WEBマーケティングのトータルサポートならディーエムソリューションズ株式会社
0120-934-226受付時間 平日9:00~18:00

強調タグ(bタグ、emタグ、strongタグ)のルールと使用する際のポイント

2022.08.01 2011.05.21 SEO相談室記事一覧
このエントリーをはてなブックマークに追加

記事コンテンツを作成する際には、下記がポイントになります。

  • ターゲットユーザーの基本情報をまとめるペルソナ設計
  • ユーザーが検索するであろうキーワードのニーズ調査
  • ニーズのあるキーワードを含めたTitleの設計
  • 作成したタイトルに基づいたオリジナルの記事本文の企画と作成

さらに、本文中において、特にユーザーにアピールしたい、見て欲しい文章には、文字装飾を活用します。

文字装飾は、太字や色の変更、マーカーといった様々な種類が存在します。そのように該当箇所をHTML内でページとして強調する場合は、強調タグを使用します。

強調タグは、それぞれに役割があり、ページとして表示された際の見え方だけでなく検索エンジンの評価も変わってきます。

そこで、今回は強調タグにはどんな種類があり、それぞれがどんな役割をもつのか、また、検索エンジンがどのように評価するのかについて紹介していきます。

誰でも簡単にSEO対策ができるIntimateSEO

強調タグってそもそもなに?

通常ワードやエクセル、パワーポイントで太字にする際は、既に各ソフトに入っている機能を利用しますが、ウェブ上でページとして表示する際には、HTML内で該当する文章を強調タグで囲むことで、太字にするなどの装飾ができます。

また、ユーザー目線で文字を強調するだけでなく、検索エンジンに対しても該当の文章を強調したり、重要度を伝えたりすることができます。

ただし、強調タグは、HTML5とそれ以前のバージョンで使用方法と役割が異なります。そのため、今回はこれまでの使用方法と役割だけでなく、HTML5ではどのように使用方法と役割が変化するのかについてもまとめていきます。

bタグ<b>ってなに?

ワードやエクセルのフォント変換機能にもあるように、太字に装飾ができます。主な使用方法としては、該当する文章を<b>で囲みます。

すると、ページで表示された際にはその文章が太字で表示されます。ここまではユーザー目線で見るbタグの特徴です。

一方で検索エンジンに対してですが、bタグページ上で太字になるのみで、検索エンジンに対し重要性をアピールする役割はありません。

ここまでが従来の使用方法と役割です。

一方、HTML5にアップデートされた後は、本文中における他の文言、単語と区別することで注意を引きたいテキストに対して使用するものになりました。

例えば、特に重要となるキーワード、レビューや感想における商品名が該当されます。

bタグの使用方法

従来の場合

<p>検索エンジンは<b>質の高いコンテンツ</b>を高く評価します。</p>

HTML5からの場合

<article>
<h2><a href= “URL”>SEO対策とは</a></h2>
<p><b class=”LEAD”>外部施策と内部施策の2つの種類があります。</b></p>

strongタグ<strong>ってなに?

bタグと同様に該当の文章を囲むと太字に変換することができます。

ではbタグと何が違うのか。

strongタグを使用することで、該当の文章は太字に変換されるだけでなく、検索エンジンに対し、そのテキストは特に重要なものだと強調し、アピールすることができます。

従来、strongタグは一つの文章につき、一つしか使用することはできませんでしたが、HTML5以降は該当する文章内でも、特に重要度が高い単語やテキストに対して重ねて使用することができます。

strongタグの使用方法

従来の場合

<p>検索結果で上位表示するためには<strong>コンテンツマーケティング</strong>が効果的です。</p>

HTML5からの場合

コンテンツマーケティングを実施する際には<strong>タイトルの設計だけでなく<strong>文字装飾</strong>も重要なポイントです。</strong>

bタグとstrongタグの違いってなに?

上記にもまとめましたが、bタグとstrongタグは両方とも、強調したいテキストに使用することで太字に変換することができます。

ただし、bタグは検索エンジンに該当のテキストが重要であることを強調できません。

一方、strongタグは検索エンジンにも該当の文章を強調しアピールすることができます。しかし、多様しすぎるとペナルティを受ける可能性がありますので、注意が必要です。

このように、ユーザー目線で見ると両方とも太字へ変換できるという点は変わりませんが、検索エンジン側に強調できるという点で役割が異なります。

iタグ<i>ってなに?

<i>で囲んだ該当文章はイタリック体で右斜めに傾いた書体に変換されます。

この際、指定するフォントの中にイタリック体が存在しまない場合は斜体に変換されます。もし、斜体もイタリック体も両方共存在しない場合は、標準のフォントがそのまま斜めに傾きます。

通常、日本語のフォントの場合はイタリック体や斜体が用意されているケースがほとんどないため、多くの場合、標準のフォントがそのまま斜めに傾きます。

iタグはbタグと同様に見た目は斜めに変換されますが、検索エンジンに対しては、重要性をアピールできません。

HTML5以降は、他と区別したい声や感情を表すテキストや、技術的な言葉などの専門用語、日本語以外の慣用句などを表すタグとなりました。

更に、これまでは斜体にしたいというだけであればiタグのみを使用すればよかったのですが、HTML5以降はスタイルシートの表記で代用できるようになり、基本的にはスタイルシートの使用が推奨されています。

iタグの使用方法

従来の場合

<p>特定のテキストを斜めにしたい場合は<i>iタグ</i>を使用しましょう</p>

HTML5からの場合

このテキストには<span style=”font-style: italic;”>iタグ</span>を使用しています。

emタグ<em>ってなに?

emタグで囲んだテキストは斜めに変換されます。
ここまではiタグと同様です。ただし、emタグは該当のテキストを強調する役割をもちます。

ただし、あくまで強調されるのみで、strongタグのように重要性を伝えることはできません。そのため、重要性をアピールしたい場合はstrongタグを使用することになります。

HTML5の場合は該当のテキスト中で、使用する場所ごとに、ニュアンスが変わります。

emタグの使用方法

従来の場合

<p>emタグを使用すれば、<em>斜め</em>に変換できます。</p>

HTML5からの場合

HTML5では、使用される場所ごととニュアンスが変わります。

そのままの意味を伝えるケース

<p>AさんがPCで仕事をしていた</p>

「仕事していたのはAさんである」と伝えるケース

<p><em>Aさんが</em>PCで仕事をしていた</p>

「PCを使用していた」と伝えるケース

<p>Aさんが<em>PCで</em>仕事をしていた</p>

「仕事をしていたことに驚いた」ことをと伝えるケース

<p><em>AさんがPCで仕事をしていた</em></p>

iタグとemタグの違いってなに?

iタグにより、該当のテキストを斜体に変換できますが、検索エンジン側へ強調する役割はありません。

一方でemタグは斜体に変換するだけでなく、該当の文章を強調することができます。

表示はどちらも変わりませんが、強調したいという場合は、emタグを使用しましょう。

ただ、先にもまとめたようにemタグには重要性を検索エンジン側に伝える役割を持ちません。ここで、重要性を伝えるstrongタグとの違いを見ていきます。

strongタグとemタグの違いってなに?

この2つのタグはそれぞれページ上での出力結果が異なります。strongタグは太字で、emタグは斜体に変換されます。

更に、それぞれ強調の役割がありますが、strongタグは該当のテキストが特に重要であると検索エンジン側に伝えることができ、emタグはニュアンスを変えて伝えることができます。

emタグの役割は、あくまでニュアンスを変更することなので、単語自体を強調する役割はありません。

そのため、ページ内において特に重要なキーワードを検索エンジンに対しアピールしたいという場合にはstrongタグが使用することになります。

強調タグを使用する際の注意点

乱用を避ける

強調タグの中でも検索エンジン側に対し、特に重要であることを強調するstrongタグですが、strongタグはページ内でも乱用するとスパム行為とみなされる可能性があります。

例えば、、、

<p><strong>検索エンジンで上位表示を狙う</strong>ためには、<strong>SEO対策の中でも<strong>内部施策</strong>が特に重要です。</strong>

というHTMLソースコードを記載すれば、テキスト内の多くが強調されることになり、最終的にどこが一番重要なのかわからなくなってしまいます。

このように、ページ内において乱用することで、スパム行為と認定されてしまうケースがあり、検索結果の順位にも影響を及ぼす可能性があるため、使用はなるべく控えましょう。

見出しタグ内で併用しない

特に見出しタグ内で、strong タグを使用するのは不適切と言われています。

例えば、、、

<h1>SEO対策には<strong>コンテンツマーケティング</strong>が重要である</h1>

上記のように、見出しhタグの中での併用は避けましょう。

見出し部分はページ内でも既に重要であることを示している部分なので、その中で更にstrongタグを使用してしまうとスパム行為とみなされてしまいます。

<h1>とは?SEOを意識した正しい見出しタグの使い方

強調タグに関するよくある質問

強調タグを使用するメリットは何ですか?

強調タグを活用することでページ内の特にユーザーに読んでほしい文章を強調したり、重要性を伝えやすくすることができます。数種類ある強調タグをそれぞれ適切に活用することで、よりユーザーが読みやすいページになります。

なぜ強調タグを使い分ける必要があるの?

強調タグにはそれぞれ役割が異なります。多用しすぎるとペナルティを受けてしまう種類もあるため、使い分けることが重要です。

強調タグはページ内にいくつ設置してもいいの?

強調する部分があまりに多すぎると重要箇所が分かりにくく、ページ全体の見栄えもよくありません。
強調タグの乱用はスパム行為とみなされる可能性があるため、必要最低限に設置するようにしましょう。

1つの単語に強調タグを設置したらページ内にある同じ単語にも設置しますか?

強調タグを設置した単語がページ内に複数回出てくるとしても、同じ単語すべてに強調タグを使用しないようにしましょう。強調タグの乱用となってしまいます。

強調タグを活用することでSEO評価につながりますか?

直接SEO評価につながるわけではありませんが、strongタグとemタグは見た目を強調するだけでなく検索エンジンにも強調したい部分を伝えることができます。
強調タグをうまく活用することでコンテンツの重要性や品質向上につながります。

SEOの内部施策を満たしたWebサイト制作

Webサイト制作

Webサイト制作に関して以下のお悩みを持ったことはありませんか?

「検索エンジンに好まれる内部施策をWebサイトに実装してくれるのか・・・」

「SEOに強いWebサイト制作会社を探してる・・・」

以前、私がWebサイト制作を外注する時に「SEO要件を満たしたWebサイトを作ってくれる会社なのか」「成果を最大化するアドバイスがもらえるのか」こうした会社を見つけることが出来ませんでした。

当社はWebサイト制作はもちろんのこと、SEO歴16年以上の実績を持つ「SEOの相談ができるWebサイト制作」を依頼できる会社です。なぜなら、SEO相談実績1000社以上で多くのWebサイトのSEO改善を図ってきたからです。また、経験豊富な専任コンサルタントが社内のSEOコンサルタント制作チームと連携してWebマーケティングの収益最大化を目指すことができます。

当社の強みは以下にあります。

  • SEOを踏まえたサイト制作設計
  • 豊富なWordPress制作実績のほかオリジナルCMSの構築も得意
  • テスト検証に基づくユーザー目線のデザイン設計

当社にWebサイト制作をお任せ頂いたお客様で様々な成果事例が報告されています。

当社は「SEO×クリエイティブ」のちからで課題を解決できるWebサイト制作の代行会社です。当社の「Webサイト制作サービス」をご確認ください。

Webサイト制作の外注サービスを見る

おわりに

これまで紹介してきた強調タグはそれぞれ役割を持ちますが、検索エンジンからの評価はどれも変わらないと名言されています。
また、文字装飾を行う際や、重要である箇所をアピールする際にはスタイルシートや見出しタグなどで代用もできるため、今回紹介した役割と使用方法をよく理解していただき、必要最低限にとどめて使用いただければと思います。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
Avatar photo

digital-marketing

デジタルマーケティング研究所では、デジタルマーケティングの施策・広告・技術を、分析・実装・検証して、WEB担当者・マーケティング担当者の方の役立つ情報を発信していきます。
お役立ち資料ダウンロード
SNSでフォロー
問い合わせ数5倍 1,000社以上の実績
ウルロジ EC事業特化型 物流アウトソーシング
セルマーケ
月額3万円で始められるSEO対策なら「IntimateSEO」

今話題のAIによるコンテンツ自動生成機能も!SEO対策に本当に必要な機能だけを搭載した使いやすさとコストパフォーマンスに優れたWeb集客支援ツールです。


Contactお問い合わせ

Webマーケティングに関わる施策全般をワンストップで
ご提供します。
お気軽にご相談ください。

関連資料ダウンロードはこちら
サービスのお問い合わせはこちら

Webマーケティング最新ニュースのレポートや無料セミナーの先行案内が届く、お得なメルマガ配信中!

Webマーケティング最新情報をお届けするDMSメールマガジン
東京営業所
東京都武蔵野市御殿山1-1-3 クリスタルパークビル2F
電話番号 0422-77-1087 FAX番号 0422-57-2761
大阪営業所
大阪府大阪市北区堂島1丁目5-30 堂島プラザビル10F
電話番号 06-7176-3367 FAX番号 06-7176-3368
Copyright © 2024 DM SOLUTIONS Co.,Ltd. All rights reserved.