オールドドメイン(中古ドメイン)を購入するリスクと注意点
この記事をご覧いただいている皆様へ。
このページは、SEO情報ブログ「ディーエムソリューションズの社員が作った、【SEOまとめ】」にて公開されていた記事であり、2014年12月にデジタルマーケティング研究所へ統合されました。
時間の概念やリンクエイジの影響力が大きくなるに連れ、期限切れとなったドメイン名をドメインオークションなどで買い付けてコンテンツを載せ替え、サイト開設後すぐに上位表示を狙おうとする手法が流行しました。こうしたオールドドメインを使用する場合、当然ですが自分の好みのドメイン名を選ぶことはできません。
古いドメインが有効なのではなく、古いリンクが効果を発揮している
誤解しないでいただきたいのは、古いドメインそのものが有利に働いている訳ではなく、そのドメインに昔から設置されていたリンクが効力を発揮しているということです。
従って、コンテンツを載せ替えたことにリンク元のサイトオーナーが気づき、外部リンクを剥がされた場合はオールドドメインの効力は薄れます。
関連性の評価によって徐々に無効化されつつあるオールドドメインの恩恵
さらに問題になるのがリンク元とリンク先の関連性です。自分がこれから立ち上げようとするサイトと全く同じテーマのオールドドメインなどそうそう見つかる物ではありません。ほとんどのオールドドメインの旧コンテンツは言語すら異なります。
こういったさまざまな事を考慮して、Googleは徐々にオールドドメインの使用を看破し、これまで有効であった恩恵を無効化しています。
「SEOまとめ」はオールドドメイン非推奨
上記のような理由から、私は新規サイトに対するオールドドメインの使用をお勧めしていません。良質、と言われるオールドドメインはコストがかかる上にメリットは日に日に乏しくなっており、将来的にはペナルティの温床となる危険性すらあると思います。
WEBサイト制作の目的はほとんどの場合プロモーションだと思います。そもそも、ブランドの一部であるドメイン選びを放棄して、プロモーションといえるのでしょうか?
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