WEBマーケティングのトータルサポートならディーエムソリューションズ株式会社
0120-934-226受付時間 平日9:00~18:00

SEOの伸びしろ「検出 – インデックス未登録」の表示内容解説と解決方法

このエントリーをはてなブックマークに追加

Search Consoleのページインデックス登録レポートで「検出 – インデックス未登録」と表示され困っていませんか? ここでは「検出 – インデックス未登録」の内容を解説し、表示されてしまう原因と対処方法を詳しく解説します。

 

誰でも簡単にSEO対策ができるIntimateSEO

ステータスの内容について

それでは「検出 – インデックス未登録」の内容について、確認していきましょう。

「検出‐インデックス未登録」の確認画面
Search Consoleでは、[インデックス] > [ページ]から下記の画像のように表示されていると思います。

 

 

このステータスの内容について、GoogleのSearch Consoleヘルプには、下記のように記載されています。

検出 – インデックス未登録
ページは Google により検出されましたが、まだクロールされていません。これは通常、Google が URL をクロールしようとしたものの、サイトへの過負荷が予想されたため、クロールの再スケジュールが必要となった場合です。そのため、レポート上で最終クロール日が空欄になっています。

(引用)Search Console ヘルプ. 「インデックス カバレッジ レポート

まずは、「インデックス」「インデックス登録」の用語について確認しておきます。

Googleによると、「インデックス」「インデックス登録」とは下記のようなことです。

インデックス
Googleは認識したすべてのウェブページを「インデックス」に格納します。各ページのインデックスエントリには、そのページのコンテンツと場所(URL)が記述されています。「インデックスに登録する」とは、Googleがページを取得し、そのページを読み込んで、インデックスに追加することを意味します。たとえば、「今日、私のサイトのいくつかのページをGoogleがインデックスに登録しました」のように使います。

インデックス登録
インデックス登録とは、Googleがページを検出(クロール)し、ページのコンテンツを処理して Googleインデックスに登録することで、Google検索結果や、その他のGoogleサービス(Discoverなど)でそのページを表示できるようにすることを意味します。

(引用)Google Developers|Google検索セントラル|ドキュメント「SEO スターター ガイド: 基本

(引用)Search Console ヘルプ「インデックス カバレッジ レポート

 
 

どのような意味なのでしょうか?

「Googleは、クロールによりページは検出しました。しかし、このページをクロールするとサイトが過負荷になってしまうことが予想されるため、このページへのクロールを中止しました。」という意味です。

Googleのクローラは、このページをクロールしていません。クロールしていないということは、インデックス登録されていないので、検索結果にも出てきません。

 

考えられる原因について

なぜ「検出 – インデックス未登録」がSearch Consoleのページインデックス登録レポートに表示されるのでしょうか?

下記のことが、原因として考えられます。

  • 該当ページをクロールするとサイトへの過負荷が予想された
  • 重要ではないページと判断された
    • – 内部リンクが張られていない「孤立したページ」
    • – アクセスが少ないサイト
    • – ディレクトリが深いページ
    • – 低品質なページ

 

解決方法

インデックス登録されずに検索結果に出てこないのは、サイト運営上、大問題です。

どのように解決したらいいのでしょうか? 解決方法を見ていきましょう。

 

下記のGoogleが提供するドキュメントも「検出- インデックス未登録」に分類された場合、ご一読いただくと解決のヒントがあるかもしれません。

インデックス登録されていないURLの確認

まずは、インデックス登録されていないURLを確認しましょう。

Search Consoleの[インデックス] > [ページ]の順に表示すると下記のようにカバレッジの詳細が表示されます。
「検出-インデックス未登録」の項目を選択

「検出 – インデックス未登録」の項目をクリックすると該当するURLが表示されます。
「検出-インデックス未登録」の対象URLリスト

該当URLの修正

なぜクロールされないのか、クロールしてもらえないとインデックスに登録されません。インデックスに登録されなければ検索結果に出てきません。該当URLがどのような状況なのか確認し、修正していきましょう。

 

­ 該当ページをクロールするとサイトへの過負荷が予想された

Googlebotには、クロール中にサイトが過負荷にならないようにするアルゴリズムがあります。

新しいページをいっきに大量に追加した時や、サイト内のコンテンツにすぐれた情報が掲載されている時など、想定以上にクロールされてしまう可能性があり、過負荷の状態となります。

また、robots.txtなどでサイトの大部分をクローラからブロックしていたのを解除した場合なども過負荷になる可能性があります。

 

何万ページ以上もある大規模サイトや10,000ページ以上の中規模サイトで日常的にコンテンツが変更されるサイトであれば、上記のような過負荷が想定されますが、10,000ページ以下の中規模サイトや小規模サイトの場合は、下記のような原因も考えられます。

 

サイトの反応が遅い場合やサーバーのエラー率が高い場合、クローラはリクエストを抑制してサーバーが過負荷にならないようにします。Search Consoleのクロールの統計情報レポートで、サイトの反応が遅くなっていないか確認してください。

 

Search Consoleのクロールの統計情報レポートをみるには、「Search Consoleの[設定] > [クロールの統計情報]」の「レポートを開く」をクリックするとレポートが表示されます。

クロールの統計情報の選択ボタン
 

­ 重要ではないページと判断された

どのようなときに重要ではないページと判断され「検出 – インデックス未登録」と表示されるのでしょうか?

 

内部リンクが張られていない「孤立したページ」

2019年に英語版オフィスアワー(https://www.youtube.com/watch?v=CxnLVWhc0Lc&t=3269s)において、Googleのジョン・ミューラー氏は「2年以上インデックスされない」という質問に対して「サイトマップでURLを送信しただけではダメ。内部リンクが張られていない場合、あまり重要でないページとみなされインデックスされないこともある」と回答しています。

こういった内部リンクがどこからも張られていない「孤立したページ」にならないようにしてください。

 

アクセスが少ないサイト

クローラはユーザーの訪問が多いサイトのクロールを優先して行う傾向にあります。このため、アクセスが非常に少ないサイトは、クロールする価値が薄いと認識されてしまう可能性があります。

 

ディレクトリ階層が深いページ

ディレクトリ階層があまりにも深い場合、Googleのゲイリー・イリーズ氏によると「ディレクトリ階層の深い場所にあるページは重要ではないと認識され、クローラがそのページを見つけるのに時間がかかる」と発言しています。

通常のサイト運用では、4~5階層くらいまでが一般的で、あまり深くなることはないと思いますが、何十、何百階層も深い階層になっていたら問題が出てくることも考えられます。

ディレクトリ階層が深いことが原因で「検出 – インデックス未登録」が表示されている可能性も考えられます。シンプルなURL構造にし、Googleがページを検出できるようにすることが大切です。

 

低品質なページ

何万ページもある大規模・中規模サイトの場合、Googleはすべてのページをインデックス登録しません。

低品質と認識されたページがあった場合、関連する別のページと統合するなどして、コンテンツを高品質化するようにしてください。

 

インデックス登録をリクエストする

該当URLの修正後、Search Consoleの「インデックス登録をリクエスト」からインデックス登録をリクエストし、数日~2週間程度待ってください。変わらず表示されている場合は、もう一度修正を行い「インデックス登録をリクエスト」を行います。
 
Googleサーチコンソールのインデックス登録画面

「検出 – インデックス未登録」についてのよくある質問

ページがインデックス未登録の状態でも問題ありませんか?

robots.txtやnoindexメタタグによってブロックされているページ、重複ページ、インデックス登録の対象として適切でないページ(さまざまな種類のフィルタが適用されたページのバリエーションなど)については、Googleはインデックスに登録しません。インデックス登録してほしいページであれば、インデックス登録されない理由を調査する必要があります。Googleが提供しているドキュメントを参照して修正してください。また、ご自身では原因がわからない場合などは、当社のSEOコンサルティングサービスにご相談ください。

サイトの大部分が「検出- インデックス未登録」に分類されてしまいました。原因がわかりません。

コンテンツの価値を上げることができれば、インデックス登録がされる可能性があります。コンテンツの価値を高める可能性を模索しましょう。内部リンクやディレクトリ階層を見直すことも必要です。

インデックス登録してほしいページが「検出 – インデックス未登録」になり「インデックス登録をリクエスト」しても一向にインデックスされません。どうしたらいいでしょうか?

対象ページがクロール拒否やインデックス拒否となっておらず、内部リンクやサイトマップなどから自然にクロールできる状態であれば、インデックス登録されるのを待ちます。インデックス登録には時間がかかることもあります。また、必ずインデックス登録されるというわけでもありません。

しばらく様子を見ながら、「Googleと相性の良いサイトを作成する方法」や「質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス」を参考に、ユーザーに向けた良質なサイト作りを行うことが大切です。

まとめ

Search Consoleのページインデックス登録レポートで「検出 – インデックス未登録」と表示された場合のステータス内容・原因・解決方法を解説しました。

サイト運用側としてできることは、日ごろからユーザーやGoogleに評価してもらえるような質の良いコンテンツを製作していく以外ありません。それでも公開したページのすべてがインデックス登録されるとは限らないのが実情でもあります。

Search Consoleで「検出 – インデックス未登録」が出てもあわてずにひとつずつ確認し修正しましょう。

対応が難しい、原因がわからないなどございましたら、当社のSEOコンサルティングサービス(https://digital-marketing.jp/service/seo-service/)でお手伝いできたら幸いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
Avatar photo

digital-marketing

デジタルマーケティング研究所では、デジタルマーケティングの施策・広告・技術を、分析・実装・検証して、WEB担当者・マーケティング担当者の方の役立つ情報を発信していきます。
お役立ち資料ダウンロード
SNSでフォロー
問い合わせ数5倍 1,000社以上の実績
ウルロジ EC事業特化型 物流アウトソーシング
セルマーケ
月額3万円で始められるSEO対策なら「IntimateSEO」

今話題のAIによるコンテンツ自動生成機能も!SEO対策に本当に必要な機能だけを搭載した使いやすさとコストパフォーマンスに優れたWeb集客支援ツールです。


Contactお問い合わせ

Webマーケティングに関わる施策全般をワンストップで
ご提供します。
お気軽にご相談ください。

関連資料ダウンロードはこちら
サービスのお問い合わせはこちら

Webマーケティング最新ニュースのレポートや無料セミナーの先行案内が届く、お得なメルマガ配信中!

Webマーケティング最新情報をお届けするDMSメールマガジン
東京営業所
東京都武蔵野市御殿山1-1-3 クリスタルパークビル2F
電話番号 0422-77-1087 FAX番号 0422-57-2761
大阪営業所
大阪府大阪市北区堂島1丁目5-30 堂島プラザビル10F
電話番号 06-7176-3367 FAX番号 06-7176-3368
Copyright © 2024 DM SOLUTIONS Co.,Ltd. All rights reserved.