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コラムとはどんなもの?エッセイやブログとの違いや読まれるコラムの書き方もご紹介

コラムとはどんなもの?エッセイやブログとの違いや読まれるコラムの書き方もご紹介
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「コラム記事」という言葉を耳にしたことがある方は多いかと思います。
しかし、実際に「コラム」というものはどのような文章を指すのか明確に答えられる方は少ないのではないでしょうか?

今回は「コラム」とはどのようなものを指すのか、また、エッセイやブログとの違いや読まれるコラムの書き方についてもご紹介していきます。

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「コラム」とはどういうもの?

そもそもコラムとは、「ライターの感想や分析が反映されている短い評論文」のことを指します。
掲載する媒体により、文章の硬さというのは異なるのですが、Webメディアに掲載される記事の中にもコラムというジャンルがあります。

コラムの特徴としては、先述したように「ライターの意見が述べられている」ということが挙げられます。
そのほか、明確な「根拠」「論理」などが記事に反映されていることもポイントになります。

客観的事実だけを記載するのではなく、そのライター自身の考えや感想などを述べる文章が「コラム」なのです。

「エッセイ」とは何が違うの?

そんなコラムと非常に似たような場面で用いられることがあるもう一つの単語が「エッセイ」です。

エッセイとは、「自由な形式の文章」を指します。
つまり、コラムのように「意見や感想を反映させなければならない」というものではなく、制約が全くなく、思ったことを自由に執筆できる文章のことです。
「ただただ思ったこと」や「日常のひとコマ」など、基本的にはどのような内容でも良く、コラム以上に自由度の高い文章です。

コラムの基本的な書き方・構成について

コラムの基本的な書き方・構成についてご紹介します。

序破急(じょはきゅう)

分かりやすく、説得力もある記事にするには、「序破急(じょはきゅう)」の書き方に沿って文章を作成するのが良いでしょう。
この序破急とは、「序論・本論・結論」の3つで構成されている「三段構成」のことを指します。

序(序論) 文章の目的・テーマをあげる
破(本論) 話の本題に入る。目的・テーマについての詳細説明
急(結論) まとめや結論を述べて結ぶ

このような順番で文章を組み立てていく構成方法です。

序論で目的・テーマを明確にし、本論の説明で詳しく言いたいことを述べ、結論で重要な部分を強調して締めくくることで、文章内容が読者の記憶に残りやすくなります。
この序破急はさまざまなコラムでも用いられているのはもちろん、小論文のような少し硬めの文章にも用いられることがあります。

序破急の例文としては、以下のようなものが挙げられます。

序(序論) 日焼けというものは美肌の敵であることをご存知でしょうか?
破(本論) その理由としては~……(日焼けが肌に良くない理由を記載)
急(結論) このことから、美肌を維持するためにも日焼けをしないということが非常に大切です。
日焼け止めはできれば毎日塗るように心がけたいものですね。

PREP法

文章の初めに結論を述べてしまうという特徴をもっているのが、「PREP法」です。
PREP法の名前の由来としては、4つの要素の頭文字を取ってつなげたものです。

結論(Point) 言いたいこと・話の重要な部分
理由(Reason) 理由・その重要部分を裏付ける根拠
具体例(Example) 具体的な例やデータを用いて詳しく説明
結論(Point) 再度、話の重要な部分を述べ、言いたいことを綺麗にまとめる

このような順番で文章を組み立てていきます。

PREP法の一番の魅力としては、簡潔で分かりやすく、説得力のある文章を作ることができるという点にあります。
結論を文章の初めにもってくるので、読者に自分の主張が伝わりやすいのです。

文章を通じて「何が言いたいのか」を一番初めに述べておくことで、その後の理由や具体例の説明に入っても読者が混乱することなく、読み進めやすいというメリットがあります。
Web上で不特定多数の読者に文章を公開する場合は、このPREP法で文章構成を行うのがおすすめです。

傾向としてWeb上の文章は、電車に乗っている時間・待ち合わせまでの時間など「隙間時間」を利用してスマートフォンから閲覧されることが多いため、短時間でもサッと読むことができるような「簡潔で分かりやすい文章」が求められます。

このPREP法であれば、結論を冒頭にもってくるため、たとえ読者が流し読みをしたとしても、なんとなく内容が頭に残る文章を作ることができるのです。
また、PREP法はビジネス上でも用いることができる構成です。
資料の作成やプレゼンなどのシーンにも用いることができる構成であるため、マスターしておいて損はない構成であると言えるでしょう。

PREP法の例文としては、以下のようなものが挙げられます。

結論(Point) 日焼けというものは美肌には良くありません。
理由(Reason) 理由としては、肌細胞に負担をかけてしまうためです。
具体例(Example) 具体的には、太陽光には肌のハリを生成するコラーゲン・エラスチンなどの成分を壊す作用があると言われています。
結論(Point) これらの理由から、日焼けというものはやはり美肌には良くないということが考えられます。

起承転結(きしょうてんけつ)

「起承転結(きしょうてんけつ)」は、文章の導入部分である「起」、話を展開させていく「承」、一旦視点を変えてみる「転」、結論・まとめとなる「結」の4つのパートから成り立つ4段構成になっています。

一見、「序破急とほとんど同じなのでは?」と思われる構成内容になっていますが、結論に入る前に「転」が入っていることが違いとして挙げられます。

文章の目的・テーマをあげる
話の本題に入る。目的・テーマについての詳細説明
視点を一度変えて述べる
まとめや結論を述べて結ぶ

このような順番で文章を組み立てます。

「転」部分で一度話の視点を変えて、「転じる内容」を執筆するのが大きな特徴です。
「起」「承」で取り上げた問題に対しての解決をこの部分で示すなど、これまで述べてきた内容をここで「転じて」いきます。
シナリオや物語などの製作において使用されることが多い起承転結も、コラム作成の書き方の一つとして利用できます。

起承転結の例文としては、以下のようなものが挙げられます。

美肌にとって日焼けは大敵です。
肌細胞に負担をかけてしまうことに加えて、色素沈着の原因にもなってしまいます。
では、日焼けを防ぐためにはどのようなことを行えば良いのでしょうか?一つ考えられるのは「日焼け止めをこまめに塗ること」です。
日焼け止めを毎日塗るなどを行って、できる限り日焼けを防ぐようにしましょう。

読まれるコラムを書くには?

では、「読まれるコラム」を書くにはどのようなポイントに注意して執筆すれば良いのでしょうか?

【ペルソナ設定】誰に向けて書くのか決める

コラムを執筆する前に、対象となる読者の「ペルソナ」を設定するということも大切です。
このペルソナとは、対象となる読者の「具体的な人物像」のことを意味します。
「年齢・性別・職業・何を知りたいと思っているか」などを具体的なイメージに落とし込んだ架空の人物像です。

ペルソナ設定を行わずにコラムの執筆を始めてしまうと、どのような人にでも受け入れられるような文章になってしまいます。
「その方が良いのでは?」と思われがちですが、「誰に向けての文章なのか」という要素にブレが生じていることになります。

その結果、詳しく説明し過ぎてしまったり、ペルソナの知りたい内容が書かれていなかったりと、文章全体の品質が落ちる傾向にあるのです。
特定の人物像をイメージしてから執筆を始めることで、読者の満足度を高めることができる文章になります。

分かりやすさ・読みやすさを意識して書く

文章が読みやすい・分かりやすいということは、「読まれるコラム」の大前提です。
文章の内容が面白いものであっても、読みづらく分かりにくい文章で執筆してしまうと、その面白さが薄れてしまいます。

文章を読みやすくするためには、改行を適宜いれていく・漢字ばかり使わないといった「文章全体の見た目を整える」ということが重要になります。
文章を分かりやすくするためには上記に加えて、「文章構成」にも配慮することが大切です。

先に軽く結論を述べ、その後からその根拠を述べていくという流れの構成が、分かりやすい構成だとされています。
その際には難しい言葉はできる限り使わないようにし、専門用語に関しては説明文を追記するといったような配慮も必要になります。

導入文で読者を引きつける

コラムの読者は、導入文に目を通して「このコラムを読む価値があるかどうか」を瞬時に判断します。
そのため、この導入文で読者の興味を引く書き方をしたり、コラムを読むメリットを明記したりすることは非常に大切です。

例を挙げてみましょう。

読者の興味を引くように書かれた導入文

この時期には新作の香水が、デパート売り場にずらりと並びます。
可愛らしいパッケージがたくさん並んでいる売り場に行くと、あれもこれもという風に目移りしてしまうのではないでしょうか?

しかし、いざ購入した香水をつけてみたら「なんだか想像していたものと違う?」と感じることもあるかと思います。
さまざまな種類がある香水には、それぞれの香りで与える印象というものが全く異なるのです。

コラムのメリットが明記された導入文

香水の香りには、「フローラルな香り」「ウッディな香り」など多くの種類があり、与える印象が全く異なります。

今回のコラムでは、香りごとに異なる印象の違いについてご紹介します。
香りごとに異なる印象の違いを知っておけば、自分に合った香水を選びやすくなるでしょう。

このように内容は同じ文章であっても、書き方によって文章全体の印象が変わってきます。
話し言葉を加えたり、具体的な場面を挙げたりすることで、一層読者の興味を引きやすくなります。

共感の得やすい内容を書く

読まれるコラムにするには、読者の共感を得やすい文章にすることも大切です。
このようなコラムは、読者に「自分にとって有益な情報がたくさん記載されている文章」と感じさせることができます。

先述でも少し触れましたが、共感を得やすい記事の書き方としては、「話し言葉を入れる」「実際のシーンを入れる」などが効果的です。

オリジナル性の高いまとめ文にする

結論である「まとめ文」は、その記事の全体内容を改めて強調づける部分になります。
読者に「このコラムを読んでよかった」と思ってもらえるようにするには、オリジナル性に重視して、読者が共感できる・引き込まれるような内容を盛り込むようにしましょう。
注意点としては、「ネガティブな印象で締めくくらない」ということです。

コラムを書くうえでの注意点

コラムを書くうえでの注意点も見ておきましょう。

論理的な文章を意識して書く

コラムを執筆するにあたっては、論理的な思考・明確な根拠に基づいた説得力のある文章を心がけなければなりません。

ライター自身の意見・感想を述べるのがコラムですが、決して主観のみになってしまわず、リサーチした情報に基づいての論理的な意見・根拠を示すことがポイントです。

読み返すことを忘れず、「文章の矛盾が起きていないか」「情報が正確であるか」など丁寧に確認していきながら、コラムを執筆していきましょう。

あくまでも自分の意見として書く

コラムを書くにあたっては、誰か別の人物の意見として執筆する「伝聞表現」はあまり使わないようにしてください。

改めて振り返りますが、コラムというものは「ライターの意見・感想を述べているもの」です。
「~だそうです」「~とのことです」といった表現を多用し過ぎて、ライター自身の意見が述べられていないと「コラム」とは言えません。

もちろん、別の人物の意見を参考程度に取り入れる分には問題ありませんが、できる限りそのコラムの執筆者である自分の意見を述べるように意識して作成しましょう。

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おわりに

今回は「コラム」とはどんなものを指すのか、また、エッセイやブログとの違いや読まれるコラムの書き方についてもご紹介しました。

コラムとは、「ライターの意見・感想が述べられた文章」であることが分かりました。
読者に読まれるコラムを作成するには「読みやすい」「分かりやすい」ことを前提に、読者に共感してもらえるような内容を取り込むことが大切です。

これからコラム作成に取り掛かるというライターの方は、ぜひ当記事を参考にしてみてくださいね。

 

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