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Googleトレンドとは?使い方やおすすめの活用方法5つを解説

2022.12.23 2022.09.27 SEO相談室記事一覧
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ユーザーが検索するキーワードやトレンドを把握できるGoogleトレンド。誰もが無料で使え、Webマーケティングにも有効利用できますが、「Googleキーワードプランナーとどう違うの?」「何にどう活用できるの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、Googleトレンドの機能や使い方、おすすめの活用方法について解説します。

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Googleトレンドとは?

Googleトレンドとは世界中のキーワード・トピックの人気度(需要)を調査するためのツールです。期間を指定して調べることはもちろん、リアルタイムで検索数が急上昇しているキーワード・トピックの調査もできます。さらに、関連するキーワードも提示してくれるためキーワード抽出にも便利です。

誰でも無料で利用でき、Googleアカウントの登録も必要ないため、まだ使ったことがない方は、ぜひ利用してみてください。

GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーの違い

Googleが提供する検索動向を調査するツールには、Googleトレンド以外にGoogleキーワードプランナーがあります。GoogleトレンドとGoogleキーワードプランナーはどちらもキーワードニーズを把握するのに使用されるため混同されがちですが、キーワードを評価する軸が違います。

 

Googleトレンドはキーワードを指定期間内で相対評価し、その人気度を0~100の数値で表します。最も人気度が高かった時期を100、半減すれば50、最も人気度の低かった時期を0というように時期による変遷を確認するものなので、具体的な検索回数は把握できません。

一方で、Googleキーワードプランナーは月間検索ボリューム(回数)の調査が可能なツールで、特定のキーワードがどのぐらい検索されたかを把握するものです。リアルタイムの検索動向を知ることはできません。

 

指定した期間におけるキーワードニーズの推移世界中の検索キーワードやトピックスのトレンドを確認するものがGoogleトレンドで、キーワードが実際に検索された回数を確認するものがGoogleキーワードプランナー、という違いです。

Googleトレンドを活用するメリット

Googleトレンドを利用するメリットは以下3つです。

 

  • キーワード需要の推移を確認できる
  • リアルタイムのトレンドキーワード・トピックを確認できる
  • 過去のトレンドキーワードを確認できる

キーワード需要の推移を確認できる

キーワード需要の推移グラフ

キーワードを入力すると、検索需要の推移をグラフで確認でき、どの地域からよく検索されているのか、どのような関連キーワードがあるのかも把握できます。

最大5つのキーワードで人気度の比較ができるため、キーワード選定に便利です。

リアルタイムのトレンドキーワード・トピックを確認できる

リアルタイム検索のトレンド

日別や24時間以内といったリアルタイムでトレンドに上がっているキーワード・トピックを確認できます。自社の業界に焦点を当て、世間がどのようなことに注目しているのかを把握することで、ビジネスのヒントが得られるかもしれません。

過去のトレンドキーワードを確認できる

過去のトレンドキーワード

過去にトレンドとなったキーワードも確認できます。時間の流れとともにニーズが減っていくキーワードは、過去と比べると現在ではあまり検索されていないことが多いため、そういったキーワードで上位化を目指す競合も少なく、狙い目といえます。

現段階では2009年まで遡ることができます(※2010年を除く)。

Googleトレンドの使い方

ここからはGoogleトレンドの機能と使い方について解説していきます。

「調べる」の使い方

「調べる」の使い方

「調べる」は、キーワードの人気度と関連トピック・キーワードを確認できる機能です。

画面左上のハンバーガーボタンから「調べる」をクリックするか、もしくは上記画面(ホーム画面)の検索窓にキーワードを入力します。

Googleトレンドでコーヒーのキーワードを調べたときのトレンドグラフ

例えば「コーヒー」で検索すると、上のようなグラフが表示され、これは検索ニーズが1年間の中でほぼ変わらないことを意味しています。画面上部のタブによってフィルタをかけることもでき、対象とする国や期間、カテゴリ、メディアを指定することが可能です。

 

カテゴリでは、アート・エンターテイメントやスポーツ、フード・ドリンクなど、あらゆるジャンルを選択できるため、複数の意味を持つキーワードを検索する場合に役立ちます。例えば「ワンピース」という単体キーワードだけでは、マンガと服のどちらを指しているのか区別がつきません。そこで、「アート・エンターテイメント」から「コミック・アニメーション」を選択すれば、漫画のほうに絞って確認することができます。

 

メディアではウェブ検索の他に、画像検索やニュース検索、Googleショッピング検索、YouTube検索でソートできます。どの検索媒体で集客していきたいかによって切り替えるとよいでしょう。

 地域別(小区域別)のインタレスト

地域別(小区域別)のインタレストでは、どの地域からの検索が伸びているのかが分かります。

都道府県別の検索トレンド

上部のフィルタ「地方」をクリックし、「都市」を選択すると、市区町村まで細分化して把握できます。

市区別の検索トレンド

地域別(小区域別)インタレストは、広告を出す際にどの地域に出稿するのかを判断するのに便利です。

関連トピック

該当キーワードを検索したユーザーがあわせて検索しているトピックです。

トレンドと合わせて検索された関連トピック

「注目」と「人気」の2種類でフィルタをかけることができ、デフォルトでは「注目」になっています。「注目」では指定期間中に最も検索数が増加したトピックが表示され、右横の「〇〇%増加」は対象期間の直前の期間と比較した数値です。例えば2022年9月1日~7日で期間指定した場合、2022年8月25日~31日と比較した数値になります。また、「急激増加」という表記になっていることもよくありますが、これは増加率が5000%を超える場合に表示されます。このように表示されるのは、前の期間でそのトピックに関する検索がほとんどなかったことが原因です。

 

もう一つのフィルタである「人気」は、折れ線グラフと同様の指標で0~100の数値で人気度を表しています。

 関連キーワード

該当キーワードで検索したユーザーがあわせて検索しているクエリです。

先述した関連トピックと同じように「注目」と「人気」でソートをかけられます。

検索トレンドと共に検索された関連キーワード

関連トピックはユーザーが興味を持っているジャンルであるのに対し、関連キーワードはユーザーが検索した実際のクエリを把握できるため、新たなキーワードの発見やメインキーワードと一緒に対策するサブキーワード探しに効果的です。

「急上昇ワード」の使い方

リアルタイムで検索数が急上昇しているキーワードを画像と関連ニュースとともに確認できる機能です。ハンバーガーボタンから「急上昇ワード」を選択します。

毎日の検索トレンド

毎日の検索トレンド

「毎日の検索トレンドは」日ごとにトレンドとなったキーワードがまとまっているため、過去の日付にさかのぼって見たいときに役立ちます。各カードをクリックすると、関連ニュースの候補がいくつか表示されるため、どのような理由で検索数が急上昇したのかまで詳細に分かります。

リアルタイムの検索トレンド

リアルタイムの検索トレンド

リアルタイムの検索トレンドでは、直近24時間以内のキーワードとニュース記事の検索数を確認できます。「毎日の検索トレンド」と違ってグラフで表示されるため、いつから急上昇したのかを把握でき、また、下の方に関連キーワードもいくつか表示されるため、ユーザーが他にどのようなキーワードで検索しているのかもわかります。

「Year in Search:検索で振り返る」の使い方

「急上昇ワード」の「毎日の検索トレンド」は1か月前ほどしか遡れませんが、「Year in Search:検索で振り返る」では何年も前のキーワードも振り替えられます。

数年前の検索トレンドを探す画面

ハンバーガーボタンから「Year in Search:検索で振り返る」をクリックすると上記のような画面になり、調べたい年は画面右上のドロップダウンから選択できます。2021年は東京オリンピックが開催された年でもあるため、オリンピック競技やスポーツ選手の名前がかなりトレンド入りしているようです。

また、これまで紹介してきた機能と同じように国の指定もできます。

「登録」の使い方

気になるキーワードやトピックを登録し、それらに関わる最新情報をメールでお知らせしてくれる機能です。

Googleトレンドの登録画面

ハンバーガーボタンから「登録」をクリックすると、上記のような画面が表示されるため、右下のボタンをクリックします。

検索トレンドの設定画面

すると上記のようなポップアップが表示されるため、トピックまたは急上昇ワードと通知頻度をご自身で設定し、「登録」ボタンをクリックすればメールが来るようになります。

 

設定したものは、その後何度でも削除・追加できるので、気になるキーワードがあれば登録しておくのがおすすめです。最新情報を常にキャッチアップしておくことで、新しいキーワードの発見に役立つでしょう。

Googleトレンド活用方法5選

ここまではGoogleトレンドの使い方について解説してきましたが、本章では具体的な活用方法をご紹介します。

Googleトレンドは幅広い用途があり、うまく使えば強力な武器になるため、ぜひとも理解しておきましょう。

話題性のある記事を作成できる

リアルタイムで注目が集まっているキーワードやトピックは、それについて言及された記事が存在していない、あるいは少ない可能性が高いです。Googleトレンドによってホットなキーワードを見つけ、競合よりもいち早く記事を作成・公開すれば、オーガニック検索で上位化しやすく、多くのアクセスを獲得できるかもしれません。

 

SEOではサイトのテーマをある程度統一させ、専門性を高めることが重要になるため、自サイトのテーマから外れたキーワード・トピックは難しいかもしれませんが、自サイトに関連のあるものであれば記事にしてみましょう。

また、雑記ブログを運営し収益を上げている個人ブロガーにとっては特にオススメの活用法です。

コンテンツを作成・公開するタイミングがわかる

「卒業式」「扇風機」「ハロウィン」のように季節性の高いキーワードは時期によってニーズが変化するため、アクセス数を最大化させるためにもコンテンツを作成(リライト)・公開するタイミングが重要になります。

ハロウィーンのキーワードで表示された検索トレンドグラフ

そこで、Googleトレンドの人気度推移グラフを確認し「いつから検索需要が高まっているのか」「いつ低下するのか」を把握します。ハロウィンの場合、9月上旬あたりから徐々にニーズが高まってくるようなので、6~7月あたりからコンテンツを公開する準備を進めておくとよいでしょう。

キーワード選定に役立つ

対策したいキーワードに類語キーワードがある場合、Googleトレンドを使えばメインで狙うキーワードを選定できます。

キーワード毎のトレンド比較グラフ

例えば「GA4」「Google Analytics4」「ジーエーフォー」で、どれをメインキーワードとして使用しようか迷った場合です。それぞれのキーワードで検索してみると、「GA4」が最もなじみ深い言葉であることがわかるため、記事内でGoogleアナリティクス4について言及するときは、「GA4」という文言にするのがよいといえます。

googleトレンドのキーワード比較

「こたつ」「ストーブ」「床暖房」「ヒーター」のように、とある一つの問題に対して複数の解決策が考えられる場合も、同じようなことが言えます。

 

また、Googleトレンドで確認できる関連キーワードは、メインのキーワードと一緒に検索されやすい需要の高いキーワードのため、記事の中に盛り込むとユーザーニーズを満たした良質な記事になります。

広告出稿の対象地域を検討する

リスティング広告をはじめとしたインターネット広告は、対象地域を指定して広告出稿が行えるため、どのエリアに広告を出すか検討する際にもGoogleトレンドはおすすめです。

例えば「マグロ」というキーワードで広告を出そうと考えたとします。日本でマグロを獲れる場所は多く、全国で食されるため、普通はどこからの検索が多いか検討もつかないでしょう。そこで実際に調べてみると、特に青森県からの検索が多いことがわかりました。

小地域区域別のインタレスト画面

そのため、青森県に多くの広告予算を使って重点的に対策する、という考え方ができるわけです。

限られた予算で、どこに広告出稿するのが最も効率が良いか、Googleトレンドがあれば容易に判断できます。

YouTubeの動画作成に活用する

Googleトレンドは、「調べる」機能でYouTube検索のキーワードを確認できるため、動画の方向性を考えるのにも打ってつけです。また、「急上昇ワード」機能でホットなニュース・トピックを見つけて流行りの動画をアップするなど、ネタ探しの手助けにもなります。

一方で、Googleキーワードプランナーでは、ウェブ検索・YouTube検索・画像検索など、個別の媒体に絞ってボリュームを調べることができません。ウェブ検索とYouTube検索では、コンテンツがテキストか動画かで明確に違うため、検索されるキーワードの傾向にも、多少の違いがあります。
そのため、YouTubeの検索キーワードが把握できるGoogleトレンドは、大変心強い味方になってくれるでしょう。

おわりに

今回はGoogleトレンドについてGoogleキーワードプランナーとの違いや使い方、SEOでの活用方法を解説してきました。

記事コンテンツの執筆にGoogleトレンドは強力な武器となるため、積極的に活用していくとよいでしょう。

 

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