キーワードスタッフィングに対する罰則
この記事をご覧いただいている皆様へ。
このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。
サイト内ところかまわずキーワードを盛り込むことによって上位表示を狙うキーワードスタッフィング。
タイプ的にはアルゴリズム自動判定型のペナルティに該当するケースがありますが、実はよほどやり過ぎない限り発動することはありません。
しかし、「ぺージのコンテンツが正しく判断されなくなる」というマイナス要因があるため、結果的に上位表示が困難になります。
キーワードスタッフィングは「優れたコンテンツ」と認識されにくくしてしまう
テキストライティングやLSI、チャンク(塊)の概念と画像・動画で解説している通り、Googleは総合的に見たコンテンツの充実度合いを評価しています。
確かに検索エンジンにページのテーマを認識させることは重要ですが、やり過ぎることによってGoogleから見たコンテンツの充実度合いが低下し、結果的に上位表示が極めて困難になってしまいます。
そもそもGoogleはユーザーから見て有益でないページに高い評価を与えようとはしません。ユーザーから見ても検索エンジンから見ても自然であることが重要なのです。
キーワードスタッフィングの排除で激的に順位が改善したケース
以下はYahoo!Japanの月間検索回数40,000回のキーワードで対策を施したサイトの<title>、<h>タグ、<mata name=”description”>、本文中テキスト、サイト内リンクなどに徹底的にキーワードが盛り込まれていたものを3割り程度まで削減した半月後のサイトの動きです。(2010年7月。YahooはYST時代。おそらく通称TDPと呼ばれるペナルティを受けていた)

決して知名度の高いサイト・会社さんではありませんが、Yahoo、Google共に100位圏外から一気に20位前後まで順位を戻し、現在(2011年6月)では業界大手のサービスと並んで4位に位置しています。
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