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このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。
ワンクッションリンクとは、自動生成ページや無料のディレクトリへの登録などで比較的質の低いリンクを大量に集めたサイトからリンク元サイトへ301リダイレクトを設定し、強力なバックリンク元サイトを作る、という手法です。
最大の特徴は「アンカーテキストバラエティ」を考慮する必要がなくなること
このワンクッションリンクの最大の特徴はアンカーテキストバラエティを考え無くてよくなることでしょう。本命サイトへの直接リンクは数本しか貼る必要が無いからです。
アンカーテキストバラエティを出すためにはリンクを手作業で設置する必要が生じるため、どうしても手間がかかります。この手間を惜しんで完全一致のリンクばかり設置してしまうとアンカーテキストペナルティという恐怖の罰則が待っています。
アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。
引用:Search Console ヘルプ「リンク プログラム」より
上記の記載の通り悪質な順位操作をもったリンクはペナルティが待っています。ガイドラインを参照しましょう。
ワンクッションリンク自体はリンクロンダリングなどと言われ昔からある手法でしたが、自作自演リンクの設置を生業とするSEO業者特有とも言える悩みを見事に解決した手法として昨今急激に広まりつつあります。
ユーザー目線に立ってみれば、いずれ看破されることがわかる
この記事では少し綺麗事を言わせていただきます。私自身はこのワンクッションリンクの使用をお勧めしません。なぜならユーザーから見たときに全く無価値なリダイレクト設定・外部リンクだからです。
こうした手法をGoogleが長期間放置するとは思えません。近い将来無効化、最悪の場合はペナルティのリスクを抱えることになるでしょう。
とはいえ2011年6月20日現在、効果のある手法であることに変わりはありません。どうしてもすぐに上位表示したい、という場合はワンクッションリンクを設置してくれる業者に依頼してみてはいかがでしょうか。ただし、その場合にはリスクが伴うことを頭の片隅に置いておくようにしてください。
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Googleの悪質な順位操作を見つける精度は非常に高くなっており、今はリスクが高い手法と言えます。こうした手法ではなく、ユーザー目線に立ったコンテンツを提供することに力を注ぐようにしましょう。
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2014年12月までディーエムソリューションズ株式会社SEO対策チームに所属。「SEOは実装」を信条に、コミュニケーションを重視するスタイルで数多くのサイトのコンサルティングを手がける。内部施策に関して造詣が深く、「SEOまとめ」というtwitterアカウントを通じて日々情報発信を続けている。
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