不動産会社がGoogleビジネスプロフィールを活用することは、集客向上だけにとどまらずブランド構築にも有効です。更に、充実したGoogleビジネスプロフィールの情報は、不動産の見込み顧客向上につながります。
今回は、何故不動産会社はローカルSEOにGoogleビジネスプロフィールを活用するべきかを解説します。
Googleビジネスプロフィールを始めましょう
Googleビジネスプロフィールは、店舗などのビジネス情報がGoogleのマップ上に表示されます。店舗などのビジネス情報は、Googleマップの中だけでなく、SEOの検索結果にも表示されます。また、こうしたビジネス情報の掲載順位を図る施策をMEOとも言われます。
以下は会社名で表示された場合に、SEOで表示されるGoogleビジネスプロフィールです。
上記のように、GoogleビジネスプロフィールはSEOで表示されますので、Googleビジネスプロフィールの最適化は、SEO施策の一貫と言えます。
なぜ、不動産会社はGoogleビジネスプロフィールを使うべきか?
集客を見込むことができる
Googleは検索市場の91.7%(※)を占めている巨大なプラットフォームなので、不動産会社のサイトが露出されれば、売上の向上を見込むことができます。なぜなら、不動産の見込み顧客は、キーワード検索をする時にGoogleビジネスプロフィールが表示されるからです。
(※)Googleの検索エンジンを採用したYahoo!を含めた2022年「Statcounter Global Stats」の数値
以下の不動産で検索されるキーワードの検索結果を見てみましょう。
検索されたキーワードの最上位に表示されているのは、Googleビジネスプロフィールです。このように、近くの不動産会社を探すユーザーにGoogleビジネスプロフィールが表示できれば流入を見込むことが出来ます。
不動産会社でGoogleビジネスプロフィールを活用しておらず、集客面で課題を持っている場合は、マーケティング戦略を見直すべきでしょう。不動産店舗の露出強化を図るのに、無料で活用ができるGoogleビジネスプロフィールは最適です。
Googleビジネスプロフィールは不動産会社のブランド構築に役立つ
Googleビジネスプロフィールは、無料で利用できるツールです。そして、Googleビジネスプロフィールで出来る発信は、自らが能動的に行うことができます。不動産会社のモデルルームのイベント情報、相談会、査定サービスなどのブランド発信ができますので、理想的なツールと言えるでしょう。
また、Googleビジネスプロフィールは、利用した顧客のレビューが公開されます。高い評判のレビューを集めることは、不動産会社のブランド構築に大いに役立つでしょう。
不動産の見込み顧客体験の向上
売買、賃貸といったジャンルを問わず、不動産の顧客は非常に注意深くなっています。注意深い顧客は、来店もしくは資料請求前に、対象の不動産会社の情報を集めようと試みます。
例えば、希望物件がポータルサイトで見つかっても、顧客はポータルサイトから敢えて離脱して、不動産会社の情報をもっと求める方もいるでしょう。そうした顧客に、詳細な情報を提供するためにも、Googleビジネスプロフィールは有効です。
上記の画像のように、注意深い顧客はWebを活用するリテラシーが高くなっているので、不動産会社の詳細な情報を求めて、Googleビジネスプロフィール上に到達します。
つまり、Googleビジネスプロフィールに到達したときに、ポータルサイト以上に有益なコンテンツを用意しておくことが、不動産の見込み顧客体験向上につながると言えるでしょう。
Googleビジネスプロフィールの投稿内容やレビューを増やそう
以上で説明したように、Googleビジネスプロフィールは不動産会社が活用するべきツールの1つと言えます。集客力向上だけでなくブランド構築に役立ちますので、日々の投稿や好意的なレビューを増やす取り組みをするとよいでしょう。
また、Googleビジネスプロフィールを上位表示するためには、Googleビジネスプロフィール上の施策だけでなく、SEO施策の取り組みが不可欠です。当社は、SEOからGoogleビジネスプロフィールをクロスした集客施策立案が可能です。是非、ご相談ください。
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