2018.10.22アクセス解析

Googleキーワードプランナーの使い方とキーワード選定のポイント

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Googleキーワードプランナーを利用すれば、リスティング広告のキーワード設計やコンテンツサイトのタイトル案が手軽に作成できます。

ウェブマーケティング担当者なら、Googleキーワードプランナーを利用した具体的な根拠にもとづく、マーケティング戦略を立て、結果を出すことが常に求められます。

「なんとなく、アクセスがありそうだからキーワードとして選定した…」では、PDCAサイクルを回すことができず、結果を出すことが難しいでしょう。

しかし、Googleキーワードプランナーの使い方を習得すれば、キーワードが収益につながるキーワードなのか、判断できるようになり、今以上に結果を出せる可能性があります。

そこで今回は、Googleキーワードプランナーの使い方、戦略を考える際のポイントについてご紹介します。

Googleキーワードプランナーとは?

Googleキーワードプランナー

Googleは、広告配信者に対して情報収集の効率化を実現するため、Googleキーワードプランナー(以下、キーワードプランナー)と呼ばれるツールを提供しています。

キーワードプランナーは、調査対象としているキーワードの検索ボリュームや関連キーワードをすぐに調べることができます

他にも、対象キーワードを分析することで、競合性の高さやデバイスごとの検索動向、推奨入札単価などを調べることができるためとても便利なツールです。

キーワードプランナーでは、商品やサービスの販促をしていくにあたり、大切な指標が数多く登場しますので、指標の意味を知るだけでもWEBマーケティングに必要な知識も身につけることもできます。

※2018 年 7 月 24 日より、Google AdWordsではなく、Google 広告という名称に統一されています。

キーワードプランナーの登録(AdWordsの登録)の仕方

これから、キーワードプランナーの登録方法を簡単に説明します。まだ登録が完了していない方は、下位のURLよりキーワードプランナーの登録作業を進めてください。

参考サイト : Googleキーワードプランナー

上記のURLにアクセスして、画面右上でのログインをクリックします。

Googleキーワードプランナーの登録方法①

普段から使用しているGoogleアカウントを選びます。このとき、Googleアカウントを所有されていない方は、アカウントの新規取得から始めましょう。

Googleキーワードプランナーの登録方法②

手順に沿って進んでいくと、「お支払い情報の確認」などの画面が表示されますので、指示通り入力してきます。個人情報ですので、入力内容をお見せしながら説明することができませんが、指示通りに進めれば、登録が完了します。

登録が完了すると、左上に「すべてのキャンペーン」と書かれた画面が開きますので、右上での「ツール」をクリックして、画面左側の「キーワードプランナー」をクリックします。

Googleキーワードプランナーの登録方法③

最終的に、下記のキーワードプランナーのホーム画面が開けば問題ありません。

Googleキーワードプランナーの登録方法④

キーワードプランナーを使用するときは、「ツール」→「キーワードプランナー」の手順で素早くホーム画面を表示できるため、覚えておいてください。

キーワードプランナーの基本操作

では、キーワードプランナーの基本的な操作方法をご紹介します。その中で、重要な指標についても説明しますので、どんな意味を持っているのか、概要について知っておきましょう。

キーワード検索機能で使われる大切な指標

まずは、キーワードプランナーの「キーワードを検索」という機能から使ってみましょう。

Googleキーワードプランナーの使い方①

下記の画面のように、リサーチしたい対象キーワードを入力して、「開始する」ボタンをクリックします。ここでは、“キーワードプランナー”など自分が調べたいキーワードを入力しましょう。

Googleキーワードプランナーの使い方②

すると、下記のようなリサーチ結果が表示されるかと思います。

Googleキーワードプランナーの使い方③

どんなデータが導き出されたのか知るために、指標の意味を理解しましょう。

平均検索ボリューム

検索ボリュームとは、対象キーワードが月間にどれくらい検索されているかを意味する重要な指標です。キーワードプランナーを理由するうえで、もっとも気にするべき重要な指標です。

この数字が大きければ、検索ユーザーが注目しており、一定の検索ニーズがあることがわかります。万が一、検索ボリュームがなければ、あまり人気がなく、検索ニーズが少ないことがわかります。

1点注意したいポイントがあります。広告運用をしていると詳細な「月間平均検索ボリューム」を把握することができます。しかし、広告運用をしていないアカウントは「月間平均検索ボリューム」が正確な数値で表示されません。100~1万回など、非常に幅の広い値となってしまいますので注意しましょう。

競合性

競合性とは、対象キーワードで広告を出稿したときの他社業者との競合性の度合いを意味します。「高」と表示されている場合、ライバルが多いことを意味します。
逆に、「低」となっていれば、ライバルが少ないキーワードだと判断できます。

入札単価(低額帯)と(高額帯)

入札単価とは、対象キーワードで広告出稿を行った場合に発生する広告費用のことです。(低額帯)には、入札単価が低いときのおおよその料金が掲載されています。一方で、(高額帯)には、入札単価が高いときのおおよその料金帯が掲載されています。

このとき、入札単価が高ければ、他社業者が上位表示したい収益性が高いキーワードだと判断できます。

各キーワードの入札単価を知ることは、広告出稿する際にとても重要な指標になります。

関連キーワード

下記画像の左側にキーワードが一覧表示されていますが、これは検索したキーワードとの関連性が高いキーワードになります。

Googleキーワードプランナーの関連キーワード

上記画像の「月間平均検索ボリューム」や「入札単価(低額帯)」、「入札単価(高額帯)」をクリックしてみてください。

すると、対象キーワードで抽出されたデータを昇順または降順に変えられます。「月間平均検索ボリューム」を降順に変更すれば、検索ユーザーから需要のあるキーワードが上位表示されます。

また、「ページ上部に掲載された広告の入札単価(低額帯)」や「ページ上部に掲載された広告の入札単価(高額帯)」を降順にすれば、出稿単価が高いキーワードを把握することができます。

キーワードをcsvファイルでダウンロードする方法

キーワードプランナーで抽出されたデータは、csv形式のファイルとしてダウンロードできます。画面右上の「キーワード候補をダウンロード」をクリックしてみましょう。

Googleキーワードプランナーでキーワードをcsvファイルでダウンロードする方法

すると、キーワードプランナーで抽出されたキーワードが一覧で並んだcsvファイルが自動的にダウンロードされます。

ちなみに、下記がダウンロードされたファイルです。上部の項目が英語で掲載されていますが、キーワードプランナーの画面と見比べれば、どんな指標なのか判断できるため、日本語に書き変えデータを活用しましょう。

GoogleキーワードプランナーでDLしたcsvファイル

Excel上で、昇順・降順機能を搭載し、必要なデータをいつでも抽出できるようにしておけば、上司に「なぜ、このキーワードを選んだのか説明してほしい。」と回答を求められても、データを参照しながら冷静に説明できます。

戦略を考える際のポイント

キーワードプランナーの基本的な操作方法を習得したら、マーケティング戦略を考えるうえで大切なポイントをご紹介します。今回は、主に下記の2通りの業務内容を想定し、キーワードプランナーを使って戦略を立てていきます。

  • リスティング広告を運用するため、キーワード選定を実施する
  • コンテンツマーケティングで流入が獲得できるタイトル案を作成するためのキーワードを選定する

2つの業務内容は、ウェブマーケティング担当者の日常業務ともいえるものなので、キーワードプランナーのオプション機能を使いこなせるようになりましょう。

関連キーワードをしっかりとチェックする

キーワードプランナー単体で使い方を習得することも大切ですが、他のツールと併用して使用すると、より多くの関連キーワードをピックアップすることができます。おそらく、上位表示すべきキーワードや獲得したいコンバージョンキーワードがプロジェクトで決定していると思いますので、サジェストキーワードツール使って、関連キーワードを抽出しましょう。

サジェストキーワードとは、Googleなどの検索エンジンでユーザーがキーワードを入力したキーワードと一緒に検索される関連性の高いキーワードです。そのため、サジェストキーワードを分析することで、キーワードをより詳細に洗い出すことができます。

この際にオススメなのがgoodkeywordです。

参考サイト : goodkeyword

キーワードプランナーのように簡単にサジェストキーワードを抽出することができます。

キーワードを入力して検索すれば、下記のような表示になります。

goodkeyword

画面右側に、キーワードの一覧が表示されるため、まとめてコピーしましょう。

コピーした後は、全く関連性のないキーワードデータが多く含まれていないか確認して、不要なキーワードは削除しましょう。

次に、キーワードプランナーホーム画面の「検索ボリュームと検索の予測を取得しましょう」をクリックします。

Googleキーワードプランナーの「検索ボリュームと検索の予測を取得しましょう」①

先ほど、コピーした内容を、下記の画像のようにすべて貼り付け、開始ボタンをクリックします。

Googleキーワードプランナーの「検索ボリュームと検索の予測を取得しましょう」②

そして、「過去の指標」をクリックしましょう。すると、月間平均検索ボリュームや競合性について簡単に調査できます。

Googleキーワードプランナーの「検索ボリュームと検索の予測を取得しましょう」③

季節要因が強いキーワードは期間を指定する

販売予定の商品やサービスの売上やコンバージョン数が季節によって大きく異なることがわかっているのなら、キーワードの調査期間を指定しましょう。キーワードプランナーの右上には、カレンダー機能が搭載されています。

Googleキーワードプランナーで季節要因が強いキーワードを調査する方法

日付をクリックすると、カレンダーが表示され、予測データとして抽出する期間を指定できます。この機能を使えば、売れる時期と売れない時期の比較表や通年でどのような差が発生するのか、1ヵ月ごとに推測できます。

デバイスごとの検索動向を把握する

「検索ボリュームと傾向を取得」に調査対象とするキーワードを入力し、「検索ボリュームの動向」をクリックします。

Googleキーワードプランナーでデバイスごとの検索動向を把握する方法①

「プラットフォーム別の内訳」をクリックすると、モバイルと合計の差をグラフで確認できます。

Googleキーワードプランナーでデバイスごとの検索動向を把握する方法②

これで、デバイスによる比率を確認できます。スマホユーザーがどれくらいの割合で存在するのかを知るうえで欠かせない機能なので、利用していきましょう。

「リンク先キーワード検索」や「商品カテゴリ」を利用して調査する

旧キーワードプランナーには、リンク先のキーワードを調査する機能や商品カテゴリでフィルターをかけながら検索する機能があります。

旧キーワードプランナーは、「以前のキーワードプランナーを開く」クリックすることで利用できます。

Googleキーワードプランナーで「リンク先キーワード検索」や「商品カテゴリ」を利用して調査する方法①

まずは、キーワードプランナーのホーム画面にある「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックしてください。

Googleキーワードプランナーで「リンク先キーワード検索」や「商品カテゴリ」を利用して調査する方法②

今回は、「ランディングページ」に弊社のURLを記述し、「商品カテゴリ」にウェブデザイン、開発と入れてみました。すると、調査対象となるURL内で商品カテゴリに関連するキーワードを抽出できます。

Googleキーワードプランナーで「リンク先キーワード検索」や「商品カテゴリ」を利用して調査する方法③

これにより、他社がどのようなキーワードでコンバージョンを獲得しようとしているのか、キーワードプランナーで調査できます。キーワードサジェストツールの単体使用では、ここまで深くリサーチすることはできませんが、キーワードプランナーの有料版を併用することで幅広くキーワードを調査できます。マーケティング戦略を立てるときは、これらの機能を使いながら土台となる資料を作り上げましょう。

おわりに

今回は、キーワードプランナーの基本操作や戦略を考える際に、参照すべきポイントを中心に紹介しましたが、具体的な使い方について習得できたでしょうか?

今回は、基本的な使い方についてご紹介しましたが、下記記事では、リスティング、コンテンツマーケティング、それぞれのキーワード選定で注意をしたいポイントをより詳細にご紹介していますので、ぜひこちらも見て知識を身につけてください。

 

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