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このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。
特にリニューアルに際したサイト制作時には転送設定をかけたい場合もあるでしょう。そのような場合の注意点をお伝えしておきます。
とにかく基本は「301リダイレクト」
通常の転送(ページの移転)を行う場合には基本的に有無をいわさず「301リダイレクト」(恒久的な転送)を使用しておけば間違いありません。
「302リダイレクト」(一時的な転送)、<meta http-equiv=”refresh”>(メタリフレッシュ)、javascriptを用いた転送など、その他の方法は検索エンジンにページが移転した旨効果的に伝えることができないので、絶対に使用しないでください。Apache形式のサーバーの場合は.htaccessを用いるのが一般的です。
ページ個別移転の場合の.htaccess記述例
RewriteEngine on
RewriteRule ^old.html$ http://www.example.com/new/ [R=301,L]
ディレクトリ移転の場合の.htaccess記述例
RewriteEngine on
RewriteRule ^old(.*)$ /new$1 [R=301,L]
リダイレクトによって外部リンクの評価はいくらか失われる
リダイレクトによって外部リンクの評価はいくらか失われることは、Googleが認めた「301リダイレクトでPageRankが失われる」(海外SEO情報ブログ)にてのMatt Cutts氏も認めたとされています。(通説的には85%程度受け継がれる、とされている)
いずれにせよ、よほどディレクトリ構造やサイト仕様に問題が無い限り出来る限りURLは維持した方が良いことは間違いありません。サイトリニューアルにあたっては出来る限り現状のURLを変更しない方法を考えましょう。
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2014年12月までディーエムソリューションズ株式会社SEO対策チームに所属。「SEOは実装」を信条に、コミュニケーションを重視するスタイルで数多くのサイトのコンサルティングを手がける。内部施策に関して造詣が深く、「SEOまとめ」というtwitterアカウントを通じて日々情報発信を続けている。
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