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Web広告のインプレッションとは?インプレッションシェアについても解説

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Web広告のインプレッションとは?インプレッションシェアについても解説
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今回Web広告における重要指標の一つであるインプレッションについて、深堀していきます。インプレッションの意味は、広告が表示された回数のことですが、言葉の意味は知っている方も多いかと思います。

この記事を読み終えたとき、調整方法や間違えやすい指標、計算方法、課金方式などのインプレッションにおける周辺知識、さらにインプレッションシェアについての知識も得ることができ、今後の運用に役立てることができるように解説していきたいと思います。

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インプレッションの増やし方

インプレッションとは、広告が表示された回数です。
これは冒頭にも説明させていただきましたが、実際に広告を配信しているとインプレッションが出ない、もっと多くの人に広告を表示させたいのに思ったように数字が伸びていかない…など運用しているとよくあるかと思います。

インプレッション数は増えれば増えるほど、クリック率がそのままであればクリック数は増加していきます。この重要な指標、インプレッションの増やし方について何点か紹介したいと思います。

予算調整

まず、最も分かりやすく効果的な調整として、予算を増加させることが挙げられます。各広告媒体には日予算という設定があります。1日に使用する費用に上限を決めることができる設定なのですが、インプレッションを増やしたいとき、予算増が可能な場合まず日予算を上げていただくことを推奨します。

本来さらにインプレッションを獲得できる場合でも、日予算上限が要因でペースを調整している場合があります。その場合は日予算を上げることでインプレッション数が増加するという形になります。

時間別でインプレッションを見ると22時台や23時台も数字が付いているから大丈夫なのではないか?と質問を受ける場合がありますが、広告媒体側で予算が切れないように調整していることが多いです。この割合はインプレッションシェアで確認できますので後述します。

入札単価調整

次に入札単価を調整するという方法があります。ここでは、コンバージョンやクリック率などのその他指標は一旦置いておいて、インプレッションを増やすということを目的に話を進めていきます。

すべてのケースで言い切ることは難しいのですが、インプレッションは入札単価を上げたり、下げたりすることで増やすことが可能です。入札単価を上げると、より高く入札をかけていくことになりますので、オークションに勝ちやすくなりインプレッションが増えます。こちらは後ほど解説する広告ランクが密接に関係してきます。

ただ、クリック単価も上がってしまうため、予算を圧迫しますのでインプレッション数との兼ね合いを見て調整が必要です。

対して入札単価を下げた場合ですが、同じ予算で考えた場合にクリック単価が安くなります。クリック単価が安くなるということは、同じ予算内で獲得できるクリック数が多くなるということですので、結果的にインプレッション数が増えていきます。

広告ランク

Google広告では広告ランク、Yahoo!広告ではオークションランクと呼ばれています。インプレッション数増加に広告ランクの改善は重要となってきます。広告ランクは、広告の掲載順位や、広告の掲載有無を際に使用されている値です。

つまり、この広告ランクを上げていくことで、良い掲載位置に表示させることができ、インプレッション数やクリック数を増加させることができます。

先ほどの入札単価の調整は、広告ランクを決定する一つの要素になっております。先に入札単価調整を紹介したのは、最も早く調整することができ、管理画面ですぐに変更できるからです。

広告ランクは、入札単価と品質スコアで決定されます。品質スコアを構成する要素は、「推定クリック率」、「広告の関連性」、「ランディングページの利便性」となっており、インプレッション数を増加させるためや、より安いクリック単価でクリックを獲得するためにはそれらを高めていくことが必要になります。

ターゲティングの見直し

インプレッションを増やすには、ターゲティングの見直しも効果的です。Web広告は多彩なターゲティングが可能ですが、絞り過ぎることで十分なインプレッションが出なかったりしている場合がよくあります。

ターゲティングを狭くするということは、配信ユーザーを少なくしているということですので、目標日予算が使えていない、または予算の増加などでインプレッション数を増加させたいときはターゲティングを見直してみましょう。具体的な項目について説明します。

マッチタイプ

リスティング広告の場合、キーワードのマッチタイプを広げる検討をします。完全一致からフレーズ一致へ変更、フレーズ一致から部分一致へ変更と成果の良いキーワードから検討してみると良いかと思います。

Google広告では絞り込み部分一致がなくなりフレーズ一致に統合されたり、部分一致の拡張精度が向上したり広告を表示する精度は上がってきています。部分一致は全く関係ないクエリにも配信されてしまうからといって使用していない方も一度検討してみてはいかがでしょうか。インプレッションに関しても大きく向上します。

キーワード追加

ターゲティングで設定しているキーワードを増やすことで、インプレッション増加に寄与します。リスティング広告では、キーワードを増やすことで、配信するクエリを増やすことができます。また、ディスプレイ広告でコンテンツターゲットや、カスタムセグメントで使用しているキーワードについても追加を検討してみましょう。

ユーザー属性

インプレッションが少ない場合、ユーザー属性を細かく指定し過ぎている場合もあります。インプレッションが少ない場合、年齢や世帯年収などであれば想定よりも一段下、上も含めて効果を見てみると良いかと思います。

年齢、性別、世帯年収、子供の有無には、「不明」があります。これはGoogleの中で、どのカテゴリにも属さなかったユーザーが分類されていますが、実際は本来ターゲットであるユーザーも多く含まれています。インプレッションが少ない場合は不明にも配信を検討しましょう。

地域

地域に関してもインプレッション数に大きく影響が出ます。主要都市であれば、人口が多くWeb広告でリーチできる数も多いですが、そうでない地域だとそもそもユーザーが少ないため検索数が少ないなどの問題からインプレッションが出ない場合があります。

実店舗の広告であれば地域拡大は難しい場合がありますが、そうでない場合であれば配信地域を広げることで、インプレッションを増やすことができます。

興味関心

興味関心に関しても今までの説明と同じことが言えます。購買意向の強いユーザーや、アフィニティを最下層で選択している場合は、一つ上を選択する。オーディエンスターゲティングとコンテンツターゲティングを掛け合わせている場合はどちらかを少しずつ増やしていく等の細かい調整を検討します。

インプレッションを増やすには様々なやり方があります。セグメントを広げる=ターゲティングを緩めるということですので、コンバージョン率などの悪化が想定されます。変更を実施した際はコンバージョン関連の指標をより注意深く確認することが必要になってきます。

インプレッションの計算方法

ここでは、インプレッションの計算方法について解説したいと思います。計算方法は下記になります。

インプレッション数=クリック数÷クリック率

クリック数とクリック率さえわかっていれば、インプレッション数は導くことが出来ます。インプレッション数、クリック数、クリック率はそれぞれが密接に繋がっているため、どれか一つ欠けても計算で算出することができますので、目標等で想定数値を出したいときも計算可能です。これはコンバージョン関連指標に関しても同様です。

インプレッションによる課金方式

Web広告には大きく、クリック課金、インプレッション課金があります。

インプレッション課金はCPMといいます。CPMはCost Per Milleの略で、1,000回広告を表示されるごとに課金される方式になります。

計算式は、「費用÷インプレッション数x1,000」です。インプレッション課金はクリック率が高ければ高いほど、同じインプレッション数でもクリック数が多くなっていくため、結果的にクリック課金よりも、クリック単価が安くなる傾向があります。インプレッション数やリーチ数を伸ばすということに特化しています。

間違えやすい指標

インプレッションと間違えやすい指標にPVとリーチがあります。それぞれ別の指標になりますので、ここで違いを理解しておきましょう。インプレッションとは、広告が1回表示されると1インプレッションとなります。

PV(ページビュー)

ページビューはユーザーが見たページ数になります。ユーザーが1ページを閲覧し、そのページに広告が3つ表示されていた場合、ページビューは1、インプレッションは3となります。また、ユーザーが3ページ閲覧し、広告が3ページのうち、1ページに一つ表示された場合、ページビューは3、インプレッションは1となります。

ページビューについて詳しく紹介している記事がありますので、ぜひこちらもご覧ください。

PV(ページビュー)数とは?セッション数との違いやPV数を調べる方法を解説

リーチ

リーチ数は広告を見た人の数となります。1人のユーザーに3回広告が表示された場合、リーチ数は1、インプレッションは3となります。

インプレッションシェアとは?

インプレッションシェアは、広告が表示可能だった回数のうち、実際にどのくらい広告が表示されていたのかを示す割合です。

インプレッションシェアの計算は、「インプレッションシェア=インプレッション÷広告が表示可能だった合計回数」となります。
入札単価や予算の増加でインプレッションがどのくらい伸ばすことが出来るのかという目安となります。
インプレッションシェアには様々な種類がありますので紹介していきます。

インプレッションシェアの種類

Google広告のインプレッションシェアは様々な種類があります。配信パフォーマンスに影響する重要な指標なので、適宜確認を推奨しています。

検索広告のインプレッションシェア、ディスプレイインプレッションシェア

検索ネットワークでのインプレッションを表示可能だった回数で割ったものです。つまりそのまま、検索広告でのインプレッションシェアとなります。この数値が低いと現在の設定でまだ配信量を上げることができるという指標になります。

実際は、インプレッションシェア損失率(予算)とインプレッションシェア損失率(ランク)を100%から引いた数値になるので、100%までもっていくには難易度が高めかと思います。

完全一致の検索インプレッションシェアもあり、こちらは検索に対してキーワードと完全一致した場合の数値です。誤字、表記ゆれを含みます。

ディスプレイインプレッションシェアは上記検索広告のインプレッションシェアのディスプレイネットワークバージョンとなります。

検索インプレッションシェア損失率(予算)、ディスプレイインプレッションシェア損失率(予算)

インプレッションシェア損失率(予算)は、予算が原因で広告が表示できなかった割合を指します。インプレッションシェア損失率(予算)の割合が大きければ大きいほど配信設定に対して十分に表示するだけの予算が足りていないと言えます。

予算を上げることで機会損失を減らすことが出来ます。予算を増やすことが難しければ、さらにターゲティングを現在の設定より絞って配信することも検討できます。

検索インプレッションシェア損失率(広告ランク)、ディスプレイインプレッションシェア損失率(広告ランク)

インプレッションシェア損失率(広告ランク)は競合との比較で広告ランクが低いことが原因で、広告が表示されなかった割合です。

この割合が大きければ、広告ランクを上げていくことが必要です。前述したように広告ランクは入札単価と広告の品質で決まります。

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おわりに

インプレッション、インプレッションシェアに関することをご紹介させていただきました。広告運用を行っていく際に、インプレッションは非常に重要な指標となります。インプレッションなくして、広告成果はありません。

コンバージョンに目が行きがちかと思いますが、インプレッションにも注目してみていただければと思います。

 

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