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このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。
LSI(Latent Semantic Indexing)とは、Googleが取得している特許のひとつで単語同士の関連性に着目してコンテンツの内容を読み解くための技術です。
2007年に本格導入されたこの技術によってキーワードを連呼すればページのテーマを認識してもらえた時代は終わりを告げました。
「Latent Semantic Indexing」は直訳すると「潜在的な意味をインデックスする」といった意味です。上記の例では、「パスタ」という目標キーワードに対して「イタリアン」や「カルボナーラ」といった関連用語を使用しています。
LSIを使ったアルゴリズムでは、「パスタ」と「イタリアン」が同時に使われる頻度をWEB全体から収集し、関連性があると判断。クローラーは関連語の用いられ方によって、コンテンツの充実度を評価します。LSIが進化するにつれ、ワードサラダのようなスパム行為は徐々に通用していかなくなることでしょう。
LSIを意識したライティングに便利なツール
ページの総単語数を調べる。
SEOチェキ「キーワード出現頻度」タブを使用。キーワード出現頻度そのものはあまり気にする必要はありません。SEO会社は500語以上をボーダーラインとすることが多いです。
「共起語」検索ツールを使う。
共起語検索
「共起語」は厳密には関連語とは異なりますが、一緒に用いられる可能性が高い単語ですのでLSIとして評価される可能性が高いです。
旬のキーワードを調査する。
BOOM RESEARCH
キーワード選びに役立つWEBツールでも紹介しましたが、Googleのインデックス速度を考えると関連の深い旬のキーワードと一緒に用いるのも効果的でしょう。
熱さをぶつければ、自然と関連用語は盛り込まれる
実は私は上記のツールをあまり使用していません。ページの内容を充実させ、アンサー度( ≒ ユーザー満足度)を高めようと思えば自然と総単語数、関連用語は増えていきます。
ユーザーの求めるキーワードを発見し、それに対する詳細な記事を書く。この基本さえ押さえておけば、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても不自然なものになることは少ないのではないでしょうか。
LSIを過剰に意識しずぎると在り来りな文章になりやすく、ソーシャルな場で評価されにくくなる、という欠点もあります。まずは記事に対してあなたの熱い気持ちをぶつるところから始めてみてください。
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2014年12月までディーエムソリューションズ株式会社SEO対策チームに所属。「SEOは実装」を信条に、コミュニケーションを重視するスタイルで数多くのサイトのコンサルティングを手がける。内部施策に関して造詣が深く、「SEOまとめ」というtwitterアカウントを通じて日々情報発信を続けている。
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SEOまとめ