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このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。
QDDとは、検索結果の1位に対して2位以降には出来る限り多様なコンテンツを表示しようとするGoogleのアルゴリズムです。
以下の「ココア」に関する検索結果が分かりやすいでしょう。
一位にはWikipedia。「ココア」で検索する人は主原料や成分について知りたい人が多いでしょうから、これは納得ですね。
そして二位には森永製菓。ココアの粉製品にかけては老舗です。
QDDが生きていると感じるのは、三位の「ミラココアMy cocoa OCNマイポケット(OCNのファイル共有サービス)、七位のおねだりココア(ケータイゲーム)などでしょう。
「ココア」と検索するユーザーの誰もがカカオを主原料とした茶色い粉末を連想する訳ではありません。検索エンジンは多様なユーザーの多様なニーズに出来る限り応えようとしているのです。
QDDによって生まれるチャンス
狙ってやるのは難しいことも多いですが、QDDはSEOに応用することも可能です。
例えば、一見上位表示が不可能に見える超ビッグキーワードでも、中には検索結果に多様性が見られないものがあります。こうしたキーワードに対して、既存のサイトとは異なる切り口でコンテンツを用意することによって、信じられないくらい少ない外部リンクでも上位表示することがあります。
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2014年12月までディーエムソリューションズ株式会社SEO対策チームに所属。「SEOは実装」を信条に、コミュニケーションを重視するスタイルで数多くのサイトのコンサルティングを手がける。内部施策に関して造詣が深く、「SEOまとめ」というtwitterアカウントを通じて日々情報発信を続けている。
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