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このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。
先日お伝えしたYahoo!Japanのスーパーリッチスニペットに続いて、今日はGoogleの検索結果に関するニュースです。
今回確認された機能は「ホテル + 地域」や「地域 + ホテル」で検索した際、左サイドメニューにチェックインとチェックアウトの予定日時を指定できる、というものです。
どことなく米国のBing Travelを思わせる内容ですね。
以下はキーワード「ホテル 横浜」での検索結果画面です。
日時を変えても一向に変化しない検索結果
インターフェイスから判断するに、チェックイン・チェックアウト予定日時が指定された際に空室のある宿泊先を優先的に表示させるつもりなのでしょう。
しかし、日時や検索クエリで試してみても一向に変化が見られません。まだGoogleの認識能力が追いついていないのか、テスト中の機能なのでしょう。
宿泊施設や旅行系ポータルサイトは対策が必要になる可能性
あくまで可能性の話しですが、この機能が進化して本格的にリリースされた場合、宿泊施設や旅行系ポータルサイトにとって「いかに検索エンジンに空室状況を伝えるか」がひとつのテーマになりそうです。
ページの出力形式によっては大規模な改修が必要になる場合もあるでしょう。構造化マークアップで対応されるのかとも想像しましたが、今のところそういった仕様は無いようです。
あるいはGoogleショッピングの宿泊施設版もようなものが設けられるのかもしれません。
もっとも、意外と知られていませんがそもそも旅行系のサイトでは「日時 + 宿泊施設名」や「日時 + 場所」など、日時を含む検索クエリ経由のCVR(コンバージョン率)が高くなる傾向にあります。
空席状況はともかく、日時の状況が検索エンジにうまく伝わっていないと思われるサイトの場合今からでも取り組むべきテーマと言えるでしょう。
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2014年12月までディーエムソリューションズ株式会社SEO対策チームに所属。「SEOは実装」を信条に、コミュニケーションを重視するスタイルで数多くのサイトのコンサルティングを手がける。内部施策に関して造詣が深く、「SEOまとめ」というtwitterアカウントを通じて日々情報発信を続けている。
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