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アフィリエイト広告の仕組みやメリットを分かりやすく解説

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アフィリエイト広告の仕組みやメリットを分かりやすく解説
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販売促進や問合せを増やす広告手法の一つに「アフィリエイト広告」があります。アフィリエイト広告は、「アフィリエイター」と呼ばれるブロガーなどのWebサイト上に広告を掲載してもらい、成果が発生したときに初めて広告費用が発生します。

矢野経済研究所の調査によると、2018年度の国内アフィリエイト市場は前年度比112.2%の2,933億円の見込み、2022年度には5,368億円に達すると予測されています。市場が広がる中、マーケティング施策の一つとして導入を検討されている企業も多いでしょう。

国内アフィリエイト市場規模推移と予測グラフ

引用元:矢野経済研究所国内アフィリエイト市場調査

アフィリエイト広告を上手に活用することで、広告コストを抑えながら売上を伸ばすことができます。しかし、仕組みが難しそう、アフィリエイターの探し方がわからない等の理由で広告導入を見送っている方もいるかもしれません。

今回は、アフィリエイト広告の仕組みや使い方、メリット・デメリットについて解説します。その良さとリスクを理解した上で、導入するか検討してみてください。

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アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告は、成果報酬型の広告形態です。メディアサイトを持つブロガーが商品をサイトで紹介し、それを見たユーザーが商品を購入すると成果報酬がメディアサイトに支払われます。アフィリエイト広告の成果報酬は、商品購入以外にも会員登録や資料請求、来店など様々あります。

アフィリエイトの仕組みを理解するために必要な登場人物を解説していきます。

アフィリエイトの広告主とは

広告主とは、広告を出稿する企業や人です。商品の販売促進をしたいと思ったとき、出稿依頼が必要です。メディアサイトと広告主が直接出稿を提携することも可能ですが、多くはASPの業者を通して広告主は出稿依頼します。

メディアサイトのページを見ているユーザーが、ページ内にある広告をクリックして「成果(購入など)」に到達すると、広告主が成果報酬費用をASP業者に支払い、ASP業者からメディアサイトに報酬が支払われます。

アフィリエイターとは

アフィリエイターは広告主の商品を紹介してくれる役割をしてくれます。広告主側が出稿してほしいサイトを探して指名することもありますが、多くはアフィリエイター自身が紹介したい商品を探すケースが多いです。

商品を紹介するにあたって、既にあるメディアサイトに1コンテンツとして商品紹介する方もいれば、アフィリエイト広告のために新しくWebサイトを制作する方もいます。

アフィリエイターが報酬を得るためには、自分のメディアに掲載した広告を経由して成果が発生することが必要です。そのため、単に広告を掲載するだけではなく、積極的に宣伝活動を行ってくれます。

ASPとは

ASPとは、Affiliate Service Providerのことをいいます。商品を販売促進した広告主と商品を紹介することで報酬を得たいアフィリエイターをつなぐプラットフォームを提供する会社です。広告主側は出稿状況を管理画面で確認でき、アフィリエイター側は売りたい商品・サービスを選び、成果の発生状況を管理画面で確認することができます。

ASPが広告主とアフィリエイターを仲介することで、広告主は個人のアフィリエイターとやり取りするがほとんどなく、多くのメディアサイトに広告出稿することが期待できます。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告とは、Webサイトを運営しているアフィリエイターが、自分のメディアで広告主の商品やサービスを紹介する広告です。メディアを見たユーザーが広告素材をクリックすると、ASPを通じて広告主のサイトへと移動します。

一般のインターネット広告(検索連動型広告やディスプレイ広告など)と大きく違うのは、報酬発生のタイミングです。通常はクリック時やインプレッション時に費用が発生しますが、アフィリエイト広告の場合は広告主がどのタイミングで報酬が発生するかを決められます。掲載条件や広告費を自由に決められるのが大きなメリットで、例えば「商品を購入したとき」「資料請求をしたとき」など、広告主が決めた成果が発生したときに初めて報酬が発生するという使い方もできます。

アフィリエイト広告の流れ

広告出稿から報酬発生の流れについて解説します。

アフィリエイト広告の成立には、前述した広告主、アフィリエイター、ASPの3者の関係性が重要です。

簡単に広告の流れを説明すると、

  • 広告主がASPに登録する
  • アフィリエイターが広告を掲載する
  • 報酬が発生する

という3ステップです。
以下で各項目について詳しく説明します。

①広告主がASPに登録する

売りたい商品・サービスのある広告主が、ASPに広告を登録します。何を成果にするか決めて、報酬単価を決めます。成果は対象によって違います。Webサイトへの送客がメインであれば「クリック」、商品の宣伝であれば「購入」、スクールであれば「資料請求」、エステサロンであれば「予約」などが成果に該当します。

報酬単価は、どういった課金形態にするかによっても変わります。購入であれば商品代金の10%、資料請求1件につき5,000円などと決めます。低すぎる報酬だとアフィリエイターのモチベーションが上がらず成果につながらないため、競合他社も見ながら適切な価格設定を考えましょう。

②アフィリエイターが広告を掲載する

ASPの登録内容の中から自分のメディアに合う広告を選び、アフィリエイターが広告を掲載します。アフィリエイターの掲載登録は全て承諾を得られるわけではなく、広告主の審査基準で登録を断られるケースもあります。広告主側から、成果を見込めると判断したページやアフィリエイターに掲載してほしいとアフィリエイターに直接依頼が来ることもあります。広告主側から直接掲載依頼が来る場合、特別な報酬単価を設定した上で、掲載依頼が来ることもあります。

③報酬が発生する

広告を経由して①で設定した成果が達成されると、報酬が発生します。広告主はASPに広告費用を支払い、アフィリエイターはASPから報酬を受け取ります。広告費用の中には、ASPへの手数料も含まれます。

アフィリエイト広告の流れイラスト

アフィリエイト広告の成果報酬の種類

アフィリエイトの報酬を決めるための要である「成果」の捉え方です。大きく分けると、クリック報酬、成果報酬、インプレッション報酬の3つに分類できます。

クリック報酬

アフィリエイターが掲載した広告素材をユーザーがクリックし、広告主のWebサイトに送客した時点で成果が発生します。ディスプレイ広告と似たようなイメージです。
報酬単価は低いですが、クリックしただけではコンバージョンにつながるとは限らないため、効果検証には慎重になる必要があります。

例えば、たくさんのクリックが予想されるポイントサイトなどがアフィリエイト広告を掲載すると、短期間で広告費が膨れ上がる可能性があります。クリック報酬を許可するサイトを精査し、レポートを見ながら無駄なクリックがないかの判断が欠かせません。

成果報酬

アフィリエイト広告をクリックしたユーザーが、商品購入や資料請求、問い合わせ、見積もり、予約、会員登録など、実際にコンバージョンに達成したと認められた場合にのみ報酬が発生する仕組みです。1件あたりの広告費は他の方法と比べて高いですが(購入金額の10%や問い合わせ1件につき5,000円など)、その分確実に売上につながるコンバージョンが得られます。

アフィリエイターにとっても、高額な報酬を得るためには広告を見たユーザーがコンバージョンすることが必要なので、積極的にアピールしてくれます。コンバージョンにつながった広告にのみ広告費が発生するため、広告主としてはコストパフォーマンスの良い広告といえます。

インプレッション報酬

アフィリエイターがブログやWebサイトに掲載した広告が「表示されるだけ」で報酬が発生するという仕組みの報酬形態です。表示回数型とも言われます。

広告を見たユーザーの行動に関係なく報酬が発生するため、報酬単価としては低いです。また、成果につながっているかどうかが分からないので、広告主としては有効性が判断しにくい形態ともいえます。

おすすめの報酬体系は?

広告を運用する目的にもよりますが、最終的には「コンバージョン数を増やし、売上をアップさせる」ことが大きな目標です。アフィリエイト広告の強みは、コンバージョンを基準として成果が発生させられるという点にあるので、その強みを最大に活かすためにも、基本的には「成果報酬型」での出稿がオススメです。

クリック課金やインプレション課金のインターネット広告媒体は他にもあるので、それらと使い分けることが大切です。

アフィリエイト広告を運用するメリット

アフィリエイト広告を導入すると次のメリットがあります。
(※ここでは、「成果報酬型」の報酬形態を前提にお話します)

コストパフォーマンスが良い

成果報酬型のアフィリエイト広告の場合、ユーザーがコンバージョン(購入や問合せ)したタイミングで費用が発生するため、費用対効果が高いです。クリック課金やインプレッション課金の広告の場合、商品・サービスを認知し、Webサイトに遷移したとしても、コンバージョンにつながらない可能性があります。いくら広告単価が低くても、売上が得られなければ意味がありません。

もし売上が発生しなければ、その分の広告費もかからないのが特徴です。報酬も自由に設定できるので、無駄な広告費の削減つながります。

第三者からの商品・サービス宣伝

商品やサービスについて、各アフィリエイターがユーザーに詳しく説明してくれます。広告ではありますが、ユーザーの立場からの口コミに近い宣伝になるので、ユーザーの心に響きやすいです。アフィリエイターにとっても、自分が報酬を得るには、商材を丁寧に説明してコンバージョンにつなげることが必須です。魅力的なコンテンツを作成してくれるアフィリエイターに出稿してもらえば、ユーザーの意欲も高まり、多くのコンバージョンにつながります。

広く認知度を広げられる

アフィリエイターのメディアを通し、商品やサービスの紹介ができます。直接コンバージョンにつながらなくても、多くのユーザーにリーチし、認知度を高めることができます。PV数の多いメディアに掲載されれば、その影響はさらに大きくなります。

アフィリエイト広告をおすすめするサービス

アフィリエイトは低コスト・低リスクが魅力の広告ですが、商材や広告の目的によっては思ったような成果が得られない可能性もあります。自社の商材とマッチしているかを考え、不向きと判断した場合には他の広告の検討をおすすめします。

では、業種別に、アフィリエイトに向くサービス・商品をチェックしましょう。

ECサイト、物販、通販サイト

商品を「紹介~購入」という流れがシンプルで、アフィリエイターも紹介しやすいです。コスメや健康食品の場合は、単品購入のユーザー獲得というよりも、定期購入の新規顧客獲得を狙うことができます。

アフィリエイターのサイト内で商品紹介をしてもらえるので、第三者からの評価となりユーザーの購入意欲が後押しされます。購入につながらなくても、広告費をかけずに認知度を高めることができます。

エステやクリニック

資料請求や初回予約を成果として広告が設定されていることが多いです。実際の体験予約につながれば、そこから継続的な売上につながります。報酬相場も高いため、アフィリエイターも力が入ります。競合との差にも注意しながら、大手メディアに掲載されるように調整が求められます。

会員登録

会員登録数を増やしたい場合、アフィリエイトでたくさんのメディアで紹介されることで獲得件数を増やせます。実際に会員登録しているアフィリエイターからの紹介であれば、ユーザーに有益な情報も発信され、登録につながります。

アプリダウンロード

ゲームを始め、スマートフォンやタブレットのアプリダウンロードを目的としたアフィリエイト広告もあります。メディア露出を通じた認知度向上も見込めます。

参考:アフィリエイトに不向きな例

次のような事例は、アフィリエイトにはあまり向いていません。

  • 対象ユーザーが限定されている(地域、性別、年代など)
  • 対象ユーザーがネットユーザー層とずれている(例、高齢者向け商材)
  • 短期間で勝負したい
  • BtoBのサービス

運用する際の注意点

アフィリエイトは万能な広告形態に見えるかもしれませんが、必ずしも期待する効果が得られない可能性もあります。運用上の注意点として、次のことを理解しておきましょう。こういったデメリットも認識した上で、導入するかを決めてください。

固定費がかかる

成果が発生しない限り広告に対する報酬は生じませんが、ASPを使うための利用料・初期費用がかかります。ASPによっては、デポジットが必要なケースもあります。

アフィリエイターに選ばれるとは限らない

ASPに登録しても、アフィリエイターが紹介に値する案件でなければ広告出稿につながりません。「紹介したくなる」情報として、競合との優位性や魅力的な報酬を提示しましょう。

成果が出るまで時間がかかる

アフィリエイターが選び、サイトに掲載してもらうまでにはやや時間がかかります。登録してすぐにメディアに出稿されるわけではないので、短期的なプロモーションは難しく、中長期的な施策として考えましょう。

おわりに

アフィリエイト広告は、広告主にとってコストパフォーマンスのよい広告形態です。商材や広告の目的にもよりますが、マッチする場合は導入を検討してみましょう。

 

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