SEOの外注をする時の費用相場は、取り組む施策内容やサイト規模によって異なります。例えば契約期間を定めて毎月のSEOコンサルティングを提供するは月額30万円が一般的な相場で、小規模であれば10万円で外注依頼が可能です。予算に応じて外注先を選ぶ必要はありますが、提供サービスもしっかりと吟味する必要があります。
「SEO対策は専門的すぎて何を基準に選べばいいか分からない・・・」
「どれくらいの費用が掛かるか分からない・・・」
上記のような外注先探しにお悩みな方のために、この記事ではSEO対策の外注をした時のサービス別の費用相場と外注した時のメリット・デメリットを徹底的に解説いたします。
目次
SEOを外注するメリットは、以下の4つが挙げられます。
それぞれ詳細に説明していきます。
外注先のSEO会社が行う施策の理解をして頂くと、発注者側のSEOリテラシーが向上します。上位表示に必要な考え方や取り組み方法の理解と実践をすることで、サイト運用者はSEOの知見が深まります。半年から1年の間には、王道のSEO施策から最新トレンドのSEO施策まで理解できるはずです。
SEOの内製化を将来的に考えている場合は、外注パートナーの知見が活かせるはずです。
当社は選ばれる外注先として、クライアント様に知見が深めて頂けるよう「解約後も見返すことが出来る内部施策資料」を提供しております。もしコンサルティングの契約が終了しても、SEOフレンドリーなサイトを維持し続けるサイト運営のガイドラインにすることができます。
以下は内部施策資料の一部となっております。
SEOで効果的なターゲットの集客を狙う場合は、どのキーワードでSEO集客を図るかの設計が肝となります。設計の根拠には、過去に成果を上げた事例やノウハウが求められます。こうした過去の成功体験や事例やノウハウは、SEO会社に外注することで得られるでしょう。
サイトに施した内部施策やコンテンツは資産になります。悪質なSEO会社でなければ、ほとんどのSEO会社との契約期間が終了した後でも、それまで行ってきたSEO効果は中長期的な期間で持続することがほとんどと言えます。SEOは集客に一過性の広告とは違い、費用対効果が高いウェブマーケティング施策の一つです。力のあるSEO会社に外注することでSEOに強いサイト基盤を中長期で構築することができます。
最新のアルゴリズムに対応し続けるには、検索結果を注視するだけでなくGoogleから得られるニュースやエキスパートの情報発信を見ていく必要があります。当社のSEOコンサルティングでは最新のSEOニュースを取りまとめたSEOニュースレポートを提供します。
最新アルゴリズムに対応するSEOニュースレポート
当社をSEOコンサルティングの外注先としてお選びいただいた場合は、最新のSEOアルゴリズムに対応するために毎月ニュースレポートを提出しております。SEOのトピックス以外にもウェブデザインや広告関連のニュースもお届けしています。
競合サイトに負けないトップランナーであるために、最新のSEO施策を取り込むことが出来る外注先であるかを見定める必要があります。
当たり前ですが、SEO対策の外注はコストが掛かります。サービス体系によって料金形態や契約内容も変わってきますので、注意が必要です。外注にかかるSEOコストはキーワードの難易度やサイト規模感に合わせて、コストが変わってくるのが一般的です。外注先とやりたいことや望むことを明確にした上で外注先を選ぶ必要があるでしょう。
外注先選びに必要な前提知識である主なサービス別の料金体系を次で解説します。
一般的なSEO会社の主な料金体系は以下の3種類となります。
それぞれの料金体系を詳しく解説していきます。
SEOサービスの成果報酬型は、あらかじめ契約時に指定したキーワードが上位表示した場合に費用発生になる料金体系です。上位表示を図るキーワードが1つから設定できることもあれば、3つ程度のうちどれか1つでも上位表示したら料金が発生する場合もあります。成果報酬型の多くは、上位表示している期間の日割り計算で、最初に上位表示してから6か月もしくは1年が契約の対象期間になっています。
成果報酬型は、結果と費用が紐づく公平感を感じやすい一方で、提供サービスに不明瞭な場合があるので注意しましょう。例えば、外注先が何も施策を提供していなくて偶発的に順位が上がった場合でも、契約上は費用が発生します。また、順位を上げることを外注先があきらめた場合は、残りの契約期間で何もしないことが成果報酬の場合にできてしまいます。
この記事を見ている人が善良な成功報酬型のSEO会社を見つけられることを祈っておりますが、中には悪いSEO会社もいます。成果報酬型の外注企業がブラック手法を用いる場合は、最悪なケースはGoogleからペナルティを受ける可能性があるので注意が必要です。どんな手法がGoogleペナルティに該当するかは熟知した上で成果報酬型の会社を選定するのがおすすめです。
月額固定型の料金は、決まった毎月額を支払う料金体系です。サイト規模や対応内容で月額料金は変わるのが一般的です。一方で外注する側としては、月額料金の対応範囲を理解することが大事であると共に、依頼範囲内を明確に伝える方がよいでしょう。月額の中で対応できる領域はSEO会社によって異なります。月額料金の中に、コンテンツ記事、ページ改修などを含めることも可能です。依頼範囲は決まっているものの、途中で依頼要件が増える可能性がある場合は、オプション料金を把握しておくと尚良いでしょう。
善良な外注先であれば、可能な限り月額費用の明細や納品物を定めてくれるはずです。当社は月額費用で提供できるサービスを項目で紹介可能ですので、外注先選定候補としてご検討ください。
一括払いは、決めた施策分を一括で支払う形になります。一括払い型は、新サイト立ち上げ時の内部施策や既存サイトの内部施策改善、コンテンツなど必要な分量だけ施策に対して納品します。月額固定型の様に6か月から1年分の費用が足りないけれども、スポット分の予算がある場合に選択されやすいタイプです。SEO施策による成果には長い期間を要するので、一括払い型は成果が見えやすい依頼になっているかどうかを注意するとよいでしょう。
SEOコンサルティングの相場は月額30万円が一般的な相場となります。会社規模やサイト規模次第では10万円の会社もありますし、不動産や求人などの大規模なサイトは50万円以上の月額料金になる場合もあります。当社のSEOコンサルティングは、一般的な月額30万円でお受けすることが多く、目標数やサイト規模によって金額が変動いたします。
コンテンツSEOは記事単価型(文字単価型)となり、1記事2万円以上になることが多くなっています。ただし最近では、EAT対策として専門家監修をご依頼頂く場合や上位表示するために文字数を多くした長文コンテンツが必要になる場合があります。そうしたケースの1記事あたりの費用は、増える傾向にあります。また、最低発注記事数がある会社も多いので、確認が必要です。
良質なコンテンツをサイトに公開し続けることで、サイトの流入数が積みあがっていくのが特徴です。基本的に長く継続すればするほど、サイト全体の評価も高くなりやすい傾向があります。
コンテンツSEOの対象となるサイトのジャンルなどによって記事が変動する場合もありますので、外注先候補の会社に都度確認することが必要でしょう。当社の場合は上位表示に必要な文字数からお見積り金額を提示いたします。
内部対策のチェックを外注に依頼する場合の金額は、サイト規模によって可変しますが、小中規模サイトで20万円程度が相場となります。依頼はスポットで行われるケースが多いです。長期契約が難しい場合やSEOコンサルティングにかける予算がたりないが、SEOフレンドリーなサイトにチューニングしたい場合に依頼を受けます。
主に「クローリング」「インデキシング」といったテクニカルな観点から内部施策項目の診断を行い、改善するサービスが一般的です。SEOの土台作りのような位置づけです。
当社の内部施策サービスは検索エンジンに好まれるサイト作りを支援します。テクニカルな内部施策からセマンティックなタグ使いなど、改善箇所を指示書として納品いたします。下記に内部施策解説書のほんの一部を紹介しておりますので、ご確認ください。
成果報酬型は、検索回数が多く難易度が高いビッグキーワードや複数キーワードを掛け合わせた場合で相場は変わり、ビッグキーワードは15万で複数ワードは5万円程度となりますが、対応している外注先は少ないです。正当なSEO施策の上位表示によって報酬を支払う分には健全かと思いますが、上位表示を諦めて何も施策を行わずに放置をする悪質なSEO会社もあるので、どこまで施策を行ってくれるのかを明示してくれる外注先を探す必要があります。
被リンクを提供する会社は月額固定の場合は成果報酬型の場合があります。キーワードの難易度によって異なりますが、成果報酬型の場合は上位表示を達成した日から、達成した日にちの分だけ報酬が発生することが多くなっています。月額固定の場合は2万円程度が相場となります。ただしGoogleからペナルティを受ける可能性を孕んでいますので、被リンクの手法をメインにする外注先は信頼しない方が良いでしょう。
サービス | 料金体系 | 費用相場 | 施策内容 | 当社の取扱 |
---|---|---|---|---|
SEOコンサルティング | 月額固定 | 月額30万円 | 内部施策からコンテンツ、リンク設計などサイト全体のSEO対策を行う。中長期にわたってSEOに強いサイト基盤構築が可能。 | 〇 |
コンテンツSEO | 一括払いor月額固定 | 1記事2万円~ | 基本、コラムを増やし続けることでSEOの流入数を図る。良質なコンテンツを公開し続けることでSEO経由の流入数が積みあがっていく。 | |
内部対策 | 一括払い | 20万~ | SEOフレンドリーで検索エンジンに好まれるように、サイト内のチューニングを行う。 | |
成果報酬型(ビッグキーワード) | 成果報酬 | 15万~ | 内部対策やコンテンツ、被リンクなど幅広く実施する場合もあるが、フォロー内容は千差万別。また、上位表示されないと外注先が放棄した場合、放置される可能性がある | ✕ |
成果報酬型(複数ワード) | 成果報酬 | 5万 | ||
被リンク | 月額固定or成果報酬 | 2万~ | 外部サイトからの被リンクを集まる。 ※順位操作を目的とした被リンク集めはGoogleからペナルティを受けるリスクがあるので注意が必要 |
外注先の良いSEO業者を選べるようにいくつかのポイントを紹介しています。一概に言えるわけではありませんし、SEO業者は人の相性も重要ですので選定する場合の参考ポイントとしてご活用ください。
もちろん、当社の場合も上記を満たした上でご提案いたしますので、是非ご相談ください。
外注先を選ぶ際に気を付けた方がよいポイントもあります。以下の基準に該当する外注先は注意しましょう。
被リンクはブラックな手法であることが多く、対策キーワードをかなり限定して提案する場合も注意が必要です。金額に対して何を提供するサービスなのかが分かりづらい場合も注意が必要です。
一般的な月額固定の契約期間は、6か月から1年となっています。その契約期間を過ぎた場合は自動更新もしくは6か月や1年更新となります。当社の場合は6か月もしくは1年となっており、目標数値や予算に応じて可変いたします。中には1年以上の契約期間を迫るSEO会社もあるようですが、長い契約期間を締結して成果が出ない場合は大損となるので、慎重に検討することをオススメします。
一概には言えないですが、3か月から6か月の期間を要することもあれば、1か月で成果が出てくることもあります。基本的にSEOは広告と違って成果が出るまでに期間を要します。当社のSEOコンサルティングによる成果事例が気になる方は当社の実績ページをご確認ください。
費用に対して、都度外注先の検討会社に確認が必要です。基本的にSEO会社によって対応範囲が異なります。内部施策だけの会社もあれば、コンテンツも含めた費用の場合もあります。また、提案をうけたSEO施策の制作実装も対応可能かどうかも検討してもよいでしょう。
以上でSEO対策を外注する場合のメリット・デメリットやサービス毎の外注表相場を紹介しました。どのサービスが最適かどうかは、目標、目的などによって変わりますので、是非当社のSEOコンサルティングサービスにご相談ください。当社の場合は、KPIに応じてSEO施策をカスタマイズしますので、最適な施策をご提案することが可能です。
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