい傾向があります。 理由としては、検索キーワードについて最適化されたコンテンツになる可能性が高いことと、ユーザーによる更新頻度の高さが考えられます。

例えば、OKWAVEやYahoo!知恵袋などが挙げられます。仕事でも、プライベートでも、見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

これらのサイトから、自社コンテンツへリンクを貼ることで、一定のSEO効果が期待できます。

Q&AサイトのSEO効果

OKWAVEやYahoo!知恵袋で自社サイトへのリンクが貼られた場合、一定のSEO効果が期待できます。

さらに、単なるバックリンクが得られるだけでなく、ソーシャルシグナルとして検索エンジンに認知されやすくなる可能性があります。

Q&Aサイトからのリンクが得られると、リンク元のバリエーションを広げることができます。外部サイトからのリンクの「質」と「量」が順位付けに大きな影響を与えますが、その両方をクリアすることができるのです。

サイトへのリンク元が増えることになるので、多角的な評価を受けているサイトとして、検索エンジンからの評価も高まります。さらに、Q&Aサイトは多くの人に見られ、共有される認知度の高い媒体です。そこからリンクを送られているということで、質の良いリンクが得られている=信頼性の高いサイトとみなされるというわけです。

SEO効果を得るためのコンテンツの作り方

Q&Aサイトからリンクを得るというのは、自分の力だけでは難しいというのが現状です。自分で投稿をすることができるSNSと違って、他の人に回答の一つとして取り上げてもらわなくてはならないからです。

つまり、Q&AサイトをSEOに活かすためには、魅力的なコンテンツを作るしかありません。そのためには、自社のサイトで取り上げているコンテンツに対する質問を日頃からチェックし、その回答となるコンテンツを作る、ということが重要です。

必ず参照元として引用されるという訳ではありませんが、「ユーザーが疑問に思っていることに対して、答えとなるページを用意する」というのは、コンテンツ作りの基本的な姿勢でもあります。結果的に、Q&Aサイト以外でのソーシャルメディアで取り上げられる可能性も高まりますし、検索エンジンからの評価も高まります。

注意したいのが、外部リンクを得るためにQ&Aサイトで「自演」すること。これは完全なスパム行為になりますし、炎上のリスクも伴います。あくまで、回答に取り上げたくなるコンテンツ作りを目指して、地道に取り組むのが一番です。

はてなブックマークのからのリンクは?

外部SEO対策として、SNSやQ&Aサイトからのリンクの効果について考えてきましたが、他にも、上手に活用することでSEO対策につながるサービスがあります。その一つが、「はてなブックマーク」です。

はてなブックマークとは、インターネット上にブックマークを保存・公開・共有することができるソーシャルブックマークサービスです。ブックマークという名称ですが、SNSに分類されます。一定数以上のブックマークを獲得すると、公式サイトに該当ページへのリンクが掲載される仕組みで、より多くの人の目に届けることができます。

ユーザーとしては、いつでもどこからでも同じ情報にアクセスできること、不特定のユーザーとシェアできること、情報収集に使えること、といったメリットがあります。

新着エントリーに掲載されれば、一時的なアクセスアップ効果が得られる以外にも、被リンクの獲得でページ評価が高まり、サイト全体のアクセスアップにも寄与します。

はてなブックマークを獲得するためできるのは、「良質なコンテンツを提供すること」「記事内にはてなブックマークボタンを設置すること」です。SNSやQ&Aサイトと共通ですね。

アメーバブログからのリンクは?

個人ブログが多く集まるアメーバブログも、外部SEOのリンク対策として使われていたサイトの一つです。サイドバーに「おすすめリンク」を掲載する項目があり、そこに登録されることで一定の効果があるとされていました。関連するブログに紹介してもらう他、アメブロ内に自社のブログを作成し、そこからのリンクを設定している会社もたくさんあります。(アメブロ自体は、商業利用を禁止しているので、ブログでは広告・宣伝をすることはNGです。)

ただ、悪質なSEO業者がアメブロからの大量リンクをしていたことなどもあり、現在はアメブロからのリンクは「nofollow」となっています。ここからのリンクを増やしたからといって、直接的な外部SEO効果は得られにくいと考えられます。

しかし、SNSと同様に、多くの人に見られる記事内でリンクが紹介されることで、間接的なSEO効果がある可能性はあります。

ページ内に掲載したいSNSボタンの種類

SNSを利用してソーシャルシグナルを高め、SEO効果を得るためには、多くのユーザーに「共有」してもらうことが欠かせません。共有の多さは、それだけ価値のあるコンテンツということを検索エンジンに伝えられますし、多くの人の目に触れる確率を高めることができます。サイトやコンテンツの認知度を高め、ブランディングにも繋がります。

より多くの人にシェアしてもらうためには、手軽に共有できるためのツール整備が重要です。すぐにできる施策として、ページ内にSNSボタンを掲載しておきましょう。自分がメインで使っているSNSにワンクリックで共有できるので、気軽に使ってもらえます。

導入できるSNSボタンの種類について、簡単まとめましたので参考にしてみてください。

Twitter

文字情報を中心に、自分の好きなことをつぶやけるサービス。匿名利用が多い。「リツイート」や「いいね」で情報が広がる。

Facebook

実名利用が多いSNS。リアルでの知り合いとのつながり、仕事上のつながり、地域でのつながりに強い。「いいね」「シェア」で情報が広がる。

はてなブックマーク

有益な情報・面白い情報をブックマークできる。一定数のブックマークが得られると、公式サイトにリンクが掲載され、一気にアクセスアップできる可能性がある。

Google+1

Googleが運用するSNSサービスへの共有ボタン。

Pocket

気になる記事を「あとで読む」ことができるサービス。拡散性は無いが、ユーザーの利便性を高められる。

LINE

家族や友人との個人間トークでシェアできる。

Tumblr

好きなものを自由にスクラップできるミニブログ。シェアもできる。

pinterest

インテリアや家事のヒントなどのアイデア画像を中心に共有できるSNS。視覚的コンテンツのシェアに強い。

 
SNSボタンを追加できるツールやウィジェットがあるので、まだページ内に設置していない方は、必要と思うサービスのボタンを掲載しておくことをおすすめします。

おわりに

外聞リンクの獲得によりページの評価を高めるSEO対策において、SNSをいかに上手に活用するかが鍵となっています。リンク自体による直接的なSEO効果は小さいかもしれませんが、「シェア」によって生まれる間接的な効果は大きく、上手に活用すればサイト全体の検索順位を上げることもできるはずです。

そのためには、「SNSで共有したくなる、良質なコンテンツを作成する」のが一番の近道です。「ユーザーの悩みに答える」「ユーザーに面白いと思ってもらえる」コンテンツ作成に誠心誠意取り組み、アクセスアップを目指しましょう。

 

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