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無料で始めるBASEとは?決済方法や手数料の仕組みを解説

2022.08.01 2020.12.28 Web制作
無料で始めるBASEとは?決済方法や手数料の仕組みを解説
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コロナ禍でデジタルシフトが加速して、EC化が着実に進んでいる昨今では、物販ビジネスはオフラインだけでなく、自社のECサイト(ネットショップ)を持つことは欠かせません。
しかし、全くIT業界と関係のない人や企業にとってはECサイトの立ち上げにハードルを感じるかと思われます。そこで今回は、そんな方に手軽にネットショップを作れるサービスBASE(読み方:ベイス)について解説していきます。

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BASEとは?どんなサービス?

BASEとは、ネットショップが簡単に無料で開設することができるEコマースプラットホームです。BASEにネットショップを出店することで、BASEを訪れたユーザーに商品を販売することができます。BASEは、東京都港区にあるBASE株式会社が運営しています。

Eコマースプラットホームを簡単に説明すると、できあがったシステムの中で自分のネットショップを作ることができるサービスです。独自で一からシステムを構築する必要がないため、手軽にネットショップを開設することができます。

BASE株式会社は、他には「PAY.JP」といったオンライン決済サービスも運営しています。東京証券取引所マザーズに株式を上場しているので、一定の信頼性がある規模の会社といえるでしょう。
2012年12月からサービスを開始しており、2020年10月現在には120万のショップ数を突破し、およそ600万人のショップユーザーがいるとのことです。

ネットショップ開設実績は3年連続で国内No-1を誇っており、とても多くの人が利用しているサービスという事が分かります。

「カート型ネットショップ作成サービス利用実績調査」のグラフ画像

引用元 https://binc.jp/press-room/news/press-release/pr_20190228

上記の資料は、BASEが行った「カート型ネットショップ作成サービス利用実績調査」のグラフです。他サービスと比べて圧倒的なシェアを持っている事が分かります。

BASEのサービス利用料・決済方法・手数料の仕組み

次にBASEの具体的なサービスの内容について解説していきましょう。

決済手数料、サービス利用料

BASEのネットショッピング開設は無料ですが、BASEで販売取引が成立するとフィーが発生します。まずは、BASEを利用することで掛かる手数料について理解しましょう。
BASEの販売手数料は以下2種類があります。

  • BASEかんたん決済手数料3.6%(+40円)
  • サービス利用料3%

送料を含めた注文金額に対して、上記2種類の手数料がそれぞれかかります。合計で6.6%と40円の手数料がBASEに支払うことになります。BASEへの支払いは、注文金額から手数料を差し引かれるので、支払い手続きは不要です。

例として、売り上げが10,000円として仮定して販売手数料を計算してみましょう。

①BASEかんたん決済手数料
10,000円×3.6%=360円

②サービス利用料
10,000円×3%+40円=340円

③手数料合計(①+②)
360円+340円=700円

また、売上金額を自分の口座に振り込んで頂く時に、「振込手数料」と「事務手数料」が掛かります。
振込手数料は一律で250円ですが、事務手数料は振り込み申請額によって違います。

  • 振り込み申請額が2万円未満の場合→500円
  • 振り込み申請額が2万円以上の場合→0円

1回の振込手数料がかかるため、まとめて申請することをおすすめします。
商品の注文ステータスが「対応済み」になってから、180日間を過ぎると売上金が失効とみなされ、受け取れなくなるため注意が必要です。
BASEの売り上げ振り込みのサイクルは10営業日と早く、さらに売り上げの振り込みが早い「お急ぎ振り込み」は翌営業日に売り上げが入金されるシステムになります。こちらを行う場合は、ショップ審査や振り込み申請金額の1.5%の手数料がかかるなどしますが、すぐに売り上げが必要な場合に活用できます。

「BASEかんたん決済」

続いて、BASEで行われる決済方法について解説しましょう。

BASEは「BASEかんたん決済」という機能を提供しています。
「BASEかんたん決済」はクレジットカード決済、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振り込み、
後払い決済、キャリア決済、PayPal(ペイパル)決済の6種類の支払い方法に対応しています。
安全に取引されるように運営が仲介する「エクスロー決済」の仕組みで行っています。豊富な決済方法があるため、購入しようと思った顧客が「支払い方法がないから買えない」といった機会損失が起こることはほぼないでしょう。
コンビニ決済など独自でネットショップを立ち上げる場合、導入が難しいシステムが簡単に利用できるのも、BASEを利用する魅力の一つです。

「BASEかんたん決済」以外の決済方法は利用できず、出店の際に他の決済方法を案内している場合は、販売停止されることがあります。

BASEで開設するメリット・デメリット

BASEのサービス内容について理解していただいたところで、BASEでネットショップを開設するメリットとデメリットについて解説いたします。

メリット

まずは、BASEで開設するメリットを紹介します。

無料でショップを開設できる

BASEでショップを開設するのに費用は一切かかりません。
BASEは手数料で収益を得る仕組みなので、登録料、月額料金ともに無料で使うことができます。資金面をノーリスクで始められるのもBASEのメリットです。

初心者でも簡単

サイト制作などの経験が全く無い初心者でも、ショップを簡単に作ることが可能です。
また、BASEの運営はメール、チャットにてサポートを行っているため、運営の仕方が右も左もわからない人でも安心して利用することができます。

決済方法が充実

自分たちが構築したECサイトで、決済方法を探し、サイトと連携させるのは労力が伴います。その点でBASEは6つの決済方法が備わっているので、運営側の手間や労力がかからないようになっています。
ユーザーからしても、決済方法が不十分と感じることはないと思われます。

BASEショッピングアプリの集客

自分たちで集客を行う方法を考えることは大前提で必要ですが、それでもBASEのショッピングアプリ利用ユーザーの集客は対象見込めます。CMやネット広告をBASEが行いますので、その集客の恩恵は受けることができます。

デメリット

次に、BASEで開設するデメリットを紹介します。

認知度が低い

BASEは開設実績3年連続で国内No-1であり、ネットショップ業界では有名ですが、Amazonや楽天市場等と比べると一般消費者の認知度はそこまで高いとは言えません。
また、「BASEかんたん決済」などオリジナルの支払い方法を用意しているため、全く聞いたことない方は不安に思うこともあるかもしれません。

集客が限定的

メリットにBASEショッピングアプリによる集客を見込むことができる点をお伝えしましたが、一方でBASEは公式アプリ内での集客が主となっているので集客効果は限定的と言えます。、BASEの構造上SEO(検索エンジン最適化)対策などの一般サイトで行われるような集客方法は難しくなっています。
アプリ内で完結するため、分かりやすいと感じる方もいるかもしれませんが、あくまで顧客の対象はBASEのアプリをインストールしているユーザーに絞られてしまいます。また、通常のサイト集客に慣れ親しんでいる方は困惑することもあるかもしれません。

それではBASEの集客はどのようにすればよいでしょうか?
次にBASEの集客方法について解説いたします。

知っておくべきBASEの集客方法

BASEにはさまざまな独自の機能があり、それらを使って集客することができます。

ショッピングアプリ「BASE」で集客できる

BASEはアプリ内集客が主となっております。
BASEにはショッピングアプリが用意されており、アプリの利用者数は600万人程いるため、うまくできればアプリ内だけで多くの顧客をつかむことが可能です。

具体的に例を挙げると、商品名に検索されやすいキーワードを入れる等の集客方法があります。自分の「オリジナルバッグ」を売るときに、「オリジナルバッグ」だけの商品名にするより、「小さくて持ち運びやすいオリジナルバッグ、かわいいバッグが欲しい人におすすめ!」のように多くの商品に関する情報を盛り込むと、検索にも引っ掛かりやすくなり、商品自体も魅力的に感じられるでしょう。
ただし、関係ないワードや本来の商品が分からなくなるくらい情報を詰め込みすぎると逆効果の可能性もあるため、節度を守って商品名を考えましょう。

BASEのブログ機能

BASEには手軽に記事を投稿することができるブログの機能を導入することができます。

baseブログページの画像

参照元:https://apps.thebase.in/detail/43

商品説明欄では伝えきれない説明や、商品が創られるようになったストーリーなどをブログにして公開すれば、ショップのファンになる人が現れ、商品を反復的に購入してくれる固定客を獲得することができるかもしれません。

SNSとの連携

SNSはFacebook・Twitter・Instagramなどさまざまな媒体があります。
ショップ用に新たにアカウントを作って運用する方法もありますが、元々SNSを利用している人は自分の個人アカウントで宣伝してみるというのも良いでしょう。
また少々お金が必要ですが、販売している商品の分野で人気のインフルエンサーに紹介を依頼する等の方法もあります。

リアル店舗を出店できる

BASEは「SHIBUYA BASE」というリアル店舗も持っています。

■「SHIBUYA BASE」とは

SHIBUYA BASEのトップページ画像

渋谷マルイ1Fで展開している「BASE」初の常設店舗です。ネットショップ作成サービス「BASE」の出店ショップに対し、リアルの場で商品を販売する機会を提供するために設けたスペースです。実店舗の開業を目指すブランドに対して、丸井グループと連携して販売や接客ノウハウをサポートし、ブランドの認知度の向上や、 新規顧客の獲得など、ネットショップに限らずブランドの商機を拡大する支援を実施しています。
リアルな場で商品やオーナーズの魅力を伝えることで、インターネット上では出会えなかった新たなお客様と出会う機会を創出し、出店ブランドの魅力を広めています。
BASEに出店しているショップに対し、リアルの場で商品を販売する機会を提供するために設けたスペースを用意しています。

参考元:https://binc.jp/press-room/news/press-release/pr_20190617

実店舗展開もできる選択肢があるというのは、ネットショップを始める人にとって、夢があって良いですね。
スモールスタートとはかけ離れたものですが、普通に一から店舗を作るよりは難易度は低く、集客方法の一つとして覚えておいて損は無いでしょう。

デジタルコンテンツの販売もできる

ちなみに、BASEではデジタルコンテンツの販売も可能な珍しいプラットフォームです。
専用の機能が用意されており、購入者のメールにダウンロードURLが送られてくる等の仕組みが用意されています。

参考:https://apps.thebase.in/detail/20

BASEでショップを開設する手順

ここからは、実際の画像も交えて流れを解説していきます。
(画像はBASE公式サイトより引用しています)

1.アカウント登録をする

BASEのトップページ画面

引用元:https://thebase.in/

BASEのトップページに行くと、「メールアドレス」「パスワード」「ショップURL」を入力する画面が出てくるので、すべて入力したら「無料でネットショップを開く」をクリックしてアカウント登録をしましょう。
アカウント登録の前に、入力欄のすぐ下のリンクから利用規約とプライバシーポリシーにも目を通しておくのも忘れないようにしてください。
また、ショップURLは変更ができないため、慎重に決めることをおすすめします。

2.特定商取引法に基づく表記の登録

特定商取引に基づく表記の登録画面

次に特定商取引に基づく表記の登録を行います。
以下はネットショップを運営するなら、必ず公開しなければいけない情報です。

  • 事業者の氏名
  • 事業者の所在地
  • 事業者の連絡先
  • その他としてショップの営業時間、定休日
  • 価格の入力
  • 代金の支払方法、時期
  • 役務、商品の引き渡し時期
  • 商品についての特約に関する事項(返品、交換、キャンセルに対する案内)

3.決済の設定

決済の設定画面

次に決済方法の設定を行いましょう。
前述の解説通り「BASEかんたん決済」が利用でき、決済方法の種類は、クレジットカード決済、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振り込み、後払い決済、キャリア決済、PayPal(ペイパル)決済の6種類です。
準備の手続きが面倒で、不要だと思った決済方法はチェックを外したりするなど、導入しないということもできます。

4.デザインの設定

デザインの設定画面

最後に、デザインの設定です。
BASEには有料のものから無料のものまでさまざまなテーマがあります。
自分のショップのイメージに合うテーマを選んで、オリジナルのロゴや背景を入れるなど、デザインをカスタマイズしていきましょう。
デザインができましたら、ショップを公開して商品を販売していくことができます。

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おわりに

今回は、簡単にECサイトを作ることができるサービスBASEについてご紹介しました。
BASEは本格的なECサイトを運営するには少し物足りない部分はあるものの、手軽に始めたい人や初心者にはもってこいのサービスです。
これから、さまざまな業界の方がECサイトを作ろうと考えて来ることが予想されるため、このように初心者でも手軽に作れるサービスは今後も伸びていくでしょう。

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