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SEOってそんなに大切?SEO対策のメリット・デメリットとは

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これからWebマーケティングに取り組もうとしている方の中には何が有効な施策なのかが分からない方も多いのではないのでしょうか?ここではSEO対策を実施する5つのメリットについて紹介したいと思います。

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SEO対策を実施するメリット

購買意欲の高いユーザーを集客出来る

インターネットが普及した現代の消費者による購買行動を説明するモデルとして”AISAS”と呼ばれるモデルがあるのはご存知でしょうか?

これは消費者が消費を行うまでのプロセスの頭文字をとったものなのですが、具体的には以下のようになっています。

Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有)

ここで注目すべきは購買行動や消費行動(Action)を起こす直前にSearch、つまり”検索行動”があるという事です。

SEO対策とは検索エンジン最適化であり検索結果において上位表示を目指す取り組みです。多くの消費者はアクションを起こす前に検索行為を経ているので、その検索結果でユーザーを集客するという事は購買意欲の高いユーザーを集客している事にもなるのです。

集客力が高い

さきほどはインターネット利用の中でアクションを起こす前に検索行動を行っていると説明しましたが、そもそもインターネット利用者はどれくらいいるのでしょうか?

総務省の発表によればインターネット利用率は平成24年末時点で9,652万人と公表されており、日本の総人口の79.5%の方がインターネットを利用しています。

参考:25年度版総務省情報通信白書インターネットの利用動向
 
上記の全ての方が検索エンジンを利用している訳ではないとは思いますが、どれくらいの方が検索エンジンを利用しているのでしょうか?
ニールセン株式会社の調査によると9,000万人以上の利用者の中でYahoo!が約8,000万人、Googleで約7,000万人以上の利用者がいるという調査結果を発表しました。

このインターネット利用者の多さ及び検索エンジンの利用率を考えると、集客力の高さがうかがえると思います。

参考:TOPS OF 2015: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2015年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~
 
ただ、それならリスティング広告も検索結果に表示させるので同じじゃないかと思われる方もおられるかと思います。しかし、これも海外の調査データによると検索結果に対してクリックされる割合はリスティングの広告エリア(キーワード広告)が13%という調査データに対して、SEOエリアは52%と4倍も多くクリックされているという研究結果があります。

広告と比較しての費用対効果の高さ

SEOはWebのマーケティング施策のひとつとされていますが、実際にはGoogleやYahoo!の広告メニューではありません。一方でリスティング広告はクリック数に応じて支払いが発生する広告サービスです。つまり、リスティング広告は集客が出来れば出来るほど支払いが発生するのですが、SEOはいくらクリックされても支払いは発生しません。

ただ、だからと言って費用対効果は絶対的にSEOが勝るとは言えません。

なぜなら、SEOに取り組もうとなった場合にはそれなりの知識とユーザーを満足させるコンテンツの作成を行う労力が必要だからです。多くの企業では自社でSEO人材を育てるよりも外注でSEO業務をアウトソースしているケースが多く、実際にはその外注費を考えると無料ではないためです。ただ、この外注費用や自社でのSEOの内製化をもってしても毎年多くの企業が回答するWebマーケティングの費用対効果調査アンケートやインターネット白書によるとSEOの効率が良かったと回答しており、SEOの効果の高さがうかがえます。

しかしながら、SEO対策の実施にはそれなりの知識が必要と上述しましたが、十分な知識が無いSEO業者や検索エンジンのガイドライン違反行為を推奨する非道徳なSEO業者が少なからず存在しているのも事実のためGoogleは事前に適切なSEO業者を見抜くために以下のような確認を取るべきだと提言しています。

Googleが考えるSEO業者に確認すべき事項

  • オーガニック検索に役立つオンラインマーケティングサービスやアドバイスを提供しているか
  • 創業年数
  • Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に従っているか
  • 過去の事例のサンプルを見せてもらい、成功事例を紹介してもらう
  • Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に従っているか
  • サイトに加えたすべての変更に関する情報、およびアドバイスの内容に関する詳しい情報とその理由を伝えてくれるかどうか
  • どのような結果が期待されるかと、その日程、成果を測定する方法
  • 同業種での実績
  • 最も重視している SEO 技術

Googleが言うように、SEOをアウトソースする場合は上記の事項は最低限確認しておくべきだと考えます。実際、日本では適切に回答出来る業者は数社に限られますが、そのSEO業者と取り組む事が出来れば費用対効果は高いものとなるでしょう。

参考:Search Console ヘルプ SEOが必要なケース

掛けた労力を資産とする事ができる

上述したとおり、SEO対策は広告ではありませんが、その他の多くのWebマーケティング施策は広告です。リスティング広告で露出を続けるには広告費用を捻出し続けなければなりません。出稿を止めるとそれまで獲得出来ていた流入は完全に無くなります。

一方で、SEOで上位表示するには、Webサイトに検索エンジンが読み取りやすくなるようなSEOの実装とユーザーを満足させるためのコンテンツの制作が不可欠なため、それに取り組む事は資産として残ります。SEO業者と契約して、ユーザーを満足させるために作成すべきコンテンツのアドバイスをSEO業者から受けて作ったとしても自社サイトにアップしたページは、契約解除しても取り上げられる事はありません。

Googleのアルゴリズムは幾度となくアップデートを繰り返していますが、Googleの理念は何ひとつ変わっていません。そこでは「最高の情報源」という言葉が利用されていますが、自然検索で上位表示させるためにユーザーのためになるコンテンツが必要でGoogleが近年で実装しているアルゴリズムの中には”パンダアップデート”や”Googleクオリティーアップデート”は信用できるコンテンツなのかや価値ある情報なのかを判断するといったアップデートとなっており、Googleが目指す検索エンジンの姿はずっと変わっていない事が分かります。

参考:Google が掲げる10の事実

SEOに取り組むという事はWebサイトを訪れるユーザーを満足させる事に取り組むという側面があり、その取り組んだ行為はサイトに資産として残る事は大きなメリットであるといえます。

中長期的に流入を見込める

リスティング広告やディスプレイ広告や純広告などの広告は予算を掛けると、すぐに効果が得られます。しかし、SEOは対策し、競合サイトと比較して有益だと検索エンジンに評価されてから初めて順位に影響するため、取り組みと成果に時間的なラグが発生します。

しかしながら、SEOで成果が出ると競合相手が自社よりも良いコンテンツを作るまでか、何らかの評価基準の変更があるまでは、大きな順位の変動が起きないためユーザーニーズの変化がなければ、その間はずっと流入が見込めます。

また、アクセス解析で見てみると分かるのですが、SEO対策で上位表示をすると狙ったひとつのキーワードだけではなく、様々な複合キーワードでも上位表示がされていて流入があります。よって、仮に「あるキーワード」で順位が下がったとしても、全てのキーワードで順位が下がらなければ、全ての流入が無くなる事はありません。

このように上位表示出来れば簡単に下落しない事と上位表示はひとつのキーワードだけでは無く、様々なキーワードも連れて上がることにより、中長期的な流入が見込めるのです。

ブランディング効果

SEOのメリットとして、ここまで集客や費用対効果について触れてきましたが、忘れてはならない効果のひとつにブランディング効果が上げられます。ブランディングとはサービスや企業といったブランドが顧客にとって価値があると認識させて市場で共感や信頼を高める事とされています。

また、ブランドとして認知されていないものをブランドとして認知、育てる事をいうのですが、ある企業が行った調査では自然検索で上位に表示されているサイトについて、どのような印象を持つのかというデータでは実に80%の人が良い印象を持ち、悪い印象を持つと答えた人は0%だったいう結果が有ります。

つまり、SEOで上位表示しているサイトは多くのユーザーが良い印象を持ち、信頼感を感じるという事である。これは成約率を高める可能性があると言える。また、ブランドが確立されると、ブランドに言及するユーザーが増え、コミュニティが発生する事もある。Web上での言及は被リンクとしてSEOにさらに良い影響を与える。元々、Googleは良いページは様々なサイトからリンクを張られるという考えの元で設計がされています。

このようにSEOで上位表示されるとブランディング効果が発生し、そのブランドについて言及される可能性を広げ、さらにリンクを獲得し、確固たる順位を確率する良いスパイラルが生まれていきます。

以上がSEO対策を実施するメリットです。

ちなみに、SEO対策を行うデメリットはあるのでしょうか?上述した通りSEO対策は広に検索されたくないページがあるのであれば、検索されないように設定すればいいだけの話なので、デメリットはないかもしれません。

ただし、Webマーケティング施策としてSEOを最上としないケースはありますので、サービスを検討するという視点でSEOが向かないケースを紹介します。

SEO対策のデメリット

成果が確実ではなく、成果を出せる業者の選定が難しい

Googleの順位を決定するアルゴリズムがブラックボックスである以上は成果を確実に約束する事は不可能である。確実に成果を出すという業者がいたら、逆に悪徳業者と断定出来る要素となるくらいのものです。ただ、取り組み状況次第で確実ではないにしろ、成果が出せるかどうかを読むことは可能ですが。

とはいえ、全てのSEO業者が必ず成果を出せる訳ではないので、あまり取り組んでいなかった方が適切なSEO業者を選定するのは非常に難しいと言えます。もしも、これから業者を選定される場合はGoogleが提唱している上記の質問をぶつけてみて、適切な回答や取り組みを行っているかどうかは参考されると良いと思います。

上記の事から確実性が必要なケースでは費用対効果は無視してでも流入が保証されている広告の選択が必要です。

成果までに時間が掛かる

SEOには時間が必要となります。それはSEO的な修正をする時間、コンテンツを制作する時間。そして、人やGoogleに評価される時間などです。ゆえに、キャンペーンなど一過性の時期のみに必要なマーケティング施策としては全く向いていません。あくまでSEOは中長期的で継続した効果が必要な場合に有効な施策と覚えておくのがよいでしょう。

質の良くないユーザーも集まる

ビッグキーワードのSEOに成功出来た場合は必ずしも良いお客様だけとは限りません。場合によっては捌ききれないユーザーからの問い合わせやターゲットではない不良ユーザーを引き受けねばならないという事もありえます。こういった場合は積極的なSEOではなく、ターゲットだけに向けた広告が有効となるケースがあります。

以上がSEOを選択すべきではないケースです。確かにその費用対効果の高さや流入面のインパクトなどで効果の高さがアピールされるWeb施策がSEOではありますが、ケースによってはSEOが向かない場合がある事は意識しておかねばなりません。

企業の内外でWebマーケターとして役割を全うするのであれば、全てのWeb施策を実行するのではなく、ユーザーとサービスを理解し、置かれている状況を把握した上で適切なWebマーケティング施策の優先順位をつけて実行し、その効果測定をきちんと行いPDCAを回す必要があります。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

以上がSEOのメリットとデメリットとなりますが、日本においては、まだまだ多くの企業はSEOが費用対効果で一番良かったと言っており、SEO対策のメリットの方が大きいと思います。

ディーエムソリューションズのSEOに関するノウハウの一部を下記で公開しておりますので、貴社のSEO対策の参考にしてください。

SEO<実践編>

このディーエムソリューションズが運営しているデジタルマーケティング研究所ではSEOの基礎的な内容から最新のデジタルマーケティングについての情報発信を日々行っていますので、皆様のビジネスの一助となればコレ以上の幸いはありません。

そして、今回の記事を読んで自社サイトにおいてきちんとしたSEOが実装されているのかな?と疑問になられた方はディーエムソリューションズのトップコンサルタントが監修したSEOチェックシートを提供していますので、是非お問い合わせください。
 

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