WordPress(ワードプレス)を使い始めたばかりの方であれば、記事の書き方や投稿の仕方がよくわからず、頭を悩ませている方も多いかと思います。
本記事ではそのような方に向けて、WordPressの記事の書き方・投稿方法・インスタ埋め込み方法についてご紹介していきます。
【WordPress初心者向けの記事はこちら】
目次
Webサイトの要素には、サイト名・サイト構成・サイトのデザイン・更新頻度などさまざまなものがありますが、その中でもWebの記事はそのサイト内の「命」とも言える重要な要素です。
記事にはそのサイトの中で伝えたい情報が詰まっているため、いくらサイトのデザインが凝っていたり、更新頻度が高めだとしても、情報自体がぼんやりとしたものであれば読まれる頻度も減ってしまうものです。
また検索エンジンである「Google」の順位付けの観点から見ても、「その記事にどういった情報が書かれているのか」「読者がその記事を読んで満足できるか」という要素が大きく関係してきます。
記事のクオリティが、アクセス回数や収益といったものに大きく影響するということなのです。
WordPress上では、コンテンツを投稿する方法が2種類あるということをご存知でしょうか?
1つ目は「投稿ページ」です。この投稿ページでは、記事ページを作成したり、途中で編集したりを行います。
2つ目は「固定ページ」です。この固定ページでは、お問い合わせ・概要・利用規約・サイトマップなどの内容が書かれている1つの独立したページを作成・編集します。
アフィリエイトサイトやブログなどの更新作業は、1つ目の「投稿ページ」の方法で行います。
エディタとは、「記事の編集機能」を意味しています。現在のWordPressには、「クラシックエディタ」と「ブロックエディタ」の2種類のエディタが存在しています。
ブロックエディタは「ブロック」という単位で、それぞれの要素を手軽かつ贅沢に作成・編集することができる優秀なエディタのことを意味しています。新たにWordPressを始められる場合、このブロックエディタを利用することになるでしょう。
クラシックエディタの方を利用するという方は、将来的にクラシックエディタのサポートが終了してしまう可能性もゼロではないため、このタイミングでブロックエディタの使い方を学んでみるのも良いかもしれません。
本記事では、新しいエディタである「ブロックエディタ」を利用する前提でご紹介していきます。
まずWordPressの管理画面より、記事の編集を行う画面を開きます。
次にWordPressの管理画面より「投稿」⇒「新規追加」の順にクリックしてください。新規追加をクリックすると、記事の編集画面が開かれます。この編集画面が、WordPressの記事作成画面ということになります。
次に、記事のタイトルを書いていきましょう。編集画面の「タイトルを追加」と書かれた箇所に考案したタイトルを入力して完了です。
続けて本文を書いていきます。マウスカーソルを編集画面の「文章を入力」と表示されている箇所に合わせるようにし、文字を入力していきましょう。
ここで覚えておきたいポイントとしては、本文は「Enterキー」を押すごとに新たなブロックが追加されるということです。また「Shift+Enter」を押すことでブロック内の改行もできるため、押さえておきましょう。
次に、見出しを作っていきましょう。
WordPressの見出しは、基本的に「H2」「H3」「H4」「H5」「H6」の5つに割り振られています。※H1は記事タイトルに割り振られています。H1を除くとH2が最も大きい見出しであり、その下層にH3、H4、H5、H6の見出しが続いていき、どんどん小さい見出しになっていきます。
見出しを新規で作る・追加する際には、新しいブロックの右側に位置する「+」の部分をクリックし、メニューの中から「見出し」を選択します。表示された枠の中に文章を入力すると、見出しができます。デフォルトは「H2」で設定されていますが、H2と表示されている部分をクリックすることで、「H3」より小さい見出しを選択することができます。
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WordPressに限らずネットの記事というのは、基本的に流し読みされることが多く、しっかりと読み込むという方は少ない傾向にあります。そのため、たとえ流し読みであっても伝えたいことがしっかりと伝わるように工夫を施す必要があります。
工夫の1つとして、文字の装飾を上手く取り入れることが挙げられます。おすすめの文字装飾は、「太字」と「文字に背景色を引く(マーカー)」の2つです。
まずは太字にしたいテキストを選択し、「A」をクリックしましょう。クリックしたらメニューが開かれるため、そこから「太字」を選択します。これで太字にすることができましたが、メニューの中には「赤色」「青色」など文字色を変更できるものもあるため、そちらを選択してみるのもおすすめです。
文字にマーカーのような背景色を引くのも重要な箇所が強調され、読みやすくなります。この装飾を取り入れる場合、ペンアイコンをクリックし各色の「マーカー」を選択するようにしましょう。
本文に画像を挿入してみましょう。画像はユーザーの視覚的なアクセントとなりますし、図解やイメージ画像を挿入することで、記事のわかりやすさもアップできます。
画像の挿入方法は、新しいブロックで「+」を開き、「画像」を検索しましょう。検索すると画像のブロックが表示されるため、「アップロード」の部分をクリックします。好きな画像を選択することで、本文の中にその画像を挿入することができます。メディアライブラリから画像を選択することも可能ですが、すでにアップロード済みの画像から選択するようにしましょう。
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ブロックを削除する場合、メニューの「︙」より「ブロックを削除」をクリックするようにしましょう。また、メニューにある上下の矢印をクリックすることによって、ブロックの位置を入れ換えることも可能です。
そのほか、WordPressの記事でできることをいくつかご紹介します。
WordPressの記事にリンク挿入を行ってみましょう。挿入したいと思う文字列を選択して、メニューの「リンクアイコン」をクリックしてください。サイトのURLを入力する小窓が表示されるため、サイトのURLを入力し、右にある矢印ボタンをクリックして反映させましょう。
リンク先のページを別タブで表示させたいという場合は、入力小窓の下にある「新しいタブで開く」をONに設定します。
WordPressの記事に箇条書きを挿入する方法です。
記事内に新しいブロックを追加して、「+」ボタンをクリックします。ブロックの種類を選択できるため、「リスト」のブロックをクリックしてください。希望するブロックの種類が小窓内に表示されない場合、下部分にある「すべて表示」をクリックし、希望のブロックを探すようにします。箇条書きができるように設定されたため、そのまま文章を入力していきましょう。
番号付きの箇条書きに変えたいという場合は、メニューの中の「番号が付いた箇条書きアイコン」をクリックすることで変更できます。
記事に表(テーブル)を挿入することも可能です。
まず記事内に新しいブロックを追加し、「+」ボタンからブロックの種類を選べるようにします。小窓内に希望のブロックが見つからない場合は、下部分にある「すべて表示」をクリックしましょう。
画面左側にすべてのブロックの種類が表示されるため、「表(テーブル)」のブロックを選択します。「行数」と「カラム数」をそれぞれ入力し、最後に「表を作成」をクリックすると表が挿入されます。表が挿入できたら、表の中に必要情報を入力していきましょう。
WordPressの記事の投稿方法をご紹介します。
記事のカテゴリーを決めていきます。
編集画面の右側のメニュー部分から「投稿」⇒「カテゴリー」と進んでいき、新しくカテゴリーを作成する必要があるため、「新規カテゴリーを追加」をクリックしましょう。
「新規カテゴリー名」を入力し「新規カテゴリーを追加」をクリックして、そのカテゴリーにチェックマークが入っていれば追加完了です。
記事にタグを追加していきます。
編集画面の右側のメニュー部分から「タグ」をクリックし、「新規タグを追加」の部分に直接入力していきましょう。
記事にパーマリンクを設定していきましょう。
まず、右カラムの「文書」を選択します。パーマリンクの項目があるため、希望のパーマリンク(URLスラッグ)を入力してください。
パーマリンクを変更することができない場合、別の方法としてWordPressのメインメニューから「設定」⇒「パーマリンク設定」に進み、パーマリンクのタイプを指定するようにしましょう。
記事にアイキャッチ画像を設定していきます。
そもそもアイキャッチ画像とは、記事の一番上の部分に表示される画像のことを指しています。人気記事・新着記事といったもののサムネイル画像として表示されることもあります。
この画像を設定する方法としては、まず右カラムの「文書」を選択しましょう。アイキャッチ項目があるため、希望の画像を設定するようにしてください。メディアライブラリ内に元々ある画像から選択する方法と、画像を新しくアップロードする方法があります。
記事に抜粋文を書いていきます。
編集画面の「抜粋を入力」部分に70~100文字程の記事要約文を書き込みます。Cocoon利用中の場合、投稿画面下部分にある「メタディスクリプション」の欄に記入します。バックアップになるため、両方に記入するというのも良いでしょう。
最後の確認として、記事投稿前にプレビュー表示を行って最終チェックを行いましょう。
編集画面の右上にある「プレビュー」ボタンをクリックします。その中から「デスクトップ」を選択して、「新しいタブでプレビュー」をクリックすることでプレビュー画面が表示されるため、記事内容に問題ないか確認しましょう。記事に問題なければ、後は投稿(公開)のみです。
記事を投稿(公開)しましょう。
画面右上部分にある「公開」ボタンをクリックします。クリックすると公開確認表示に切り替わるため、上の矢印部分で公開状態を選択するようにしましょう。公開状態は、基本的に3つのパターンから選択することができます。1つ目はすべての人に公開できる「公開」、2つ目はサイト管理者・編集者しか閲覧できない「非公開」、3つ目は記事閲覧にパスワードをかけられる「パスワード保護」の3パターンです。
公開状態に問題なければ再度「公開」ボタンを押すことで、記事が投稿(公開)されたという旨が表示されるため、これでWordPress記事投稿(公開)は完了です。ちなみに投稿(公開)日時を指定することで、予約投稿を行うこともできます。
WordPress記事へのインスタ埋め込み方法をご紹介します。
WordPress記事に埋め込み連携をしたいインスタグラムの投稿を開きましょう。
右上に表示されている「…」マークを選択し、メニューを表示させます。
「埋め込み」を選択します。
「埋め込みコードをコピー」を選択して、埋め込みコードのコピーを行います。
インスタグラム投稿の埋め込み連携をさせたいWordPress記事ページを開きます。
インスタグラム投稿を記事の埋め込みたい箇所に、ブロックエディタのウィジェットブロック群の中の「カスタムHTML」ブロックを挿入するようにします。
「HTMLを入力」の部分にコピーしていた「埋め込みコード」を貼り付けます。
これでWordPress記事へのインスタグラム投稿の埋め込み連携は完了となります。
「インスタグラム投稿を投稿本文以外の画像のみ埋め込み連携したい」という場合、手順はほとんど同じですが、「埋め込みコードをコピー」を選択する際、「キャプションを追加」のチェックを外しておきます。
その後は、前述の埋め込み手順と同じ流れです。インスタグラム投稿が、投稿本文のキャプションを除いた形で埋め込まれるでしょう。
本記事ではWordPressの記事の書き方・投稿方法、インスタ埋め込み方法についてご紹介しました。
基本的な書き方や投稿方法などをご紹介しましたが、WordPressの使い方というのはやはり自分自身で触ってみないとわからないことも多いです。興味がある方はまず練習ページを作り、たくさん触ってみることで1つずつ機能などを学んでいくことをおすすめします。
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