2014.09.02SEO記事一覧

常時SSL導入の注意点とSSLページのインデックスまでにかかる時間

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この記事をご覧いただいている皆様へ。

このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。

blog-news

みなさんこんにちは。移り変わりの激しいSEO業界ではちょっと古い話題になりますが、GoogleがSSL化されたページが有利になるように順位付けのアルゴリズムに取り入れると発表しました。

常時SSL(フルSSLと言うこともあります)はかつてページの表示を遅くすると言われたり検索エンジンにインデックスされないと吹聴されたりして嫌われ者でした。しかしそんなことも今は昔。セキュリティ意識の高まりとハードウェア及び通信環境の進化に後押しされ、Googleにおススメされるまでに出世しました。

サイトを常時SSL化しようと検討している方も多いのではないでしょうか。

今回の変更についておさらい

このブログの読者の皆さんは勉強熱心ですのですでにご存知の内容かと思いますが、一応ポイントをおさらいしておきます。

さて、ここから下は注意点。

リニューアルと一緒にやるのは避けましょう。

Web担当者の立場としては「リニューアルのタイミングで一緒に常時SSLの導入をやれば楽そうだぞ、ムヒヒ」となるところですが、やめましょう

SEOのセオリーとして「いろんな変更をいっぺんにしない」というものがあります。もしサイトの順位や自然検索流入に影響があった場合、問題の切り分けをややこしくするからです。

サイト内リンクやcanonicalを書き換えましょう

サイト内リンクやcanonicalのURLが「http://」で記述されているファイルが無いかチェックしてください。こうした矛盾があるとブラウザによってはURLバー部分の表示がエラーになってユーザーを不安にさせますし、Googleを混乱させるだけですので、念入りに修正。

301リダイレクトを設定しましょう。

非SSL(http://)からSSL(https://)にリダイレクトを設定しましょう。Apache形式のサーバーなら.htaccessを利用するといいでしょう。

いろんな書き方ができますが一番手軽なやつをひとつ。

RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

念のためご案内しておきますがSSLを導入する時はサーバー証明書を取得して設定しないとだめですよ!上記のコードを書いた.htaccessを設置して「わーい、これで常時SSL&SEO完璧だ!あれ?なんだかグレーの画面になりました、どうしたらいいですか、まとめさん!」
っていうのは無しですよ!

HSTSを設定しましょう

なんかまた小難しい言葉が出てきましたね。ディーエムソリューションズのエンジニアに聞きました。「HSTSはうちのサイトはSSLで動くからSSLで表示させてね!というメッセージをブラウザや検索エンジンに伝える役割があります。」なるほど。

設定はとっても簡単。ここでも.htaccessを使います。先のリダイレクト設定の上に以下のコードを追加してあげましょう。

Header set Strict-Transport-Security “max-age=31536000” env=HTTPS

プリロードHSTSを設定しましょう

いや、こんな言葉ホントに初めて聞きました。Web担で紹介されていました。上記のHSTSを設定されているサイトをリスト化しているものらしいです。

でも、これも楽ちんでプリロードHSTSにサイトを登録するフォームのテキストボックスにドメイン名を入力してエンタキーを押すだけ。

ちなみにWodrPressの場合は?

原則、一般設定の「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」を書き換えるだけで機能するはずです。

wordpress-ssl

前述の301リダイレクトを設定していれば問題ありませんが、管理パネルのログインURLも「https://」になるので注意してください。

実際にやってみた。

私は微々たる影響でもSEOで得になることはなんでもやるが信条ですので、早速試してみました。

以下で、ウェブマスターツールのインデックス状況を紹介します。ちなみに私はSSLが評価対象になるのを世界で一番早く察知していましたので7月6日にこの設定を実施しました。まあ、嘘ですが。

常時SSLにした後のインデックス状況

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おお!キてるキてる!このサイトはページ数が150ページ程度ですが、約10日間で全てhttps://にてインデックスされ直しました。(そのあと幾つかぺージを削除したのでちょっとデコボコです。)

非SSL(http://)のインデックス状況”

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非SSLからSSLに対してちゃんとリダイレクトやHSTS設定しているからか、非SSLのページは猛烈な勢いでインデックスが無くなっているのがわかります。

こちらはウェブマスターツールの表示上完全にインデックスが無くなるまでに1ヶ月程度時間がかかっています。

ちょっとした重複期間があるようで、大型サイトではこの期間の検索順位に影響が出る場合もあるかもしれません。

気になる順位への影響は?

残念ながらほんっっっっっっっっとに変わらないです。順位グラフをお見せするまでも無いぐらい変わらないです。元々そういうものなのか、まだランキング要因に組み込まれていないのか、いずれかだと思います。

反対に言えばテスト導入した150ページ程度のサイトでは順位に対する悪い影響もありませんでした。

以上、常時SSLに関するまとめでした!

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片川 創太

片川 創太

2014年12月までディーエムソリューションズ株式会社SEO対策チームに所属。「SEOは実装」を信条に、コミュニケーションを重視するスタイルで数多くのサイトのコンサルティングを手がける。内部施策に関して造詣が深く、「SEOまとめ」というtwitterアカウントを通じて日々情報発信を続けている。 Twitter: SEOまとめ